菅野 葉菜

カメラマンとしての、「CHILL写真館」立ち上げ。 武蔵新城の「CHILL」という、食とアートが楽しめる複合施設にて、専属の学生フォトグラファーとして活動させて頂いていたが、そのCHILLでの新事業として写真館を立ち上げ、運営をしている。 ここで目指したことは、「複合施設CHILLの特徴を活かしつつ、新しい価値を生み出すこと」だ。「CHILL」は「上品なカオス」をモットーとしていて、川崎の住宅街の少し野暮ったい雰囲気の中で、その街の特徴を生かしながら、カオス感を上品に表現した、くつろげる空間になっている。そのCHILLの上品な空間を生かし、CHILL全体を撮影スタジオにした写真館を作りたいと考え、写真館のブランディングを行った。CHILLのコアターゲットが20代〜40代の子育て世代のため、家族写真などの需要があると考えた。 立ち上げにあたり、ターゲット決めやブランディング、撮影プラン作りや宣伝、お客様向けの利用規約・ヒアリングシート作りなどを行った。 その中でも特に自分の学びとなったのは、ブランディングと宣伝。他の写真館との差別化を図るためにコンセプトや料金設定などを試行錯誤したり、Web上での宣伝だけではなく、地域に密着した紙媒体での宣伝もすることで顧客を増やして行ったりなど、CHILL写真館の「個性」を大事に、それに合わせた方法で立ち上げ、運営をすることを心がけた。