後藤 僚介
Group Research Project
交換留学中に行ったグループ研究で1位を獲得した経験があります。語学力不足に苦戦した逆境の中私は校閲係に立候補し、自班の発表をクラスで1番の質に高めることを目標に4か月間活動しました。クラス内で最も熱意を持ち研究に取り組む仲間の成果を、適切に届けたい想いがあったからです。1度目の中間発表では全体的に抽象度が高い議論が複数あり、聴衆が内容を理解できずに関心を失い低評価でした。論文調の固い表現と視覚的情報の不足が要因だと私は考えました。そこであえて専門用語を使わずに要約し、日常生活におけるケース事例と画像を各理論に2つずつ挟むという2点の改善案をチームに提示しました。その後リハーサルを10回以上繰り返して資料や発表原稿を全員で推敲した結果、聴衆にとって議論が平易かつ具体性を増した内容になり、最終発表ではクラス12組中最高評価を獲得できました。仮説を基に自ら仲間に働きかけ、チームで協働して課題解決に取り組む重要性を強く実感した経験です。