東京工業大学 / 社会理工学研究科 社会工学専攻
ナンバーリンクを解くソルバの開発
ニコリなどでおなじみのパズル「ナンバーリンク」の問題を入力すると、自動的に求解するソルバ(自動回答システム)の開発リーダーを務めました。 ナンバーリンクについては効果的な自動求解の方法が目下研究されており、最適化のほか解集合プログラミング、SATソルバー、機械学習といった手法によって実装されたソルバを持ち寄り、他大学のチームと対決しました。 (ちなみに、かの有名な『数独』については、最適化を応用したソルバをごくシンプルに実装・求解できることが知られています。) 東京工業大で最適化について教鞭をとる松井知己教授・河瀬康志助教の指導の下、研究室チームのリーダーとしてソルバを開発。35x35サイズの問題を数秒で解けるまでパフォーマンスを高め、加賀温泉で行われたコンテストに出場・特別賞を受賞しました。 また、上記ソルバの開発に関する小特集記事が「情報処理 2018年3月号」に掲載されています。