こんにちは、EC基盤本部・MA部・MA基盤チームでマーケティングオートメーションのシステムを開発している長澤(@snagasawa_)です。この記事では、CypressによるE2EテストをVue.jsプロジェクトへ導入した取り組みについて、実際の画面を交えてご紹介します。このE2Eテストによって、複雑な入力フォームを自動でテストできるようになり、修正後のバグを検知しやすくなりました。E2Eテストの導入を検討されている方の参考になれば幸いです。
Vue.jsプロジェクトの技術スタック
今回Cypressを導入したプロジェクトの主な技術スタックは以下の通りです。
- Vue.js
- TypeScript
- Vuetify
- Open API
導入背景
E2Eテスト導入の理由は、複雑な入力フォームを動作保証するためです。
我々のチームでは、Line Friendship Manager(以下、LFM)という名前のLINEメッセージ配信ツールを開発・運用しています。詳細は割愛しますが、任意のユーザーセグメントに対してLINEメッセージを配信できる社内向けのマーケティングツールです。このプロダクトでは以下のような複雑な入力フォームが複数画面に渡って存在しています。
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