(このコンテンツはzehitomo journalにて初出、Wantedlyに転記したものです。)
今回ご紹介する「おりこうワンちゃん」は、東京都小金井市にてドッグトレーニング・サービスを展開していますが、設立年月はなんと2017年4月(本記事は2017年7月に執筆)!3ヶ月前に設立されたばかりのプロの方です。2017年6月よりZehitomoにペットシッターやペットトレーニングのプロとしてご登録頂いています。
「子犬から高齢犬まで、犬種を問わず、しつけやお手入れのサービスを提供しています。」と語る、おりこうワンちゃんのカジさん。犬の問題行動の解決トレーニングや、犬の社会化トレーニング、トイレトレーニングなとどいった出張ドッグトレーニング・サービスだけでなく、デイサービス(一時預かり)やシッターサービス(ワンちゃん・ネコちゃん) も提供しています。
ここでは、カジさんのご協力のもと、おりこうワンちゃんとカジさんについてご紹介します。
Q.ペットシッターになるきっかけについて教えてください
(写真: 「とにかく犬が好き!」というカジさん)
小さい頃からの夢
小さな頃から動物が大好きで、犬に関わる仕事をしたいとずっと思っていたのですが、いろいろと事情があって叶えることができませんでした。一度は夢をあきらめて栄養士の短大を出て、普通に仕事をし、広報職に10年以上携わってきました。40歳を過ぎてちょっと一息ついて今までの自分を振り返ってみた時、本当に好きなことをやっぱりどうしてもあきらめたくないと、改めて思いました。
犬にやさしい英国式トレーニング手法を学ぶ
一念発起してドッグトレーナーの勉強を始めました。始めてみると、犬に関する知識がより深まっていき、改めて犬の素晴らしさを実感していくとともに、もっと多くの人に正しく犬を理解をしていってもらいたいと思うようになりました。
(写真: イギリスでの研修)
そこで動物心理学に基づくトレーニング手法を学び、その学校を通じてイギリスにも渡英して、犬の先進国における犬事情を体験しました。現在は、ドッグトレーナーとしての経験を重ねつつ、トリミング技術や、高齢犬ニーズに応えられるような最新ドッグマッサージについても学んでいます。
ドッグライフサポーターを目指したい
しつけだけでなく、ワンちゃんの毎日のお手入れや健康で長生きするための心身のケアも含めて全面的に飼い主さんを支えていける、ドッグライフ・サポーターを目指していきたいと考えています。
ワンちゃんの日常的なしつけやお手入れのサポートをベースに考えると、ドッグシッターサービスを提供し、飼い主さんのお手伝いをすることも私にとっては楽しい仕事の一つです。
Q. ペットシッターとして他と違うのはどのような点だと思いますか?
(写真: ボール遊びを教えるカジさん)
犬種や性格に合ったお世話ができること
ただ単純に犬が好きというだけではなく、プロのドッグトレーナーとして犬種の特徴やその子の性格をしっかりと理解し、飼い主さん側のご要望だけではなくワンちゃんの気持ちに沿ったお世話ができることですね。ドッグトレーナーとしてシッターサービスを提供しているので、クライアントに大きな安心感を与えることができます。
飼い主不在で普段と違う状況だからこそ、安心できるサービスが重要
ワンちゃんにとっても、飼い主さん不在というストレスの多い状況下にあることが多いですから、少しでもワンちゃんに負担をかけずにお世話できることが最も大切です。また少々問題があるようなワンちゃんの場合でも、トレーニング手法をうまく組み合わせることでお世話しやすくなるケースもあるかと思います。
しつけや犬の性質に関して理解が深いドッグトレーナーが留守中のお世話をおこなうことは、飼い主さんにとっても安心してお任せいただけるキーファクターになりえるのではないでしょうか。
Q.加治さんは開業して日が浅いとのことですが、はじめてみてどうですか?
(写真: イギリスではアジリティ・スポーツにも挑戦)
仕事と勉強の両立に奮闘中
実は今、ドッグトレーナーとしての知識・技術のほかに、もっと犬のことを深く学びたいという思いから、トリミングの学校に通っています。ですので、フルタイムで仕事をするというより、時間をうまくやりくりしながら仕事と勉強の両立を図っている、というのが現状です。そんな中、なかなか思うようにドッグトレーナーとしての販促・告知活動が出来ていないことが最近一番の課題ですね。
Q.あなたのビジネスに、Zehitomoはどのように役立っていますか?
(写真: ドッグトレー二ングの様子)
とても助かっています。
そんな状況なので、zehitomoのように携帯の端末を利用して、サービスの内容を周知できるツールがあることはとても助かっています。
仕事を依頼したい方と、その依頼に応えられる技術や提案ができることを伝えることができ、双方がしっかり吟味してマッチングできるのが魅力的ですね。
Q.今後、ビジネスをどのようにしていきたいと思いますか?
介護のお手伝いもしていきたい
将来的に、これからますます高齢犬も増えてくるのではないかと考えています。ワンちゃんの介護はとても大変です。そうした飼い主さんのお手伝いができるようにしていきたいです。トリミングの技術を学んでいることも、最終的にそうした高齢犬のワンちゃんのお手入れをサポートしたいという思いにつながっています。
また、病気や高齢になっても元気でいられるようなドッグマッサージなども、ワンちゃんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を快適なものにするニーズに応えられるのではないかと思い、学びを深めているところです。
ただ訓練するのではなく、豊かな生活を送るお手伝いをしていきたい
単に困ったワンちゃんの行動を強制する、しつけて解決する、ということにとどまらず、人と犬とが本当に楽しく豊かな生活を送るためのアドバイザーとして頼りになるドッグトレーナーとして支持されるようになりたいですね。