音を用いて、誰もが暮らしやすい社会へ。ヤマハが取り組む次世代の“音エコシステム”、SoundUDが秘める可能性とは
音で、こんなことができるなんて――SoundUDを初めて知った人は、誰もがきっとそう思うだろう。SoundUD(=音のユニバーサルデザイン)は、ヤマハが新規事業として取り組んでいる、音をデジタル化してあらゆるサービスへとつなげていく仕組みだ。駅の構内放送や商業施設のインフォメーションなど、これまでは音としてしか流れなかったアナウンスを文字化・多言語化する「おもてなしガイド」を開発し、増加するインバウンドニーズ、そして聴覚障害を持つ方に対応している。今後はそうしたユニバーサルデザインだけではなく、テレビ・リアルタイムショーの字幕化や、音を用いたバスのチケットレス化など、あらゆるサービスにつ...