まち、会社、そして家族。大切な場をこの目でしっかりと見つめ、寄り添いつづけたい。|木村 勇樹|コミュニティオペレーションユニット
初めて目の当たりにしたまちづくりへの推進力。YADOKARIへの入社が、大きな変化の兆しになると思った。
YADOKARIと出会ったのは、僕自身が、横浜市日ノ出町のまちづくりを行うNPOで働いていたときのことでした。
当時YADOKARIは、日ノ出町でタイニーハウス宿泊施設「Tinys」を運営していて、市から補助金をいただいて活動していた自分たちに対し、自ら他にないユニークな企画で収益を得て、まちづくりを推進しているYADOKARIの勢いや、新しいことにチャレンジし続けている姿にすごく惹かれていたことを覚えています。
そんな中、当時Tinysの店長を務めていた川口さんから「1回社長と会ってみませんか」と声をかけてもらいました。お仕事を通して出会った方々と、自分がこれまで携わってきた「まちづくり」、「コミュニティ」という分野で新たな挑戦ができることに、自分の人生にとって、何か大きな変化の兆しになるのではないかと感じ、入社を決めました。
現場の変化やあたたかい空気に、何度も背中を押されてきた。
入社してからは、高架下施設「星天qlay」など、地域に根ざした施設やイベントのプロデュースを行ってきました。現場に足を運び、対面で人と触れ合いコミュニケーションを取ることが、やっぱり僕はとても好きです。企画がなかなか思うように進まず苦しくても、「場の雰囲気がちょっと変わったな」とか、「これはいい兆しかもしれない...!」と思える瞬間がたくさんあって、そういった現場の空気感を感じる度に、やっぱりやってて良かったんだって何度も確信してきました。
そして、最近では、施設やイベントのプロデュースや運営を手掛けるオペレーションユニットのサブリーダーも務めています。
チーム、そして個人としてもそれぞれがたくさんの仕事を抱えている日々の中で、どうしても業務量に圧迫されてしまい、本当はもっと面白いことを考えたいのにそれができなくなってしまったりと、構造上の問題点が少しずつ浮き彫りになってきていています。そういった現状を一度俯瞰して見つめることや、チームの仲間と一緒に考えて改善していくプロセスは必要だし、自分が今後、力を入れて向き合っていきたいものだと思っています。
家族との時間を大切にするために、健全に頑張り続けられる自分でありたい。
実は、YADOKARIに入社した後すぐに結婚をしました。自分の生活スタートががらりと変わり、自身の暮らしと向き合うことの大切さを実感したように思います。
そんな自分にとって一番大切なのは、家族と過ごす時間。最近は子どもも生まれ、3人で過ごすことができるのは今この瞬間しかないかけがえのない時間だなと感じています。
YADOKARIは、組織を成長させるにあたり今すごく大切な時期にあります。だからこそとても忙しい部分もありますが、それでもメンバーのプライベートを尊重し合う風潮が社内にしっかりと根付いていて。そんなところに、この会社の愛情の深さのようなものを感じています。
YADOKARIには個性のあるメンバーが多く、それぞれ他の事業などをやられている方も多いですが、僕自身は、仕事や生き方に対して、確固たるビジョンのようなものはあまりなく、流れるまま生きてきた人生だったかもしれません。ですが、そんな自分のしなやかさを大切にすることで見えてくるものもたくさんあると思っています。 そんな僕自身が会社にどうコミットしていくことができるのか、これまでにもたくさん考えてきました。「暮らし」を大切なテーマとして掲げる会社だからこそ、家庭を大切にしながら健全に挑戦しつづけていけるような風土を社内に作り上げていきたいと思っています。