YADOKARIで見つけた新たな視点。自分の夢とチームの夢、両方叶えるセールスパーソンに。|小川 晃輝|セールスプランニングユニット
23歳での家づくり。設計士との出会いから受け取った気づき
営業、家づくり、ハウスメーカーへの転職。限りある人生を無駄にしたくない想いで、問いや答えを探す冒険のような日々を送ってきました。最初はディーラーで8年半、20歳から営業を担当。ノルマに追われながらも、インターホンを押して「今日はいい天気ですね」と雑談から入り、農家さんが年季の入った軽トラを持っていれば「実は軽トラ売ってるんです」と声をかける。購入の話は全体の2割ほどで、残りは砕けた会話。相手の懐に入ることを大切にしていました。相手の思いや考えを大事にしながら「なんでなんだろう」と頭の中で思考を巡らせながら、普段なら出会わない80歳のおじいちゃんや社長さんと腹を割って話せる環境に、刺激をもらい続けていました。
そんな日々の中で結婚し、23歳で家を建てることに。23歳でローンを組んで家を建てるなんて周りにはいなかったので「家づくりってどんなもんだろう」ってワクワクして買ったんです。設計士さんとの出会いで、数字で間取りを決めるのではなく、人の思いや記憶を紐解いて、空間に反映させる面白さに触れたことが、人生の大きな転機に。
「リビングは何畳ですか?」ではなく、「夫婦でよく行く場所はどこですか?」、「どんな時に心地よさを感じますか?」などの質問から、本当に居心地の良い我が家が完成しました。その時、設計士さんが私たちに向けてくれたまなざしが、自分が人付き合いで大切にしているものと似ていて、自分の視点や人との向き合い方が価値になるかもしれないと気づきました。
閉ざす自分から、声を届ける自分へ。YADOKARIで見つけた新しい姿
この体験をきっかけに、ハウスメーカーの営業に転職しました。最初のお客様に恵まれ、理想の家を対話を重ねて一緒につくり上げる中で、「自分の考え方」に価値があることを実感しました。その後、「副業でもいいから、自分の能力でお金を稼いでみたい」「自分の考え方で、もっとクリエイティブなことに挑戦したい」と思い始めた頃、出会ったのがYADOKARIでした。
オフィスまでは片道3時間。それでも全く苦ではなく、「みんなどんな1週間を過ごしてきたのかな」と思うと、オフィスに向かうこと自体が楽しみになっています。効率や数字だけではなく、形のないものを大切にするコミュニケーションが心地よく、自分にとっての居場所をもらったような感覚でした。
そんな環境のあるYADOKARIですが、日々の仕事においては効率性を優先するあまり、疑問や違和感を口にできず、辛い思いを抱えているメンバーがいることを知って。そのとき、「この状況に違和感を覚えて声をあげられるのは、自分しかいないのかもしれない」と使命感のようなものを感じたんです。
そうして素直な想いを伝え始めると、少しずつメンバーの表情や雰囲気が変わっていき、自分自身も「声を届ける自分」を取り戻すことができました。やっと見つけた、自分らしい自分。そう実感できたのは、YADOKARIに自然体で素直な人たちが集まり、変化を恐れず変わり続けているチームだからこそだと思っています。
YADOKARIの夢と自分の夢。その実現は、数字の先にあるはず
新卒からずっと営業として成績や売上に目を向け続けてきた日々は、自分とは違う思考を植え付けられているようで、コンプレックスを感じることもありました。しかし、YADOKARIに入ってからは、数字に向き合う熱量が以前とはまったく違くて、今は数字の先にあるものを見つめることができるようになったんです。
そのきっかけにあるのは、自分を大事にしながら仕事をしてきたYADOKARIでのこの9か月間で、本当に自分にとって大切だったものに気づき始めたことでした。それは、昔から好きだった車への想いや自然の中で過ごす時間への想い。「スポーツカーが欲しい。それに乗って旅に行きたい。森の中で過ごしたい。」などという理屈では説明できない理想に続くロマンでした。これまでミニマリズム的な暮らしを志して多くのものをそぎ落としてきましたが、こうした理想を叶えるために必要なのは、やはりお金。数字と向き合う意義が、自分にはあると確信し、今は、迷いはありません。
セールスとして売上を立てることは、会社に資金を循環させることでもあります。自分の夢や大切なものに気づかせてくれるYADOKARIという場で、チームの夢も一緒に実現していきたい。そう思えるのは、こんな居心地のよい居場所を与えてもらったことへの情と恩があるからだと感じています。
/assets/images/495955/original/ab6d53e1-08c4-4db8-b5a0-939b41cfb5fd.png?1469632100)