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株式会社Yaahaは、ショート動画広告を通じてパートナー企業のマーケティングを支援するクリエイティブカンパニーです。
今回はYaahaの営業部長を務める山川にインタビュー。大学時代から、大手不動産会社での日々、Yaahaへの入社経緯や現在の活躍ぶりなどを広くご紹介します。
山川 勇 / 営業部長
1995年生まれ。兵庫県西宮市出身。高校まで地元で過ごし、大学は東京へ。未経験からアメリカンフットボールを始め、大学4年時には主将に就任。卒業後は大手不動産会社に就職し、主に土地活用を提案する営業職として活躍。入社1年目から異例のスピードで大型案件を獲得するなど実績を残した。5年間の勤務後、新たなキャリアを摸索し株式会社Yaahaに入社。営業部長としてチームをリードする。
アメフトで身につけた行動力を活かし、大手不動産で初年度から活躍
ーーまずは、山川さんの学生時代についてお聞きします。
兵庫県西宮市に生まれ、高校卒業までは地元で過ごしました。大学は別の場所で過ごそうと東京に移りました。私は一般入試で入学しましたが、ある程度スポーツの強い大学で、本当にスポーツ中心の生活を送っていました。
高校までずっとサッカーをしていましたが、大学では新たにアメリカンフットボールを始めました。未経験からのスタートでしたが、監督やチームメイトなど良い出会いに恵まれました。4年生になった頃にはキャプテンも務めました。アメフト中心の4年間は本当に充実していました。今の私を形成する貴重な4年間だったと思います。
ーーそれほどアメフトに取り組んだ大学時代ですが、印象的だったことは?
出場機会を得るため、日々の練習に加え、体重増加のための食事管理や筋トレ、過去の試合や参考動画の研究など、アメフト漬けの日々を送っていました。4年間、練習を休むことは一度もありませんでした。
頑張り続けていると、監督が選手にチャンスを与えます。私の場合は、大学2年生の試合でチャンスがありました。アメフトには「フィールドゴール」といって、キックでゴールを狙うプレーがあります。その試合で「フィールドゴールを決めたら勝ち、外したら負け」という場面が訪れたんです。
監督に対して「蹴れます」と意思表示をし続け、最終的に「蹴ってこい」と言われてチャンスを得ました。結果的にゴールを決めて、チームは勝利。その後は、よりキックに磨きをかけられるよう、日本代表に選ばれた大学OBからキックを教わる機会もいただけるようになりました。準備を重ねる、そして意欲を見せる大切さを学びましたね。
ーー充実したアメフト生活を送りながら、就活はどのように進めましたか?
証券会社を3社受けていて、いずれも良い形で進んでいました。その一方で大手不動産会社の募集があることを知り、高校時代の先輩が活躍されていたので話を聞きに行きました。その企業は日本の不動産業界で有数の大手でしたし、不動産営業として結果を残せばインセンティブで相当額を稼げます。そして「地図に残る仕事」を担うやりがいもある。
そういった話を聞き「自分もここでチャレンジしてみたい」と思い、エントリーしました。
ーーその後、縁あって不動産会社に入社したとのことですが、どのようなお仕事をしていたんですか?
商業施設や宿泊施設、福祉施設といった比較的大型の物件を扱う部署で、地元である西宮エリアに進出したい企業を誘致し、土地を所有するオーナーと繋いで、施設の建設を進めました。
そのうえで、まずは土地の所有者に向けて新規アプローチをかけます。「土地を売ってください」「この土地にこういった施設を建てませんか」と提案するイメージです。一方で、出店を目指す企業も開拓します。「どのエリアに、何坪の土地が必要で、建物の大きさはこのくらいで、想定している賃料はどのくらいか」など、必要事項を具体的にヒアリングします。
そのほか、工事業者や行政との調整、融資が必要なら銀行との交渉も担当します。関わる人が多い分、得られる経験も比例して大きかったです。入社1年目には、研修を終えてすぐの10月に新規案件を受注できました。上司から「史上最速じゃないか?」と声をかけられたときは嬉しかったですね。
もちろん、案件が大きくなるほど多額のお金が動くため、厳しい経験も相当積みました。ただ、多くの人々が利用する施設づくりに携われることは、やはり大きなやりがいでした。
さらなる成長を目指し、新たなチャレンジを選んだ
ーー前職では確かなやりがいを感じていた印象ですね。なぜ、転職しようと思ったんですか。
不動産営業として行動し続けた5年間で多くの経験を得ました。やりがいもあり、充実していましたが、「新たなチャレンジをしたい」と考え始めたんですね。「何をやろうか」と考えたときに、動画や映像に興味を持ちました。
当時はもうYouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSが流行していて、私もよく動画を見ていました。コンテンツを楽しみながら「こうして、何か世界に発信できるコンテンツを創れたら面白いだろうな」と思いましたし、これからもっと動画や映像のニーズは伸びるだろうと確信していました。また、不動産営業の頃から一貫して「残る仕事」がしたいという想いがあり、その点でも動画や映像はマッチしていました。
そこから動画編集の勉強を始め、退職後にYaahaへ入社することになります。
ーー山川さんは、当初動画編集のアルバイトとして入社しましたね。当時はYaahaにはどのような期待や印象を持っていましたか?
期待の部分では、動画編集スキルの習得がありました。スキルを身につけて、近い将来に独立できたらと考えていましたね。印象としては、「これから大きく成長する会社なんだろうな」と感じていました。自分よりも若い世代のメンバーが頑張っていて、案件数もどんどん増えていっていましたし、確かなクオリティで顧客満足度も高いイメージでしたね。
ーーそこからどんな経緯で社員としてジョインされたのでしょうか?
ある日、秋山(代表)と嶋倉(常務)から「営業チームを立ち上げたい」と相談を受けました。その際、前職での営業経験を評価いただいたこともあり、「ぜひ力を貸してほしい」と声をかけてもらったんです。今後どんどん成長していく企業でチームの立ち上げから携われることは貴重な機会だと感じ、「やります」と即答しました。そのタイミングで社員に登用され、今は営業部長として動いています。
ーー動画編集に興味を持っていたなかで、キャリアを左右する選択でした。迷いや不安はなかったのでしょうか?
「Yaahaの動画広告は売れる」という確信があり、この有意義なサービスをもっと広めたいという気持ちが強かったです。
Yaahaの動画広告事業は「完全成果報酬型」のビジネスモデルを採用しています。当社がすべてのリスクを負うため、企業は大きなリスクなく動画広告を導入できます。こうしたユニークなモデルに可能性を感じていましたが、私が入社した当時のYaahaは代理店経由の案件がほとんどでした。
代理店を通すことで手数料などの形でマージンが発生します。しかし、Yaahaが手がけるクリエイティブの質の高さを知っていた私は、「直接企業に営業して案件を獲得することで、もっと多くの利益を生み出せる」と考えていました。また、直接取引を増やせばクライアントから直接フィードバックを受けられるため、メンバーの成長にもつながると感じていました。
営業部長という立場でこのサービスの価値を多くの企業に届ける方が、自分の力を最大限に発揮できると思い、決断しましたね。
営業チーム立ち上げの中心メンバーに
ーー営業チームの立ち上げ時の様子や、現在山川さんが担っている業務について教えてください。
立ち上げ時は、営業資料を作成したり、1000件ほどの営業リストを作成したりと、もう本当にゼロからのスタートでした。大変ではありましたが、それ以上に楽しかったですね。チームの立ち上げ後は、受注を獲得することがメインミッションです。現在は(お問い合わせフォームによる)フォーム営業が中心で、多くのアポイントを獲得できています。すべて受注できるように営業することが、私の主な役割です。
ご契約をいただいた後、最初の1〜2ヶ月ほどは案件のリーダー的存在として制作チームと一緒に案件を推進します。クライアントの情報やご要望は制作チームに伝え、クライアントに進捗を共有したり、効果計測ツールの連携ができているかを確認したりと、定期的にコミュニケーションをとります。
また、クライアントからいただいた動画制作時のご要望をもとに新たな動画広告の提案をすることもあります。各所とコミュニケーションをとりながら動画を制作し、配信して分析し、分析結果をミーティングで共有し次のアクションを決めて運用していくというサイクルです。
ーー山川さんは前職でも営業職でした。Yaahaでの営業と比較した際に何を思いますか。
前職は歴史ある大手企業で、上下関係が厳しいなど「昭和気質」を感じる部分が多々ありました。また、不動産営業ということから「結果至上主義」で目標数字を達成するマインドと行動力を磨けたと思います。
一方で、Yaahaは2021年設立のスタートアップです。若い世代が中心で職場の雰囲気は明るく和やかで、数字に追われて嫌なムードになることは全くありません。
また、私たちは、クリエイティブの制作や広告運用を一気通貫で対応している点が大きな特徴です。営業という役割がメインではありますが、動画を撮影する際に、制作チームから「山川くん、撮影するから参加して」と呼ばれて動画に出演したりと制作に関わることも少なくありません。クライアントに「この動画、私が出ているので見てください!」などとエピソードを話せる点は、改めてユニークだと思いますね。
ーー営業活動を展開する際、Yaahaに強みを感じる点はありますか。
先ほど少し触れましたが、Yaahaの動画は外注せずにすべて自社内で制作します。だからこそノウハウを蓄積でき、クライアントに喜んでいただける動画を提供できますし、その提供スピードも非常に早いです。ここはYaahaの強みですね。
また、当社はクライアントにほぼデメリットがない「完全成果報酬型」のビジネスモデルを採用している点も営業活動においては大きな強みですね。クライアントはノーリスクで挑戦できるため、受注を獲得しやすいです。前職は大型案件につながる新規開拓営業が中心で、断られる場面が本当に多かったので、今は前よりもさらに楽しく働けている実感があります。
ーーYaahaでの仕事で、山川さんが感じたやりがいを教えてください。
ここ最近では、銀行のアプリPR動画を制作した際に、頭取が「Yaahaのクリエイティブは、今までのなかで1番いい」と評価をいただきました。実際に広告効果も良好で、当時設立から3年ほどのスタートアップが、銀行の頭取から喜びの声をいただけたことが本当に嬉しかったですね。
また、誰もが知る大手ITサービス企業が新たにリリースしたマッチングアプリの動画広告運用を担当した際には、制作担当の尽力もあって高評価をいただくことができ、もともと多くの人々に使われているマッチングアプリの動画広告運用も任せてもらえるようになりました。スタートアップが超大手企業から評価されたことはかなり刺激的な経験でしたね。
商談時に想像を超える結果を出せている原動力は、制作担当や広告運用メンバーの存在です。「Yaahaというチーム全体で結果を出せている」と実感できる瞬間は、何にも変えられないやりがいです。
“思い遣りムーブ”を意識し、チームの成長をリードする
ーーYaahaが掲げる「Yaahaのみらい」「Yaahaのすがた」「Yaahaのあたりまえ」のなかで、山川さんが特に共感されていることはありますか?
「Yaahaのすがた」にある“思い遣りムーブ”に特に共感していますね。前職では、結果を出すためにとにかく行動量を重視する姿勢が求められていましたが、Yaahaではクライアントやメンバーとの関係性を築く中で「相手に寄り添い、思いやること」が何よりも重要だと実感しています。
細かいことですが、テキストのやり取り一つにしても、思い遣りを持って行動することで、ただの仕事のやりとりを超えた信頼関係を築くことができる。そしてそれが、クライアントやチームの成果につながり、Yaaha全体の成長にも貢献すると思います。
ーYaahaでの働き方の魅力も教えてください。
大きな裁量を手にして、自分のアイディアを形にしやすい会社だと思います。メンバーは20代前半が多くて風通しもよく、とくに若い世代はコミュニケーションがとりやすい環境です。
また、勤務時間はフレックスタイム制(コアタイム:12時~17時)なので、プライベートの都合を蔑ろにせず、柔軟に仕事に取り組むことができる点も魅力といえます。
ーー最後に、山川さんがYaahaで思い描いている未来を教えてください。
会社として目指す「2030年に年商100億円」の達成に向けて積極的に取り組んでいきます。引き続き広告事業、そして新規事業で受注を獲得しながら売上・利益の面で貢献し、目標達成の実現を早められるように頑張りたいですね。
その実現には、職種・業界未経験の方も成長して活躍できるチームづくりが必要不可欠です。
粘り強く物事に取り組むことができ、わからないことがあれば「素直にわからない」と周囲に相談できる人は、Yaahaにマッチしていると思います。成長意欲のある方をしっかりと支えていきますし、協力しながら積極的にチャレンジを重ね、チームで喜びを分かち合えたら嬉しいです。