インタビュー
代表や役員、Yaahaで活躍する社員を紹介していきます!
https://www.wantedly.com/stories/s/yaaha_Interview
TikTokをはじめとするショート動画広告市場が爆発的な成長を続ける中、株式会社Yaahaは創業からわずか3年で300社以上を支援、TikTokのSMB代理店リワード・プログラムで最上位「Gold+」に認定されるなど、業界のトップランナーとして急成長を遂げています。
そのYaahaが今、新たなステージへと進むべく、TikTokを日本で運営するByteDanceにて執行役員を務めてきた河野さんを顧問として迎え入れました。
河野さんの目には、Yaahaがどのように映り、どこに市場を制するほどの可能性を見出したのか。代表の秋山と共に語っていただきました!
秋山 裕武 / 株式会社Yaaha 代表取締役(写真右)
2021年に株式会社Yaahaを設立。TikTok広告に特化した完全成果報酬型の支援事業を展開し、創業から短期間で300社以上をサポート。TikTok for BusinessのSMB代理店リワード・プログラムで最上位ランク「Gold+」に認定されるなど、急成長を牽引。「ショート動画広告で日本一」のビジョンを掲げ、クライアントファーストの姿勢で事業拡大を続ける。
河野 正寛 / 株式会社Yaaha 顧問 (写真左)
株式会社リンクアンドモチベーションに新卒入社。その後、アドテクノロジー企業の株式会社アイモバイル、リテールテックのCriteo株式会社の日本立ち上げを経て、、2018年にByteDance(TikTok for Business)に参画。パートナーセールス側でグロースパートナー企業全般を管轄し、執行役員を務める。2025年よりYaahaの顧問に就任。
河野:
きっかけは、共通の取引先との会食でした。実は、Yaahaのことはその会食以前から一方的に知っていたんです。私がByteDanceにいた頃、SMB(中堅・中小企業)領域の代理店様の中で、Yaahaという若い企業が非常に活躍されていると別部署のトップから聞いていました。
秋山:
そうだったんですね!
その会食のことはよく覚えています。ちょうどTikTokShopが日本でローンチされる直前のタイミングで、市場がどう動くか注目されていた時期でした。河野さんとは、今後の市場の盛り上がりについてや、我々がどうシナジーを出していけるか、といった文脈でお話しさせていただいたのを覚えています。
河野:
ByteDanceという巨大な企業で執行役員まで経験させていただき、自分の中で一つの区切りがついた、というのが大きいですね。その後、様々な企業からお誘いをいただきましたが、どこか一社に専任でコミットするというイメージが湧かなかったんです。
むしろ、ByteDance時代に様々なパートナー企業様を同時にグロースさせるという役割を担っていた経験から、その強みを活かして複数の会社をサポートする方が、自分にとっても「楽しい」と感じられるキャリアだと考えました。現在は大小合わせて8社ほど見させていただいていますが、ショート動画広告という領域で参画しているのはYaahaだけですね。
河野:
eコマースへの期待ももちろんありましたが、それ以上に、初めてお会いした時に感じた「この企業はまだまだ伸びる」という確信が大きいです。
その確信の源泉は、Yaahaの「クリエイティブの作り方」にありました。これは、他の事業者とはまったく異なるアプローチだったんです。
河野:
Yaahaの制作体制は、ある意味でテレビCMの作り方と“真逆”なんです。従来のテレビCM制作は、クリエイティブディレクターが企画を立て、演者をアサインし、何十人ものクルーで撮影し、編集はまた別の部隊が行う…というように、徹底的に分業されています。
一方、Yaahaの体制は、一人の担当者が運用から撮影、演者、編集までを一気通貫で対応する。これは、分業体制で発生する膨大なコミュニケーションコストを極限までゼロにできることを意味します。
これだけでも強いのですが、Yaahaが決定的に優れているのは、その体制で「成果報酬型」を実現している点です。通常、動画制作はクライアントとのコミュニケーションコストが非常にかかるものですが、Yaahaのモデルではクライアントがそのコストやリスクを負う必要がない。これは、TikTokのようにトレンドの移り変わりが激しく、高速な検証が求められる市場において、極めて合理的な強みだと感じました。
秋山:
結果的にそうなった面もありますが、我々が「TikTok広告の支援」から事業をスタートしたことが大きいですね。
従来の広告代理店さんの組織体制は、Googleのリスティング広告やMetaのバナー広告などに最適化されていることが多い。その体制のままでは、ショート動画を大量に制作し、高速でPDCAを回し続けるというTikTok広告の運用サイクルに対応しきれない側面があると感じていました。我々は最初からTikTokありきで入ったため、TikTok広告に最適化した組織体制を構築することができた。そこが、河野さんに評価いただけている点なのかなと思います。
秋山:
まずeコマースの文脈では、絶大な価値提供をいただいています。例えば、TikTok Shopの国内流通総額(GMV)が今どのくらいか、どういう商品が売れているか、といった情報は、通常は表に出てきません。そういった情報を河野さんのネットワークから共有いただき、我々が事業の舵を切る。これは、事業を成功させる上で重要なインプットになっています。
また、広告文脈においても、河野さんの業界知見は我々にとって非常に貴重です。河野さんはアイモバイル時代から数えると、インターネット広告業界に約18年いらっしゃる。広告の歴史は繰り返す部分があると思いますが、その知見をベースに「TikTok広告が今後どうなっていくか」という未来の動向をディスカッションできる相手が社内にいるのは、非常に大きいですね。
河野:
今はeコマース文脈での支援が中心になっていますが、今後は広告文脈でも社内の皆さんとの接点を増やしていきたいですね。歴史を踏まえた上で「次に何が来るか」、例えばAIとどう関わっていくべきかなどの議論を通じて、Yaahaの事業成長に貢献していきたいと考えています。
秋山:
市場の成長については、サイバーエージェントさんの市場調査などからも証明されていますし、現場でクライアントからの引き合いの増加を見ても日々強まっていることを感じます。一方で、AIなどのアドテクによって、今我々がやっている手法が一気に陳腐化する可能性も常に注視していますね。
また、クライアントの認識も大きく変わりました。2〜3年前は「TikTok広告を一度試したが、効果が悪かった」という印象を持つ方も少なくありませんでした。しかし今は、「TikTokをうまく使いこなせないと、マーケティングで取り残される」という危機感に近い認識に変わってきていると感じます。
河野:
確かに、ショート動画広告への解釈自体が変わってきている感覚がありますね。加えて、市場の大きな流れとして、広告クリエイティブが「テキストから画像、そして動画へ」と移行していること。ユーザーがYoutubeやTikTokなどの「映像で情報を得る」体験に慣れてきていること。そして「プラットフォーム側が最適化を行う」というテクノロジーの進化。この3点において、現在のショート動画広告への注力は非常に相性が良いと思います。
ただし、歴史は繰り返します。画像の時代も、クリエイティブの重要性が叫ばれた後、アドテクの会社が出てきて、クリエイティブ自体がコモディティ化(一般化)しました。今は動画クリエイティブが全盛ですが、必ずテクノロジー側への「揺り戻し」が来ます。Yaahaが今、クリエイティブに強みを持っているのは素晴らしいことですが、次に来る波も見据えておく必要があると思います。
秋山:
我々が描く勝ち筋は、ショート動画という特定の手段に固執するのではなく、「クライアントファースト」の姿勢で本質的な価値提供を追求し続けることです。
その上で、我々の「ショート動画広告で日本一になる」というビジョンは変わりません。ただ、これはある意味で我々の“エゴ”でもあると認識しています。なぜなら、クライアントは別にショート動画に固執しているわけではなく、「広告効果が出るなら」手段は何でもいいから。だからこそ、我々が勝ち筋として定義する「クライアントファースト」の姿勢が何よりも重要になります。お客様に真摯に向き合う中で、ショート動画以外の手法、例えばリスティング広告やバナー広告が必要とされるのであれば、それらも提供できる体制を整えていく。クライアントに本質的な価値提供をし続けた「結果」として、「ショート動画広告で日本一になる」というのが理想ですね。
河野:
お金(規模の追求)以外のところに判断軸を置けているのがYaahaの素晴らしい点です。企業が成長し、例えば上場などをすると、どうしても規模の経済に巻き込まれ、その判断軸がブレがちになります。しかしYaahaは、代表の秋山さん自身がその判断軸を強く持っている。それが、結果として高品質なサービス提供とクライアントからの信頼に繋がっているのだと思います。
河野:
TikTok Shopは、突き詰めると「商品開発」が勝負の肝になります。それは従来の広告代理店の領域というより、商社・メーカーに近い、よりクリエイティブな領域です。 現状は、それに加えてクリエイターのアサイン、アカウント運用、広告運用など、様々な要素が求められる「総合力の戦い」になっていると思います。
秋山:
まさに今、河野さんのお話にあった「総合力」の部分がポイントです。その上で、今はまだ手探りの状態ですね。
我々の本質的なケイパビリティは「動画を作れること」と「広告運用ができること」です。一方で、TikTok Shopで勝つために「クリエイター(個人の影響力)」が一番大事なアセットなのだとしたら、我々はまだそのアセットを確立できているとは言えません。ですから、もし市場の流れとして、商品開発や広告運用スキル以上に「個々のクリエイターの力」への比重が大きくなっていくのであれば、あえて総合支援からは撤退し、強みである「動画制作」や「広告運用」の支援に特化するという戦略も視野に入れています。
秋山:
今、最も注力しているのが、事業の中核を担う「クリエイティブディレクター」の採用と育成です。当社のクリエイティブディレクターは、動画の企画制作だけでなく、広告運用、そしてクライアントのフロントに立つ営業まで、広範な役割を担っています。
現在の社内は平均年齢が24歳で、業界未経験のメンバーも多いのですが、ありがたいことに業績は急激に伸びており、その成長スピードに合わせてメンバーがさらに活躍できるよう、体制を強化しているフェーズです。そのため、「採用」と「社内教育」の2点には特に力を入れていますね。
河野:
組織が拡大している今だからこそ、次のリーダーとなる内向きのマネジメント体制を築いていく絶好の機会であり、これがさらなる成長の鍵になりますね。強い人材が育つことで、秋山さんが目指すディレクターの体制強化が一気に加速すると思います。
河野:
Yaahaは、「ショート動画広告×アプリマーケティング×成果報酬型」という、時代にマッチした、非常に良いポジションにいます。ここは、今後も確実に伸びる領域です。
伸びている会社に身を置くことは、キャリアにおいて非常に重要です。例えば、年間の成長目標が「プラス1%」の会社では、一つのミスが許されません。しかし、Yaahaのように急成長している会社は、「ミスをミスだと思わず」に次々と新しい挑戦ができる。チャレンジの回数が桁違いに多く、たとえ失敗したとしても「次」が必ずある環境です。
その環境でしか得られない圧倒的なチャレンジの機会こそが、個人の成長に直結する最大の魅力だと断言できます。
秋山:
我々は「クライアントファースト」を絶対にブラさず、「ショート動画広告で日本一」を本気で目指しています。まだ未完成な部分も多いですが、だからこそ、今ジョインする方は、大きな裁量と、まだ正解のない市場でスタンダードを自ら創り上げていく熱狂が得られるはず。河野さんのような業界のトップランナーの知見もダイレクトに吸収しながら、一緒に高みを目指せる方のご応募を、心からお待ちしています!
◼︎メンバーへのインタビュー
◼︎Yaahaの事業・業務内容について
◼︎Yaahaのカルチャーについて