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SES企業から自社プロダクトの事業会社に転職してみて

あいさつ

はじめまして、株式会社シンシアで不動産サイトのXincere Residenceと自社CRMの開発をしているソフトウェアエンジニアの望月と申します。

2022年1月にシンシアに正社員として入社しまして、フロントエンド・サーバーサイド・インフラまで、プロダクトに関する領域全部を担当させていただいています。 入社してからそろそろ2ヶ月が経過しましたので、入社エントリを書いてみました。

今回の入社エントリでは、

  • 転職の経緯
  • シンシアを選んだ理由
  • 実際に入ってみて

という内容で、弊社の魅力をお伝えできればと思っています。

転職の経緯

自分は文系の学部卒として2019年4月にSES企業に入社し、システムエンジニアとして働きました。最初はJava Servletの研修から始まり、テスター、そしてシステムエンジニアというSIerの典型的なキャリアを歩んでいました。

配属先の現場では中々コードを書く機会に恵まれず、プログラムコードを書ける環境へどうにか行けないか考えていた頃に、マイクロサービスの開発案件に運良く参画させていただきました。 そこではフロントエンドにNext.js、バックエンドにGolangやNode.js、基盤にはAWS EKSなどかなりモダンな技術を採用していました。そのため、毎日刺激的な開発を経験することができ、ソフトウェア開発の面白さにどんどん魅了されていきました。

しかしながら、あくまでも協力会社のメンバーとしてアサインされていたに過ぎなかったので、立場的にどうしても受け身的な姿勢になってしまう部分があり、主体的にプロダクトを作り上げていくことができない役割のままでエンジニアとして成長できるのだろうかという危機感がありました。 自分のアドバンテージとしては精々モダンな技術スタックでの開発経験があるというだけ。それに加え特定の分野に対して「触ったことがある」程度でしかなく、その分野に関する深い知見があるわけでもなかったので、世の中を見渡すと自分の価値がちっぽけなものにしか感じられませんでした。

ソフトウェア開発自体は楽しく、これに関する仕事を続けられるようになりたいと考えていました。 技術的にまだ秀でた何かを持っていない現状で、今後も市場で価値あるエンジニアとしているためにはどんなことが必要なのかを考えました。技術一辺倒で勝負するのではなく、技術×事業をエンジニアリングする能力、つまり事業の課題をソフトウェアを使っていかに解決するか判断・実行できる能力を獲得できれば、自分も市場価値が上がるのではないか?と思うようになりました。 そんな経験をできる環境に身を移そうと思って転職活動を始めました。

シンシアを選んだ理由

自分が転職活動をするなかで、会社を選ぶ軸は下記の2つでした。

  • 自分達が主導して開発をしたい、かつ事業をエンジニアリングする技術者になりたいので事業会社であること
  • エンジニアとしての問題解決能力、技術の幅を広げられるような経験ができること

転職活動をしていくなかで、代表の徐さんに声をかけていただき、カジュアル面談→2,3回ほど副業という形で業務体験させていただく中で他のメンバーとも交流した後に入社を決めました。

決めた理由としては、主に2点あります。

  1. 「 不動産業界で一番開発力のある組織を作りたい」というエンジニアでもある代表の目指す組織像への共感 開発力が高い=PDCAサイクルを高頻度で回せるならば、エンジニアとして様々な領域にチャレンジする機会が増えるし、不動産という市場が大きな業界の中でスタートアップとして飛び抜けた組織になるために必要な要素だろうという納得感がありました。
  2. プロダクトにとことん向き合って開発できる環境 事業会社に所属することは、請負でソフトウェア開発をするよりも事業に関する解像度が圧倒的に高くなり、事業の課題と向き合いながら開発できるので、自分の目指す「事業をエンジニアリングできる技術者」に非常にマッチしていると感じました。 この点は他の事業会社にも言えることかもしれませんが、弊社の特徴として、エンジニアが企画〜開発〜運用〜分析・マーケティングまで、プロダクトに関する領域すべてに関われるので、本人の能力次第でやれることがどこまでも広がります。代表がエンジニアということもあって事業×エンジニアリングという両輪をなしている方がいらっしゃることも魅力的に映りました。

実際に入ってみて

入社前から副業という形で携わっていたので特に入社後のギャップはなく、むしろ想像以上に楽しみながら仕事ができています。

入社して最初に任された仕事は、検索エンジン強化のためのエラスティックサーチの導入でした。従来のシンシアレジデンスでは、掲載物件数が少なかったためSQLベースでの検索をしていましたが、事業の拡大に伴い物件数が増加し、より検索速度・精度が重要になっていました。 そのため、エラスティックサーチを導入し、 * 検索速度の向上 * 検索軸の強化(特徴や金額帯などの軸を追加) をすることで、サイトを使用するお客様のUXを向上させようとしました。


エラスティックサーチの導入から経験できたのは、このフェーズの事業ならでは経験で、まさに0->1でプロダクトを開発している実感がありとてもよかったと感じています。

また、他のエンジニアとしての技術の研鑽に対する考え方や、技術選定、コードの設計論などを議論することを通じて、エンジニアとしての技術に対する考え方が大変勉強になっています。

このように、ユーザーにどのような価値を提供していくかを常に考えながら開発していくカルチャーがあること、エンジニアとしてのロールモデルである社内のエンジニアの存在によって、エンジニアとして圧倒的な成長を実現できる環境にいると実感できています。

最後に

シンシアは不動産というレガシーな分野が多く残っている業界をエンジニアの力で作り変えていこうとしている会社です。 ですが、そのためにはまだまだ人手が足りていない状況です。 「エンジニアとして圧倒的成長を成し遂げたい」、「事業をエンジニアリングしたい」そんな思いがありましたら、シンシアはうってつけの環境ですので、一度遊びに来てみてください!お待ちしています!

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