エンジニアになって、気づけば9ヶ月が経ちました。
前職は、自動車業界の会社に派遣として常駐して、計測やシミュレーションまわりの解析を対応したり、ちょっとしたツールを作ったり、ときには予算のための事務仕事をしたり、という業務内容でした。
AWSに触れる環境ではあったので、技術のそばにはいました。ただ、自分の役割はあくまで本番のための調査や下準備で、主役は常に別の誰かでした。
時間が経つにつれ、自分が目指していたエンジニア像との距離がだんだん開いていき、「このままここにいても、自分の居場所はないな」と思い始めて、転職活動を経て、シンシアに辿り着きました。
自己紹介
改めまして、株式会社シンシアでエンジニアをしている陳です。
2025年10月に入社して、現在9ヶ月目でバックエンドを中心に開発を進めています。実務経験としてはほぼゼロスタートでした。
入社してからやってきたこと
この9ヶ月で、大きな案件に2つ携わりました。
1つ目は、あるWebサイトのリニューアルです。こちらはプロジェクトの途中からの参加で、既存のコードとこれまでの経緯をキャッチアップするところから始まりました。
2つ目は、一般公開されているサービスの技術移行です。Railsで作られた既存サービスをNext.js / Honoの構成にリプレイスするプロジェクトで、こちらは立ち上げの初期から入っています。
途中参加とゼロからの立ち上げ、両方を経験できた9ヶ月でした。そしてどちらの案件でも、「サポート」ではなく担当として仕事をしています。
働いてみて感じた、シンシアという会社
9ヶ月働いてみて感じた、シンシアという会社の特徴を書いておきます。
初日から現場、最初から「担当」
シンシアには研修期間がありません。私も入社した日から開発の現場に入りました。そして任される業務も「この作業をやっておいて」ではなく、担当領域を持つ一人としてです。前職で「本番のための下準備」ばかりやっていた自分にとって、これは入社していきなり一番欲しかったものが手に入った感覚でした。
任せるけど、放置はしない
とはいえ、開発経験がほぼない状態でも放置されるわけではなく、分からないことを聞ける、困ったら教えてくれる環境がそこにありました。「任せる」と「放置する」は違う、というのを実感した9ヶ月でもあります。
変化への対応を、全員でやる会社
いま開発の世界では、AIをはじめ新しい技術ややり方が次々に出てきています。シンシアでは、その変化への対応を「誰かがやってくれるもの」ではなく「全員でやるもの」として捉えていて、チームでもAIツールの活用が日常的に進んでいます。入社1年未満の私も、その流れの外に置かれるのではなく、当事者の一人として関わっています。
正直に言うと、エンジニアは楽な仕事ではないです
ここまで良いことを書いてきましたが、一つ正直に書いておきたいことがあります。エンジニアという仕事そのものが、楽ではないということです。これはシンシアがどうという話ではなく、この仕事を選ぶこと自体の話です。
どんな技術にも学ぶことがまだまだあります。そのうえ技術が古くなるのも早いです。さらにAIによって開発のスピード自体が上がっていて、新しい技術ややり方が出てくるペースも明らかに速い。エンジニアに求められるインプットの量が、業界全体で底上げされている感覚があります。正直、「もう大丈夫」と思えた瞬間は、この9ヶ月で一度もありません。
最初はこれを「自分の勉強が足りないせいだ」と思っていました。でも最近は少し違う捉え方をしています。追いつけない前提のスピードで世界が動いているなら、根性でインプット量を増やすより、学び方そのものを変えるほうが現実的だなと。今は自分の学び方自体を、AIを使う前提で組み立て直している最中です。
それでも、前職で感じていた「このままでいいのか」という停滞の不安に比べたら、「追いかけたいものがありすぎる」という今の状態は、ずっと健全だと思っています。学び続けることを苦にしない人にとって、エンジニアは今、一番面白い仕事のひとつです。
最後に
「エンジニアになれるか」で悩んでいた1年前の自分に言えるのは、なること自体はスタートラインで、本番はそこからずっと続く、ということです。そしてその「ずっと続く」を楽しめる環境かどうかが、会社選びで一番大事だったなと今は思います。
今の仕事を続けるか迷っている人。エンジニアになりたいけれど、あと一歩が踏み出せない人。1年前の私もそうでした。
今振り返って思うのは、「なれるかどうか」を入り口でいくら考えても、答えは出なかったということです。実際に飛び込んで、担当を持って、分からないことに向き合って、ようやく少しずつエンジニアになっていきました。
私にとってシンシアは、その一歩を踏み出せる場所でした。サポートではなく担当を持たせてもらい、それでいて困ったときには聞ける環境があります。
1年前の私と同じところで足踏みしている人にとって、この記事が一歩を踏み出す材料になれば嬉しいです。
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