Raycast - Your shortcut to everything
A collection of powerful productivity tools all within an extendable launcher.
https://www.raycast.com/
先日、社内で「生産性向上ツール」の勉強会を開きました。
僕が普段使っているMacのツールや設定を、実際の画面を見せながらゆるっと紹介する会です。結果は満足度平均 4.71 / 5.0、参加者は1人あたり約3個の新しいツールを持ち帰ってくれました。
……と、数字の話から入りましたが、この記事で本当に伝えたいのはツールそのものよりも「思いつきで勉強会を開ける、この会社の空気」の方です。
ツール紹介はおまけくらいの気持ちで、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
コンセプトは「普段使ってる生産性向上ツールを、ゆるーく紹介する会」。
ゴールは、紹介したツールを全部覚えて帰ることではありません。
気になったツールを1つでも持ち帰ってもらうこと。
「へぇ、こんなのあるんだ」「ちょっと試してみようかな」くらいの温度感で聞いてもらえればOK、というスタンスで始めました。
進め方は、スライドを読み上げるのではなく、実際に自分が使っている設定を、その場で動かしながら見せるスタイル。
僕はこういう生産性向上ツールを調べて自分好みにカスタマイズするのが単純に好きなので、「僕はこう使ってます」という実演をひたすら見てもらう会になりました。
逆に、話さないことも最初に宣言しました。
そして後半は、参加者との意見交換・質疑応答の時間。
一番の理由は、自分の学びを、自分の中だけに閉じ込めないほうが健全だと思っているからです。
普段からちょっとしたツールや設定を人に教えると、思いのほか「それ便利ですね!」と感謝されることが多くて。
ちょうど新しいメンバーも入ってきたタイミングだったので、これは良い機会だなと。
あと、AI全盛の時代になっても、こうした足回りの生産性向上ツールの需要はなくならないと思っています。むしろAIと組み合わせてこそ効いてくる場面も多い。
だからこそ、今このタイミングで共有する価値があるなと感じていました。
当日は10個ほど紹介したのですが、ここでは特に反応が良かったものだけをダイジェストで。
キーボード操作だけで、アプリ起動・ウィンドウ管理・クリップボード履歴・スニペットまで何でもこなせるMac用ランチャーです。
「今日はこれとKarabinerの2つだけ持って帰ってくれればいい」と言い切ったくらいの推しツール。
ホットキーでアプリやウィンドウを一瞬で切り替えられるようになると、マウスに手を伸ばす回数が本当に減ります。
アンケートでも、使っていなかった人の100%が「興味を持った」と回答していて、看板ツールになりました。
Macのキーボードを自由にカスタマイズできるツール。
1つのキーに「単押し」と「長押し」で別々の役割を持たせて、Raycastのホットキーと組み合わせる……という、僕の“意味わからないキー配置”の土台になっているやつです。
デモ中は「そのキー配置、何?笑」とツッコまれましたが、慣れるとホームポジションから手を離さずに操作が完結して、これが本当に気持ちいい。
カレンダーの予定をメニューバーに表示して、ワンクリックで会議に参加できるアプリ。
開始数分前に全画面通知も出せるので、遅刻防止にもなります。
参加者の多くがすでに導入済みで、社内標準ツールになりつつある存在でした。
このほかにも、CleanShot X(高機能スクショ)、AltTab(Windows風のウィンドウ切り替え)、Ice(メニューバー整理)、Zen(縦タブブラウザ)、cmux(AI開発向けターミナル)、Obsidianのプラグインなどを紹介しました。
勉強会後にアンケートを取ったところ、思った以上に良い反応をもらえました。
つまり「1つでも持ち帰ってもらう」というゴールは、全員が達成してくれたことになります。そして何より嬉しかったのが、感想のコメントたち。
「小さな手間にも着目して、一つひとつ改善して操作を効率化している姿勢がとても勉強になりました」
「一気に効率化しようとして定着できないでいましたが、少しずつ取り入れてみたいと思います」
「デモンストレーションしてくれて、実際の業務ではどんな時に便利だと感じているのか、具体例を出してくれたのが良かった」
嬉しかったのは、勉強会後半のフリートーク・質疑応答の時間で、その場でツールをインストールし始める人がいたこと。「聞いて終わり」ではなく、疑問をその場で解消しながら手を動かせたのは、この時間があってこそでした。
極めつけは、勉強会の翌朝までにこんなコメントをくれた人まで。
「Karabiner-Elements をインストールして、ハイパーキーを作っておきました」
もう動いてる。笑
主催者としては、これ以上ない反応でした。
正直に言うと、僕はまだキャリアの浅いエンジニアです。
それでも「勉強会やりたいです」と手を挙げれば、こうしてすんなり場をつくらせてもらえる。
この“やってみたら通る”感覚こそが、xincere らしさだなと改めて感じました。
そしてこれは、僕の勉強会に限った話ではありません。
社内では「達人に学ぶDB設計徹底指南書」の輪読会が定期的に開かれていたり、最近は「AWS SAA 資格取得」に向けた勉強会を立ち上げようという話も出ていたりします。
誰かが学んだことを、自然とチームに還元していく空気があるのは、この会社の強みです。
一人で黙々と学ぶのも良いけれど、それをシェアすると、感謝されるし、質問が返ってきて自分の理解も深まるし、次の勉強会につながっていく。
この循環が回っているのが、この会社で働いていて心地いいところだなと感じています。
この記事を読んで、気になったツールが1つでもあれば、この後でも週末でもいいので、ぜひインストールしてみてください。
「いつかやろう」は、だいたいやりません。笑
まず触ってみることが何より大事です。
そして、もし「こういう、学びを気軽にシェアし合えるチームで働いてみたいな」と少しでも思ってもらえたなら、まずは気軽に話を聞きに来てもらえたら嬉しいです。
勉強会で紹介したツールの一部は、こちらの記事でも詳しく書いています。
気になった方はぜひ ↓ ↓
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