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【viviON】「サービスの信頼と安定を支え続けるための次なる挑戦とは?」/SREユニット

各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介していく【部署紹介】の第14弾、開発部、SREユニットです!

今回は片岡裕亮さんにお聞きしました!


―SREユニットのお仕事内容を教えてください

サービスの品質を高く保ちユーザーさんに信頼していただけるようサービスの安定性を維持することが仕事です。具体的には、viviONが提供しているサービスのサーバーの作成や管理、補修などを横断的に行っています。私はSREユニットに所属していますが実はSREとはSite Reliability Engineeringの略称で、特定のポジションを指すのではなく、サイトの信頼性を担保する活動のことを指しています。

たとえば、DLsiteには日々多くのユーザー様にアクセスしていただいておりますが、アクセスが集中するとコンピューターの負荷が高まり動作が重くなってしまいます。そうすると、サイトのページ表示速度が遅くなりユーザーさんが快適にサービスを使えなくなったり、サーバーがダウンしてサービスが止まったりする恐れがあります。そうした事態を防ぐために、サーバーの増強などを行うことが私たちの仕事です。

それに付随してサーバーの負荷を確認することも行っています。SREの言葉でサービスレベルというものがあります。画面が表示されるまでにかかる速度などを目標値として設定し、その数値が達成されている間は常にユーザーさんに満足いく品質のサービスを提供できていることが分かる指標となるものです。そのサービスレベルを基準とし、速度をはじめサーバーの動きに問題がないかを健康診断のような形で可視化しています。

また、ユーザーさんからは見えない運営の裏側の部分にも関わっています。プログラムが手違いなくきちんと反映できるようにする仕組みを整備するといったことですね。プログラムが動かずサービスを提供できなかったりという事態を防ぐため、私たちSREユニットが自転車の補助輪のような役割となって転ばないように支えています。

サービスを直接開発している方は事業部の方から依頼をいただくことが多いと思いますが、SREユニットの場合はこういった仕事柄、開発者の方から依頼を受けることが多いチームです。


—入社のきっかけは?

まず、エンジニアとして、作ったら終わりではなくそれを改善し続けてずっと面倒をみていけるような仕事をしたいと思っていました。

元々、SIの会社にインフラエンジニアとして働いていたのですが、受託開発企業だったので、他社からの依頼を受けて作成して納品する仕事でした。そこでの仕事もとても楽しかったのですが、システムを作って納品したら手放してそのあとの運用などの部分に関与しないタイプの会社だったんですよね。なので、その先の業務にも興味がわいてきたという理由が大きいです。

加えて、DLsiteのユーザーであったことも理由の一つです。自分の好きなサービスに携わってみたいというのもありますね。


—入社してみていかがですか?

とても楽しいですし、伸び伸び働けています。基本的には仕事をしていると多くの時間を取られてしまうと思うのですが、その時間を楽しく過ごせることはすごくいいなと感じています。

あと、私はプログラムを書くのが好きでそれを仕事でも活かしたいと思っていたのですが、転職してみてviviONのSREは、ソフトエンジニアとしての観点も求められるような業務内容もあるので、その点も良かったです。

それに、オタクの方が多いので、漫画などの話をしやすかったりリラックスしながら業務にあたれるので、すごく働きやすいですね。福利厚生の面でも7時間勤務なので私生活とのバランスが取りやすいところは嬉しいです。


―viviONでSREとして働く魅力はなんだと思いますか?

作業する上で役割が違うからできない、といった縛りがない事ですかね。viviONでは自社のサービスに横断して関われるので、様々なサービスの中身を見ることができて非常に勉強になりますし、仕事としても楽しいです。本人のやる気とスキル次第でどんな業務もやらせてもらえますし、自分から仕事を作れるところはviviONのSREの魅力だと思っています。


―お仕事のやりがいを教えてください。

サーバーの管理など、インフラ基盤を扱うことが多いということもあって、全体を俯瞰してシステムの改善などを担えるポジションにいることがやりがいです。

SREユニットでは特定のサービスの開発を直接的に開発するようなことは行っていないので、サービスやユーザ―との関わり方としてはプロダクトの開発メンバーを介した間接的なものにはなります。ですが、サーバーは少しの変更でも影響範囲が広くなるという特性があるので、責任を非常に感じますし、軽微な修正でもそれによってサイトの動きが速くなるなど、サービスの改善に関われていると実感できています。

また、プロダクトの開発者の開発環境を整え仕事をしやすくすることも私たちの業務内容の1つなので、開発メンバーから「仕組みが改善されて作りやすくなった」といった声をいただけることも嬉しいです。


―ではどのようなことに課題を感じていますか?

事業の成長に併せてこちらもスケールする必要がありますので人員不足ですね。今のSREユニットの動きとしては、開発部のみなさんから依頼を受け、随時それに対応していくような形になっています。いただいた依頼以外に自分たちから動いてシステムの改善などをするリソースが現状ないので、そういったこともやれるよう人員不足を解消したいです。

私自身もSRE未経験だったので、経験の有る無いは問題ありませんが、インフラ分野に興味があったり、サービスを横断的にみられるので様々なサービスに関わりたい方には向いているかと思います。他にも、設計の決めのところも私たちが関わる部分なので、マクロ視点で物事を見られる方も向いているかと思います。


―最後に今後の目標を教えてください。

チームとしては、引き続きユーザーさんに不自由なくいつでもサービスを楽しんでいただけるよう、サービスの品質を高く維持していきたいです。そのためにも、今、手動で作業している部分を自動化に切り替えていき人間の操作によるオペレーションミスを減らしていきたいと思っています。

また、サービスの品質の数値化に関しても目標があります。サービスの信頼性の向上を会社全体として目指すためにも、サービスレベルに関する認識や考えをプロダクト全体に広げるべく挑戦していきたいと思っています。

個人の目標としては、私はSREとしてまだ経験が浅いですしSREという分野自体が比較的新しいものなので、勉強する余地や伸びしろがまだまだあると思っています。そのため、SREという活動に対する理解度を今後も高めていき、それによってチームを引っ張ってけるような力をつけたいです。それにプロダクトに直接関わっている開発者の方々の開発環境の向上に非常に関心があるので、エンジニアのみなさんの縁の下の力持ちのような存在になりviviONのサービスを支えていきたいです。


SREエンジニア
業務の50%は自動化のための開発!SREエンジニア募集
「ユーザーとクリエイターが楽しみながら、幸せに生きていける社会にする」 私たちは、クリエイターの皆様とユーザーの皆様の架け橋となり、 日本が誇る文化を国内外に発信し、夢と感動をお届けすることで、 viviONに関わる全ての人々を幸せにし、世の中に貢献します。 2022年度のグループ総売上高は454億円を突破しました。 ご利用ユーザー数1,208万人、お取り扱い作品数165万作品、お取引クリエイター・法人数は10.6万と皆様に支えられ、事業を拡大してきました。 さらなる成長のために、電子コミックサービス「comipo」、クリエイター向けサービス「GENSEKI」、紙書籍出版レーベル「viviON THOTH」、VTuberプロダクション「あおぎり高校」など、新規サービスやコンテンツの企画・開発に積極的に取り組んでいます。
株式会社viviON



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