経験はないけれどパソコンを触るのは大好きだから、技術を磨いてエンジニアとして活躍したい。
私は文系出身で、ITのスキルも知識も何もないところからのスタートでした。今の学生はパソコンではなくスマートフォンで調べ物やレポートなどを済ます人が増えていると言われますが、私はパソコンを触るのが大好き。何時間でもパソコンの前にいて、触っていることが楽しくてたまりません。だから、未経験でも臆することなく業界に飛び込むことができたし、新入社員研修の課題も苦戦はしましたが、乗り越えることができたと思います。
研修終了後、アサインされたのは食品のECサイトのチームです。昔からのお客さまで、東京で9名、福岡開発センターのメンバー8名もリモートで参加しています。1年目は経験値をつけることもあって、運用保守を担当しました。カスタマーサポートからのシステムに関する問い合わせ対応や、テスト用のデータ作成等を行い、システムの中身についても学んでいきました。新人でこのチームに入ったのは私一人。お客さま先での作業には緊張もありますし、うまくコミュニケーションを取らなければ孤立してしまいます。わからないことを聞くのはやはり躊躇もあります。でもみなさんが優しく、勉強の時間をいただきながら作業を行うことができており、感謝しながら日々の業務に取り組んでいます。
学べば理解できる。だから新しいことを勉強し、チャレンジしていくことが楽しくてたまらない。
このECサイトは長年運営されているもので、システムも古くなってきています。そこで、順次新しくするプロジェクトがスタートしました。まずはフロント基盤の刷新からということで、チーム内の5名ほどでこの作業に当たり、私も参加しています。
最初はWebページ内に埋め込まれたJavaプログラムの調査などを行いました。その後はVue.jsという、ユーザーインターフェース構築のためのフレームワークを使って、部品作りも担当することに。Vue.jsを扱うのは初めてで、わからないことばかり。慣れない作業にどのように進め、また相談していいのか戸惑いもありました。すると、先方から「1週間勉強期間を与えます」と、ありがたい配慮をしていただき、その時間を使って技術書を読み漁り、必要な知識や技術について知ることができました。また、同時期に会社でVue.jsの勉強会が開催されると社内のSNSサイトを通じて知り、即応募。常駐先では気軽に聞けないことも、社内の勉強会なら気持ちのハードルも下がります。こうした学びの時間や場をうまく利用し、理解が進んでいったときは本当に楽しく、一つ成長できた気がしました。
会社のサポートがしっかりしていて、さまざまなスキルを持つ社内の人との交流の場も多いから、技術を身に付けることに打ち込める。
勉強の甲斐あって、今は部品作りも順調です。 いずれは設計なども担当できるよう、勉強しています。スキルを高め、一通りの作業について自信を持ってこなせるような成長が必要です。フロント基盤の作業が終われば、次はバックエンドの改修作業にも取り掛かる予定で、プロジェクトはまだまだ続きます。新しく学べることも多く、このプロジェクトでどんどん腕を上げていきたいと思っています。
エンジニアとしては駆け出しの私なので、今は技術を身に付け、一生懸命頑張るだけ。いずれはプロジェクトのリーダーを務めるという目標も持っていますが、人をまとめるにはコミュニケーション力と技術力、両方が備わっていなければいけないので、意識して磨いていく必要があります。幸い、会社はやりたいことを伝えれば要望を聞いてくれる姿勢があり、またそのための方策を考えてくれます。それに、オープンストリームは社内イベントが豊富で、さまざまなスキルや経験を持っている人たちとそうした場で知り合い、話せることも自分の糧になっています。日々の仕事や社内でのつながりを大事にすることで、きっと目標も叶う。そう信じてこれからも頑張っていきます。