【社員インタビュー】未経験から憧れの広告映像業界へ!IT専門商社の営業だった私の、転職波のり法「わたのり〜わたしの波のり法〜 #01」
こんにちは!ノースショア採用担当です。
だいぶ久々の更新となりました。。
今回は、これまでの人生や仕事を波にたとえ、ノースショアで活躍するサーファー達にその乗りこなし方を聞いていく新連載企画、『わたのり』(わたしの波のり法)です!
第1回目となる今回は、コンサルティングマネージャーとして働く、小池翔平さんへのインタビュー!
※ノースショアではPM(プロダクションマネージャー)職が案件の媒体を問わずコンサルティングを行うことから、「コンサルティングマネージャー」と称しています。
―小池さんは現在コンサルティングマネージャーとして主に映像に関わっていらっしゃいますが、転職される前は全く別の業種だったとか。
はい。専門商社でIT関連商材の法人向け営業をしていました。会社や学校にパソコンとかプリンター、サーバーなどを購入いただくために得意先を回って見積もりを作ったり相談に乗ったり。
僕の勤務していた会社は新規の飛び込み営業ではなく、基本的にはルート営業だったのですが…営業の力というよりも、すでに確立されているものでそこそこの成果を出せてしまう事に気づいてしまい…。そうなると人って、頑張らないじゃないですか。
毎日通勤電車に揺られて、同じデスクについて、同じようなルートを回って…って想像した時、「自分はこの先何年もこの仕事では耐えられないかも?」と思い始めました。
それで、以前から興味のあった広告映像の業界に転職する事を決めました。
―もともと広告映像には興味があったのですか。
実は就活中に、映像関係の会社を受ける事も考えていたんです。でも会社説明会に行ったら「映像研究会出身です!」みたいなバリバリの映像経験者がたくさんいて…。
僕は当時、映像に興味はあったけどそこまで深く携わっていなかったので、「あの人達に勝てるようなエントリーシートは書けない」と思って断念しました。大学時代は普通にフットサルサークルに入って、バイトして…。結構ちゃらんぽらんだったと思います(笑)
ベタかもしれないけど「仕事してる!」という実感のある業界に憧れがあったんです。映像って本当に、何もないところから企画して、ほぼゼロの状態から進めていくので。
―広告映像を制作する会社は多くありますが、その中でこの会社を選んだ理由は?
転職の際、エージェントに登録して探したのですが…未経験だと、なかなか難しくて。何社も挑戦したのですが、まず書類で弾かれました。面接まで進めても、そこから先でダメだったり。
結局、面接まで進めたのは3社あったのですが、ノースショアは他と違っていて。
―どういうところが他社と違ったのですか?
映像業界って案外、恐いというか冷たい雰囲気の方が多いんです(苦笑)面接に行っても、厳しい対応をされたり、面接官側の質問もやや業務的というか。
ノースショアの面接を受けたとき、それらとは明らかに違ったんです。
僕に映像経験が無かったことに配慮してくれたのかもしれませんけど、質問もプライベートなもので。
「この会社はスキルじゃなくて、人の中身をまず見てくれるんだ」って気がしました。
あとは社長の人柄ですね! 会社の近くに住むと家賃補助が出ると聞いたので、引越ししちゃうのもいいなと思って口に出したら、面接後に社長が「家を探してあげるよ」と、物件の候補が送られてきて。
こんなことまでしてくれる社長って、いるんだ!と(笑)
給与面だけで考えると最終面接まで残っていた会社の方が良かったんです。でも人柄や社風が良くて、給与は安くてもこの会社に決めようと。
―転職前のスキルや経験などで、役立っていることはありますか。
全く違う業界ですけど、お金の管理については営業をしていたことが役立っていますかね。コンサルティングマネージャーって制作費の管理もするので。値切り交渉のスキルも前職で学びました。
―小池さんが仕事をする上で大事にしていることは何ですか。信念などもあればお聞かせください。
1番は、どんな映像でも監督やスタッフのやりたい表現をしてもらいたいと思っています。監督もスタッフも、クライアントから受けた依頼を叶えるための最適手を考えてくれているので、その表現を実現してもらいたいんです。
もちろん、予算などの関係で現実的じゃない時もあります。でも、だから「できない」で切り捨てるんじゃなくて、折衷案を提案するようにしています。
皆のモチベーションやクオリティに影響するので、そういう事を大事にしていますね。
PMって、型にはまった制作進行をする方も多いんじゃないかと思っています。流れ作業でやろうと思えば、できてしまう。でも自分は前職でそれを体験しているから、やりたくないんです。またあの頃の自分に逆戻りするのはもったいないと思っています。
ノースショアは小さい制作会社ですけど、小さいからこそ型にはまらないものづくりができていると思います。
あとは「ものづくりって、楽しくやった方がいいじゃん!」という考え方を持って仕事をしています。なので外部の監督さんなどから「他の現場とは雰囲気が全然違う」とよく言われます。他だと結構殺伐とした現場が多いみたいで(笑)
下の子がプロデューサーに意見を言えるような、より作品にダイレクトに関われていると思える環境づくりも大事だと思っています。
―中途採用でノースショアに入った場合、具体的にはどのような仕事を任されるのですか?
2〜3年の経験者だと、すぐに案件に入ってもらいます。PMとして参加いただくことになりますね。
仕事は案件に対してPMが立候補する場合と、レギュラー案件をプロデューサーからの指名で受ける場合があります。
また他社と違う点でいうと、うちの会社にはデザイン部門やシステム部門があります。例えば1つの案件の中で映像とWEB、のように分野をまたぐ事がありますけど、そういった場合にもPMとデザイナーがやり取りをして進めていきます。社内だから返答までの待ち時間もほぼないので、わからない所はすぐに聞きに行きます。1つの案件で、分野を超えてもテイストが揃えられる点は強いと思います。
―10年後の自分は、どうなっていたいと思いますか。
バリバリのプロデューサーになっていたいですね。
消費者の方がテレビや動画で「ちょっと気になる」と思ってもらえるものを作っていたい。シリーズ物のCMの1発目をやりたいですかね!
それでいて、シリーズ物として視聴者に認知されているような。ちゃんと広告として成立している映像やグラフィックを今後もやっていきたいと思います。
カジュアル面談や面接でお会いする方々にはお伝えしているのですが、ノースショアの入社理由で多く挙げられるのが、「社長の人柄」と「社風」。
熱い仲間達と本質的な議論ができる、そんな環境が、素晴らしいものづくりの秘訣なのかもしれませんね。
小池さん、貴重なお話ありがとうございました!
<撮影:人事 入谷>