【前編 | 社員インタビュー】クリエイティブカンパニーが、自社プロダクトにかける想い
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こんにちは!ノースショア人事です。
本日のテーマは「自社プロダクト事業」についてです。
ノースショアでは本業のクリエイティブ事業とは別に、自社プロダクトによるDX事業を展開しています。
映像制作におけるカット表の自動生成AI「カットウヒョー」
クリエイティブ業界の受発注者を繋ぐ、マッチング型のプラットフォーム
これらの自社プロダクトを、なぜ開発しているのか?
その背景や想いや今後の展望を、ノースショアの自社プロダクト事業を担うコンテンツ開発ユニットのお2人に伺いました。
【社員紹介】
・小谷 優大(写真右):2022年にノースショアに入社。2023年より執行役員CHROとして経営企画ディビジョンにて人事と自社プロダクトのクリエイティブDX事業を管掌。2026年2月より副社長に就任。
・東 洸司(写真左):2026年1月からノースショアにプロダクトマネージャーとして入社。事業PL含む事業戦略から営業、マーケティング、プロダクトマネジメント、バックオフィスなど事業を推進する全てを担っている。
【そもそもなぜ?自社プロダクトを展開する目的とは】
改めてにはなりますが、そもそもノースショアが自社プロダクトによるクリエイティブDX事業を展開している背景や目的について教えてください。
小谷:多くのクリエイティブ企業が存在する中で、クリエイターを支援したいという目的で自社プロダクトを展開している会社は珍しいかもしれませんね。ノースショアのユニークさのひとつです。
問いの答えとしては、ノースショアが掲げている「熱狂と豊かさが永続するクリエイターの楽園をつくる」というビジョンゴールを、自社で体現していくだけでなく、プロダクトを通じて業界全体へ広げていきたいと考えているからです。
自社だけで熱狂や働きがい、豊かさに満ちたサステナブルな世界を目指すのではなく、世の中のクリエイターがもっと本質的なクリエイティブに集中できる環境そのものを増やしていきたい。
その考え方が「カットウヒョー」や「クリショア」のプロダクト開発につながっています。
クリエイターが今よりももっとクリエイティビティを発揮できたり、自己ブランディングできる環境をつくる。そのための一助として自社プロダクトを展開しながら、より大きな世界観でビジョンを実現していきたいと考えています。
自社の枠を越えてビジョン実現していくためのツールになっているんですね。今の事業フェーズについては、どのように感じていますか?
小谷:市場ニーズを検証する0→1のフェーズは、ある程度超えられた感覚があります。
もちろん改善すべき部分はまだまだありますが、「このサービスを必要としている人がいる」という手応えは、しっかり得られてきました。
実際に導入企業様からは、「もっとこう使いたい」「こういう機能がほしい」といった声も多くいただいています。
今は、そこからさらに多くの人に知ってもらい、使ってもらう1→10のフェーズに入っていると思っています。
ただ、急拡大を目指すというよりは、まずユーザーが本当に困っていることに寄り添いながらサービスを磨いていきたいですね。
また、事業として得た利益を開発へ再投資し、さらにサービスを良くしていく。そのサイクルも少しずつ回り始めています。
特に「カットウヒョー」は、急速に大手広告会社やプロダクションへの導入事例が増えてきているので、そうした実績を積み重ねながら、より進化させていきたいと考えています。
【“現場起点”で磨き続けるプロダクト】
少しずつ前進しているのを聞くと、ワクワクしますね。素朴な疑問ですが、そもそも「カットウヒョー」のような一見「ニッチ」な市場でプロダクト開発しているのはなぜなのでしょうか?
小谷:元々は「synco」というプロジェクト全体の進行管理システムを開発していた際に、特にユーザーからの要望が多く、一つの機能からスピンアウトしたのが「カットウヒョー」です。つまり「ニッチ」というのは「フィット感」や「深さ」でもあると考えています。
事務作業をAIで効率化できる時代になった今でも、業界特有の商習慣やワークフローにより、なかなかDXが踏み込めない領域が存在します。特に映像業界は、昔から続く慣習や非効率なワークフローも多く、現場の負担が大きい場面も少なくありません。
ニッチだけど困っている人は多い。そんな痒い所に手が届くサービス、というポジションになっていくわけですね。
小谷:そうですね。クリエイターの多くは、「もっとクリエイティブに向き合いたい」「より良い作品づくりに時間を使いたい」と考えていると思うんです。
一方で、事務作業に多くの時間が取られてしまい本質的なクリエイティブに集中しづらい。そうした作業を効率化し、クリエイターが本来持っている力を発揮できる環境を整える。その役割の一つを担っているのが「カットウヒョー」だと思っています。
映像制作の現場で発生する「カット表作成」をできるだけ簡単にし、その負担や悩みを少しでも減らしたい。映像制作に関わるすべての人に向けたサービスです。
開発背景がどんどん理解できてきました!通常の開発会社ではなく、ノースショアだからこその強みや特徴はあるのでしょうか?
小谷:一番大きいのは、ノースショア自身が制作現場の当事者だということです。
元々のルーツは、ノースショア社員のプロダクションマネージャーや映像制作に関わってる人たちの労働環境を良くしたいという想いから始まっています。
撮影が終わるのは深夜でその後さらに数時間、カット表作成などの事務作業が続く…。
そういった現場のリアルな課題から「なんとかできないか」と考えたことが開発のきっかけでした。
だからこそ、「どこが一番大変なのか」を理解した上で「そう!こういう機能が欲しかったんだよ」という機能面と、UI/UXを含めた細かな使い勝手まで徹底的にこだわることができたと思っています。
ノースショアだからこそ実現できた、現場目線で磨き込まれたサービスになっていると思います。
東:AIを主役にしていないところも、ノースショアならではの面白い点だと思います。
あくまで、クリエイターがクリエイティブに集中するためのハイブリットとしてAIを使っているんです。
カット表作成の時間を短縮することで、本来向き合うべき企画や演出、コミュニケーションに時間を使えるようになる。そこに一番価値があると思っています。
実際にユーザーからは、「これまで1時間半かかっていた作業が30分で終わるようになった」という声もいただいています。
工数のかかる事務作業が減り、クリエイターが本来の仕事に集中できる時間を生み出せている。そこが、このプロダクトの一番面白い部分かもしれません。
小谷:確かにそうですね。
実際、とある導入企業様の例では、自社開発でカットウヒョーと似たシステムをつくられていたことがあったそうなのですが、「現場目線での使いやすさ」と「コスト削減効果の高さ」から、自社開発を途中で打ち切ってまでカットウヒョーを全社導入してくださり、ありがたいことに現在も利用いただいています。
【今後のビジョンについて】
最後に、今後の事業展望や、プロダクトビジョンについても教えてください。
小谷:最近は技術的な特許をとったり、新機能を開発したりとサービスの磨き込みをしていましたが、最終的には、映像クリエイターを支える“分身”のような存在を作りたいと思っています。
映像クリエイターの方々の仕事は、複数のタスクを並行で抱えながら、同時にクリエイティビティも求められるシチュエーションもあります。
だからこそ、起こり得る作業や課題を先回りして支え、本来向き合うべき仕事に集中できる環境を作ることができたら大きな価値になると思っています。
今はまだ作業工程の一つをカバーする「便利なツール」という立ち位置かもしれませんが、将来的には、現場にとって本当に頼れるパートナー的存在になっていきたいですね。
東:そのためにも、まずは多くの方にサービスに触れていただきたいと思っています。
元々はカットウヒョーが広がった理由は口コミで、利用者の声から一気に40名近く登録が増えたケースもありました。今はまず多くの方に触っていただきながら、現場の声をもとにサービスをさらに磨いていきたいと考えています。
もちろん、「ここが使いづらい」といったフィードバックも大歓迎です。
実際に現場で使っていただき、率直な声をいただけること自体がとても嬉しいですし、サービス改善にもつながっています。
このプロダクトは、リアルな制作現場の課題感から生まれました。
自分たち自身が困っていたからこそ、“本当に現場で使えるもの”にこだわって作っています。
期間限定でカットウヒョーは無料トライアルできるようになってますので、まずは気軽に試していただけたら嬉しいです。
いかがでしたか?
後半パートでは、そんな新規事業を担当するコンテンツ開発ユニットの実際の仕事内容について、プロダクトマネージャーの東さんにお話を伺います。