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「卒業しても働いていいですか?」学生インターン生がJBAを離れられない理由

「コンサルティングxクリエイティブ」で大企業の課題解決に挑戦する日本ビジネスアート株式会社(JBA)では、学生インターンが、企画立案・編集・ライター・フォトグラファーなど様々な職種で活動しています。そんな、個性豊かで才能に溢れる学生たちに迫るのがこの企画。今回は、「社会人となった現在もJBAで働き続けている」中嶋さんにインタビューしていきます!

【プロフィール】
中嶋もも(なかじま もも)。岩手県出身、盛岡第一高等学校卒。慶應義塾大学文学部に入学後、2年生からは美学美術史学専攻に進み、高校時代から興味のあった美術史やアート・マネジメントを学ぶ。大学卒業後、日本の大手メーカーに就職し、現在(2020年度)入社一年目。



ー中嶋さんがJBAに入った経緯を教えてください。

私は、就職活動が終了した大学4年生の6月にJBAの学生インターンに来ました。JBAに入った経緯には、就職活動が大きく関わっているので、その期間で経験したことをお話しようと思います。就職活動においては、ホワイトな企業や安定感の重視で日系の大手を中心に企業を選んでいました。ただ、同じ業界受けていると、連絡が来ない日が続いたりすることがあるんですね笑もちろんメンタル的にきつくなる部分はありましたし、こんなに焦っているけれど、「ここは本当に自分が行きたい会社なのか」って自問することも数多くありました。そうして、就活が上手くいかなくなって初めて、自分は絵や美術など、「クリエイティブ」と「クリエイティブ」の力で何かしらを世に広めていくことを仕事にしたいんだということに気付いたんです。もし内定を貰えなかったら大学院に進んで美術史やアート・マネジメントを極めようか、もう一年就職活動をして広告や出版業界を受けてみようか、と考えたこともあったのですが、最終的には、内定をもらったメーカーの会社で、製品の良さや会社の良さを広める仕事ができたら良いなと思うようになり、入社を決めました。

苦労したことがきっかけで自分の本当に好きなことにせっかく気付けたということもあり、就職活動が終了してからは、何かを発信するところや仕事に携わりたいなと思うようになりました。その時、自分が読んでいた『美術手帖』(=美術出版社から刊行されている隔月刊の美術誌)の中でJBAの広告を発見したんです。最初はギャラリーで働くことも考えていたのですが、JBAの方がギャラリーでの仕事よりも「自分で何かを発信する」側面が強いと思ったので、JBAで働く事を決めました。

ーJBAではどういったお仕事をされていたのでしょうか?

私が入った2019年6月は学生インターン生が増える前段階の時期だったので、1人の社員さんに付いてその方の業務をサポートする形で仕事をしていました。その社員さんが担当しているお客さまの社内報の手書きラフを書いたり、実際の取材現場に連れて行かせてくれたりと、多種多様な仕事の経験をさせてくださいました。

そしてある日、社長インタビュー記事の執筆を任せられたんです。それまでは、JBAにおいてライティング業務を経験したことはあまり無かったのですが、もともと小論文が得意で大学に合格したこともあり、文章を書く事には自信がありました。おそらく、それを以前から知っていた社員さんが私に任せてくれたのだと思います。そして、その社長インタビューですが、物凄い長さで、しかも内容の濃いお話でもあったので、まとめるのはかなり大変でした。その会社の情報を徹底的に調べたり、「社長さんが本当に伝えたい事はなんなのか」「こういう言い方の方が社員さんに伝わるだろう」と、感情移入を繰り返したりしながら必死に書き上げていったのですが、嬉しい事にその完成記事に修正がほとんど付かず、社員さんから実力を評価してもらうことが出来ました。そして、この案件をきっかけに本格的にライター業務を担当させて頂けることになりました。

ーライターとしてはどのような案件を担当されているのですか?

本当に様々な会社の様々な企画の記事執筆を担当させて頂いています。Wantedlyの記事を書かせてもらったこともあるのですが、社長インタビューやある社員さんによるプロジェクト紹介、等「人を介して何かを伝えるもしくは紹介する企画」の記事を担当することが多いです。個人的に、「人」を観察することが好きなので、「この人が本当に言いたいことは何なのか」を考えることが好き、かつ得意なのかもしれません。

ー中嶋さんは社会人としての生活をスタートさせているということですが、どういった経緯で就職後もJBAでのお仕事を続けられるようになったのでしょうか?

情報を発信する仕事が出来るJBAでもこれから仕事を続けたいという思いがあり、私が就職した会社は副業が認められていることもあって、JBAの社員さんにその旨を伝えました。大手会社に就職したので、大手なりの成長性や強みを学びながらそれをJBAで活かすことが出来るのも面白いと感じています。

ライティング業務は続けており、現在は大手建設業界のお客さまの案件やJBAが社外の社内報担当者のために展開している情報サイトのリニューアルプロジェクトにも携わってもいます。

ー社会に出た今だからこそ思う、JBAの良さはどんなとことにあるとお考えですか?

まず、「柔軟性の高さ」がJBAの良さの一つだと考えています。例えば、JBAでは社員さん全員が毎日朝礼に参加していますが、全社員が一挙に集まって問題の共有や意見を交わすような光景は社員数が多い大手会社だともちろん目にすることは出来ません。また、大手企業においては、会社全体のルールがあって、そのルールに何かしらの変化を加えるときに、形になるまでにある程度時間がかかってしまいますが、JBAでは、例えば金曜日に出た案が、月曜日から試運転という形で実際に社内に施行されるんですよね。その後、トライ&エラーを繰り返しながら社内に定着させていくと言いますか。「常に変化し続けよう」とする改革マインドが顕著に現れている部分だと思います。実際、私がインターン生として入った2019年6月と現在(2020年5月)とにおいては、JBAの姿は全く違って見えます。確実に成長していっているなぁと感じる部分が大きいですね。

学生の意見を吸収し反映してくれるところもJBAの良さです。「学生から刺激を受けたい」というメッセージを押し出して学生の長期インターンを開催している会社は数多くありますが、学生の意見が直接仕事に反映されることがない場合がほとんどだと個人的には感じています。ビジネススキルという社会人としての基本を学ぶだけで完結してしまうインターンと言いますか。しかし、JBAはこちらが驚いてしまう程に学生の意見を実際の社内に反映してくれますし、学生に仕事を任せてくれるんです。提案したら「それで行こう!」と言ってくださったり、「オフィス環境をもうちょっと整えたいです」と提案したらその週には大掃除が開催されていたりしました。こんなに学生を思ってくれる会社ってなかなか見つけられないと思います。

ー就職なされた今、JBAで学んだことが活きているなと感じるようなことはありますか?

はい、もちろんあります。社会人になってから、社内でビジネススキル講座を受けているのですが、そこで教えられていることは全て、学生時代にJBAで働いていたときに社員さんから既に教えてもらっている内容なんですね。例えば、特にお世話になっていた入社二年目の社員さんからは、「話をする時は最初に結論を言ってほしい」と社内コミュニケーションをとる際のルールを教えて頂いたり、何か仕事でミスが生まれた際には「中嶋さんと私との間に解釈の齟齬が生まれたからだよね、次からは~しよう」と細かなフィードバックを日常的に数多く頂いていました。なので、ビジネスにおけるコミュニケーションの作法やホウレンソウも今となっては当たり前の感覚になっているなぁと感じる部分が大きいですし、そういったことを学生生活の間に学べたこと自体がとても貴重なことだと今となっては感じます。

ー最後に、この記事を読んでいる学生の方に向けたメッセージをお願いします!

世の中には「やってみなきゃ分からないこと」が沢山あると思います。私は就職活動で多くの苦労を経験しましたが、同時に、上手くいかない自分に向き合う中で、自分が真にやりたいこと・好きなことを発見する事が出来ました。

目の前にある仕事が自分の人生にどう役立つかは考えず、その仕事をきちんと果たす事、その仕事にしっかりと向き合う事で見えてくるものが必ずあると思います。社会の変化が加速化し、終身雇用制度も当たり前では無くなっている現在においては、なおさら重要な姿勢になってくるのではないでしょうか。「この会社の雰囲気は~で、福利厚生は~…」という口コミなど、会社を選ぶ際の判断基準は多様にあると思いますが、一旦挑戦してみて本気で取り掛かってみる姿勢というのが大切なことだと私は考えています!

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