2021年12月某日、「最近のRails事情について 〜開発秘話ぶっちゃけトーク with コロナ時代〜」というテーマのもと、グリーグループの子会社3社で働くエンジニアにて登壇およびトークセッションを行いました。
今回は、Glossom CTOの田中が登壇した内容を中心にレポートします。
コロナ禍のピンチをチャンスに変える!風通しのいい組織の作り方とRails開発について
Glossomの発表パートでは、「コロナ禍におけるリモート主体Rails開発組織の作り方」というテーマで、コロナ禍で実際に進行していたプロジェクトの話を例に取り入れて発表を行いました。
Glossom開発部は、広告プロダクト系開発と事業会社支援系開発を行う2グループで構成されており、この毛色の異なる2部門をどのように組織として束ねていくかが1つの課題になっていました。
コロナによりリモート主体の開発環境へと遷移する中で、コミュニケーション方法について2つの試みを行いました。
まず1つ目としては、
リモート主体のチームの関係性の質向上のため、雑談レベルの気軽なMTGなど発言機会を増やし、心理的安全性を高める環境を作り上げたこと。
2つ目として、
関係性の質を向上させた上で、開発タスクでの関わりを増やしたり役割ローテーションを行うことでお互いの大変さを理解し合うこと。
これらを順番に行ったことで、組織の風通しが良くなり、開発としても順調にすすめることができました。
また、開発面には、
- メンバーのスキルセットにあった無理をしすぎない技術選定
- 本番環境から逆算した開発環境の整備
- カバレッジ100%を保ちテスト品質担保
このようなルールを設け継続したことで、コロナ禍でリモート主体になった中でも、大きなプロジェクトを予定通り複数リリースすることができました。
そのうちの1つのプロジェクトで、 Ruby biz Grand prix 2021 デジタルメディア賞を受賞できたことも、開発部として良い功績を残せたと感じています。
Glossomやグリーメディアグループで活躍できるエンジニアとは?
ウェビナーの終盤には、「一緒に働きたいエンジニア像」についてのディスカッションが行われ、各人の具体像があげられました。
- 色々なことに興味関心を持ち、自分が学んだことを他の社員に情報共有してくれるエンジニア
- どんな技術を身につけたいのか明確な意思を持っているエンジニア
- 色々チャレンジするエンジニアは、危なっかしい反面、とても刺激を与えてくれるので、そういう情熱のあるエンジニア
- 『サービスを作ることが楽しい』と思ってくれるエンジニア
上記のような意見が上がり、グリーグループではこのようなエンジニアはどの部署でも活躍できているという話になりました。
Glossomでは一緒に働くエンジニアを募集しています
Glossomの開発では、RubyのみならずPHPやPythonなども利用しながら、広告メディア・デジタルマーケティング領域において新しい価値を創出し続けるリーディングカンパニーを目指しており、一緒に切磋琢磨していける上記のようなエンジニア仲間を募集中です!
下記よりお気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです!
■ウェビナー登壇者
・藤本 真樹(グリー株式会社 CTO)
・田中 聡(Glossom株式会社 CTO)
・樋口 雅拓(グリーライフスタイル株式会社 リードエンジニア)
・村田 翔(アウモ株式会社 技術責任者)
・根來 航(アウモ株式会社 サーバーサイドエンジニア)
■RailsエンジニアRuby biz Grand prix 2021の詳細はこちら