皆さん、初めまして!この春からボーダレスジャパンにRISE新卒として入社する加藤未希と申します。
私は、南米エクアドルのエスメラルダス県農村部にて、日雇い労働者を親に持つ貧困の若者たちに通年雇用とビジネス教育の場を提供し、収入の向上と目標を見つけて挑戦できる環境を創りたいと考え、ボーダレスジャパンの門を叩きました。
実は、大学3年の夏休みまで酪農家になろうと牛のお尻に手をツッコミ、カラダに牛の香りがほんのり染み着くような生活を送っていた私ですが、どうして突然、ボーダレスジャパンと共に社会起業家としてエクアドルの貧困問題を解決したいと思ったのか、少しお話したいと思います。
【目次】
1.チョンタドゥーロとの出会い
2.「当たり前」に縛られて縮こまっていく社会
3.ソーシャルビジネスの難しさと可能性を感じたインターン
4.入社に向けて
1.チョンタドゥーロとの出会い
日本から遠く離れた、南米赤道直下にある小さな国、エクアドル。生物多様性が豊かで、家族愛が強く情熱に溢れたステキな国です。その一方で、経済格差や階級差別の激しい国でもあり、横の繋がりがなかなか生み出せない社会構造になってます。
私がエクアドルはエスメラルダス県チョンタドゥーロ村と出会ったのは、大学3年の夏休みに行ったエクアドル旅行でした。さあ、これから楽しみなエクアドル旅行だ!ワクワクしていると、到着したのは観光地ではなく友達のおじいちゃんの家で、ここがチョンタドゥーロという場所でした。
エスメラルダス県にあるチョンタドゥーロ村という場所は、いわゆる貧困層が住む農村部です。主要産物はカカオで、住人の多くは日雇い労働者としてカカオ農園を運営するオーナーの元で働いていますが、収入は少なく貧困率は85%以上と言われています。私は旅ではなく、彼らとともに農園を周って収穫作業をしていました(笑)
これがチョンタドゥーロとの出会いでした。
2.「当たり前」に縛られて縮こまっていく社会
彼らと共に過ごす中で、私は色々な ”当たり前” に直面しました。仕事がなくて当たり前。子供が仕事をするのが当たり前。経済的理由で学校に行けなくなって当たり前。盗みが起きて当たり前。日雇い労働が当たり前。
私は、この ”当たり前” を彼らにとって当たり前だから気にしなくていいんだと思えませんでした。人それぞれ幸せの価値軸が異なることは分かるのですが、この “当たり前” は彼らの人生の選択肢をどんどんなくしていく負の ”当たり前” ではないかと感じ、もっと、彼らが新しい世界や選択肢を知った上で人生選択ができてもいいんじゃないかと心に引っかかりました。
私は、そう感じたところで何かアクションを起こせる人間ではなかったし、こんな社会的問題を解決しようという考えは1ミリも思い浮かびませんでした。でも、エクアドルを一緒に旅していた仲間の言葉が、私の考え方に変化を与えてくれました。一人はなぜか自信満々に「エクアドルを変える」と言い張り、一人は世界の橋を作って社会を良くすると。とにかく「社会を変える」という大きな世界で生きていました。
このとき、私の考えが社会に向けられ、彼らを取り巻く貧困問題と ”当たり前” に何か新風を吹かせられないかと考えるようになりました。
3.ソーシャルビジネスの難しさと可能性を感じたインターン
日本に帰国後、私が彼らのためにできることはないかとネットサーフィンしていると、グアテマラで貧困地域の雇用と教育機会の創出を目指すMAYSOLという会社が紹介されている新聞記事を見つけました。しかも、MAYSOLはボーダレスグループの一つでした。
これが「ソーシャルビジネス」と「ボーダレスジャパン」との出会い。
これこそ私のやりたいことだ!と思ったのと同時に、「本当に社会問題なんてビジネスで解決できるのか?」という不信感も持ちました。そこで、すでに先行事例として稼働してるMAYSOLで成功も失敗も全部吸収してくるのが一番てっとり早いと思い…>>「21卒入社ブログ|エクアドル旅で人生が180度変わったお話」の続きはこちら
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