「フラットな組織文化で前向きに働ける」PR会社アウルのユニークなカルチャーとは? | アウル株式会社
「私たちが輝き、社会が輝く。」このビジョンを実現するために、アウル株式会社(以下、アウル)にはユニークな社内イベントや制度が数多く存在します。年齢や役職関係なく「さん」づけで呼び合うフラットな社...
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「自分のアイデアを形にして、誰かに届けたい」
そう語るのは、中国・大連出身の張さん。東京大学の大学院では森林科学を学びながら「人と社会のつながり」を意識し、学生時代からは文芸編集部や短編劇の監督など、多彩な活動を通じて「伝える」ことを追求してきました。
今回は、そんな張さんにアウルを選んだ理由や実際の仕事内容、そして留学生ならではの視点を活かした今後の目標を伺いました。
張 嘯宇 (チョウ ショウウ)
中南大学外国語学部の日本語学科に在籍後、日本へ留学し東京大学大学院の森林科学専攻を修了。学生時代は文芸編集部やラジオ番組のパーソナリティ、短編劇の監督など「伝える」ことに多く挑戦してきた。将来の目標は、自身の強みを活かし海外事業にも貢献できるPRパーソンになること。
私は中国・大連の出身で、大学では日本語学科に在籍していました。ただ、当時は勉強よりも文芸編集部や雑誌づくりなど「何かを形にして伝える」活動に熱中していたんです。2年生からは部長を務め、学内雑誌のテーマ設定や編集、執筆を仲間と一緒に進めました。読者の視点を意識しながら内容を作り上げるのが本当に面白くて、その経験が現在のPR志望にもつながっていると感じます。
さらに大学2年生のときには、台湾で開催されたビジネスコンテストに挑戦しました。自分たちのアイデアを企画し、伝えるプロセスを実践的に学べたことが大きな収穫です。そういった経験から、「もっと広い世界で知見を得たい」という思いが強まり、日本への留学を決めました。
日本の大学院へ進学するうえで、東京大学の研究環境に魅力を感じました。専攻したのは森林科学ですが、自然や環境だけを扱うのではなく、「人や社会との関係」を探究できる点が新鮮だったんです。研究テーマは農林水産省が推進している「日本の農山漁村における宿泊」に関するもので、具体的には、農山漁村の現状や今後の課題を調べていました。
日本の文化や価値観を踏まえて、どう社会や地域と結びついていくのかを考えるうちに、「自分が学んだことをどう伝えるか」「どんな形で発信すれば理解してもらいやすいか」という視点が自然と身についたと思います。
研究では、農山漁村の実態を把握するために多角的な情報収集が必要でした。課題を見つける際も、数値データだけを追うのではなく、「現場にいる人はどんな想いを持っているのか」「社会的にどう評価されているのか」など、多面的に捉えるよう心がけていたんです。
こうした「相手の立場に立って情報をまとめ、価値や問題点をわかりやすく伝える」というスキルは、まさにPRにも共通する要素だと感じています。クライアントのサービスや商品の持つ魅力をどう伝えるかを考えるときに、大学院で培った“整理して発信する”力が、今後も自分の強みになっていくと思います。
映画を観るのが大好きで、友達とわいわい楽しむのもいいですが、気になる作品は1人でじっくり観たいタイプですね。日本に来てからはライブにも足を運ぶようになり、好きなアーティストの映像制作をチェックしたりと、音楽や映像のカルチャーにも興味を持っています。
高校時代にはラジオのパーソナリティや短編劇の監督もやっていて、とにかく「表現すること」や「伝えること」に触れるのが好きなんです。そうした経験が積み重なって、PR業界を志望する原動力になったんだなと改めて感じます。
PRやマーケティング、それからエンタメ業界を中心に企業を見ていました。いずれも「人に伝える仕事」だと感じて興味を持っていたんです。実はエンタメ企業への志望度も高かったのですが、調べていくうちに「激務になりやすい面もあるのでは」と思うようになり、より長く続けられそうなPR領域をメインに就活を進めることにしました。
「自分のアイデアで、人に何かを伝える」という行為が、私にとってものすごく魅力なんです。PRはまさに、商品やサービス、そして企業の価値を世の中に届ける仕事。難しさはあるけれど、「だからこそ挑戦したい」という気持ちが強くて、多少リスクがあっても、自分の好きな道に進みたいと思いました。
実際、留学生仲間の多くは就職しやすい業界や職種を選びがちでしたが、私は学生時代からずっと「自分の企画を形にする」のが好きだったので、最後までぶれずにPRを志望していました。
Wantedlyで企業を探していたとき、アウルのクライアント事例や社内カルチャーの記事を見つけたんです。少人数のベンチャーながら、大手企業の案件を多く手がけていると知り、「若手のうちから大きな裁量を持って成長できそうだ」と魅力を感じました。
実はもう1社、エンタメ系企業から内定をいただいていて、翻訳業務を担当する道もありました。ただ、将来的にPRに挑戦したいという思いが強く、「より自分のアイデアを活かして、大きな案件を動かせる環境」を重視した結果、アウルを選んだんです。ベンチャーだからこそ若手でも裁量を持ち、大手クライアントの大規模なプロジェクトに深く関われる――そこに大きなやりがいを感じて入社を決めました。
他社の面接が形式的に進むことが多かったのに対して、アウルではとにかく面接官の皆さんが優しくカジュアルでした。一次面接から最終面接まで一貫して「雑談に近い雰囲気」で、こちらの話をしっかり受けとめてくれる印象がありましたね。
PRや広告業界に対して「体育会系で厳しいのでは」という不安がありましたが、アウルにはそういう怖さがまったくなかった。おかげで安心して自分を出せたのを覚えています。
内定者として、社内の忘年会イベント(TTN)とPRメンバーキャンプに参加させてもらいました。どちらも「仕事では真面目、イベントでは思いっきり楽しむ」というメリハリがあって、すぐに打ち解けられましたね。
特にPRメンバーキャンプは、PR事業部の皆さんが一堂に会して事業の現状や今後のビジョンを共有する場で、最後に「やりたい案件があれば手を挙げてほしい」という時間までありました。終日まじめに話し合ったあと、夜には打ち上げでカラオケに行ったり、先輩方がフランクに声をかけてくださったり。改めてアットホームな社風を感じました。
「さん付けで呼び合うフラットな関係」があるのは、本当に魅力的だなと感じます。インターンの私にも皆さんが積極的に声をかけてくださるので、分からないことがあっても遠慮なく相談できるんです。さらに、1on1の「よもやま」制度では、先輩と気軽に話せるのが嬉しいですね。たとえばこの前は、駅周辺を一緒に散歩しながら仕事の悩みや将来の話をして、「日本語力をもっと伸ばせるか不安……」と相談したところ、「日々の業務を通じて必ず成長できるよ」と励ましていただきました。こうしたあたたかい社風こそが、アウルの大きな魅力だと思います。
詳しいアウルのカルチャーについては、こちらの記事をご確認ください!
主に案件の事前リサーチや請求関連の処理など、チームを裏から支えるような業務が多いです。最近は、とあるファーストフードチェーンのインバウンド集客PRのサポートとして、訪日観光客のデータやSNS上の反応を調べて、傾向を整理しました。たとえば「どの国からの観光客が多いのか」「どの時間帯にSNSが伸びるのか」などをリストアップして、必要な情報を先輩に共有しています。その内容がクライアント向けのプレゼン資料に反映されているのを見ると、自分の仕事が直接役立っているんだと実感できて、とてもモチベーションが上がります。
大学院時代に研究をしていたので、情報収集や分析の作業自体には慣れています。ただ、仕事となると短い納期や実用性といった現場のニーズにも応えなければいけないので、そこが難しさでもあり、やりがいにもなっているんです。
「短期間で、どれだけクライアントの役に立つ情報を抽出してまとめられるか」という課題に取り組むたび、成長を実感できます。地道な作業を積み重ねても、それが最終的に価値を届けることにつながるのがPRの醍醐味だと感じていますね。
まずはビジネスレベルの日本語力を身につけて、一人前のPRパーソンとして営業面でも力をつけたいと思っています。その先の夢としては、海外事業を本格的にサポートするポジションに挑戦したいんです。
日本の企業が海外に進出するとき、あるいは海外の企業が日本市場に参入するとき、私がその「架け橋」となりたい。文化や言語の壁を取り払い、新しい価値を広める仕事をしてみたいですね。エンタメ領域への思い入れも強いので、日本のエンタメを海外にPRできたら最高だなと思っています。