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【事例紹介】「PR視点×デジタル戦略」でビジネスを加速させる──アウルのデジタルマーケティング事業部に迫る

みなさんは「デジタルマーケティング」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?TikTokやInstagramを使ったSNS運用や、インフルエンサーマーケティング、ECサイトの広告運用など、多彩な施策を思い浮かべるかもしれません。実際、企業のプロモーションは急速にデジタルシフトしており、その変化は日々加速しています。

そんな中、アウル株式会社のデジタルマーケティング事業部は、SNSや広告運用だけでなく、ホームページ制作やEC支援、そしてPR事業部との連携による“オンライン×オフライン”施策まで、総合的に手がけています。本記事では、私たちがどのようにクライアントのビジネスを成功へ導いているのか――その実例を2つの事例からご紹介。デジタルマーケティングとPRが融合すると、どんな相乗効果が生まれるのかをお伝えします。

「デジタルマーケティングに興味がある」「PRも絡めた総合支援に携わりたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください!

デジタルマーケティング事業部とは?

アウルのデジタルマーケティング事業部は、SNS運用やインフルエンサーマーケティング、デジタル広告の制作運用、ECサイトサポート、ホームページ制作など、多岐にわたるデジタル施策をワンストップで支援しています。さらに、総合PR会社として培ってきた広報・PRのノウハウを活かし、メディア露出オフラインイベント連動といった“PR視点”を掛け合わせることが大きな特徴です。

たとえば、TikTokやInstagramで動画コンテンツを拡散させるだけでなく、そこから話題を作って実店舗への来店促進やイベント誘導につなげることもあれば、制作した動画をデジタル広告へリユースし、売上に直結させるケースもあります。単なる広告枠の獲得やSNS投稿にとどまらず、クライアントの課題を総合的に解決するのがデジタルマーケティング事業部の使命です。

アウルでは地方企業から世界的企業まで、幅広い業種・規模の支援を実施。次章では、この事業部が“どのように成果を出すのか”を、2つの事例を通して詳しく見ていきましょう。

【業務内容紹介-デジタルマーケティング事業部-】ターゲットに確実に"価値"を伝えるデジタルマーケティング事業部の仕事と魅力に迫る | アウル株式会社
ターゲットに最適な情報をどう届けるか──アウル株式会社(以下、アウル)のデジタルマーケティング事業部では、SNSをはじめとするデジタルを活用した戦略と徹底したデータ分析を駆使し、クライアントの課...
https://www.wantedly.com/companies/www-aur-co/post_articles/957019
デジタルマーケティング事業部の詳しい業務内容はこちらの記事もぜひご覧ください!

【事例1】北村サンプル様──ECで切り開いた地方メーカーの逆転劇

株式会社北村サンプル|ノベルティ・食品サンプル・ウェディングケーキ|FlavorBox - フレーバーボックス
ノベルティアイテム、食品サンプル、ウェディングケーキ・イミテーションに関するお問い合わせは、創業から丸一世紀の歴史ある「モノ作り総合カンパニー」の北村サンプルまで。北村サンプルの屋号である「フレーバーボックス」は、多様なアイデアが飛び出す香しい箱のこと。世界中をハッピーにするために、私たちがモノづくりで大切にしているコンセプト。ノベルティアイテム、食品サンプルグッズ、ウェディングケーキ・イミ...
https://www.flavorbox.co.jp/
北村サンプル様HP

1-1. コロナ禍で激減した売上を“EC×PR”でリカバー

静岡県にある北村サンプルは、食品サンプルの老舗メーカーです。お寿司の形をした玩具「寿司Boon」など、見た目も楽しいノベルティを多数手がけ、主に外国人観光客向けに空港や観光地で販売していました。しかし、新型コロナウイルスの影響でインバウンド需要が消失し、一気に売上が半減。「このままでは立ち行かない」という危機的状況の中、アウルのデジタルマーケティング事業部へと相談が寄せられました。

当社がまず提案したのは、AmazonでのEC展開。自社サイトをイチから構築するより、すでに多くのユーザーが集まるプラットフォームを活用した方が、短期間での売上増が期待できるからです。Amazon広告の運用から商品ページの最適化、在庫管理のサポートまでをワンストップで行い、スタート直後から着実に注文件数を伸ばすことに成功しました。

1-2. SNS運用&プレスリリースで“一気に話題化”を実現

ECが軌道に乗り出すと、次に取りかかったのはSNS拡散とPR施策。

・SNS運用:InstagramやTwitter上で、カラフルな寿司グッズの魅力を強調。写真や動画を投稿すると、「こんな面白い食品サンプル初めて見た」「これ、欲しい!」といった反応が続々と集まりました。

・プレスリリース配信:テレビやWebメディアに向けて情報発信を行い、「コロナ禍でも海外需要を掘り起こした企業がある」とニュースで取り上げられると、一気に認知度が高まり、Amazonの在庫が足りなくなるほどの注文が殺到。

このように、EC運用からSNS拡散、そしてメディア露出までが連動することで、北村サンプルはコロナ前以上の売上を取り戻すことができました。クライアントからは、「SNSでバズって終わりではなく、ちゃんと売上に直結している」との嬉しい声をいただいています。コロナ禍で半減した売上も、1〜2年かけて元の水準を回復し、最終的には以前よりも拡大。さらに、月0件だった問い合わせも月100件超に急増しています。

1-3. “商品開発”まで踏み込み、売上の次なるステージへ

ユーザーの生の声を拾い上げやすいのも、EC+SNS+PRが一体化しているからこそ。たとえば、「もっと高級感のあるお寿司時計が欲しい」という購入者の声を受け、新商品『寿司時計プレミアム』を企画。「プレミアム感」にこだわったリニューアル品を開発し、再びプレスリリースを配信すると、発売当日に在庫が瞬時に売り切れるほどの人気を獲得しました。

こうした「商品作り」への踏み込みは、アウルのデジタルマーケティング事業部ならではの柔軟さです。SNS運用だけ、EC運用だけではなく、ホームページ制作やクリエイティブディレクション、商品企画サポートまで担うことで、クライアントのビジネスをトータルに支援しています。北村サンプルのように、中小企業がデジタルの力で全国・世界に向けて発信し、大きな成果を上げるのを目の当たりにする瞬間は、私たちにとっても大きなやりがいとなっています。

【事例2】LGエレクトロニクス様──インフルエンサーが支えた新カテゴリー家電の認知拡大

LGエレクトロニクス・ジャパン
LGエレクトロニクス・ジャパンの公式ウェブサイト。テレビ、パソコン、モニター、プロジェクター、空気清浄機、LG Stylerなど、新製品や製品の詳細情報、サポート情報、カスタマーサポートセンターへのお問い合わせ、取扱い店舗などの情報をご覧いただけます。
https://www.lg.com/jp/?srsltid=AfmBOori4bi1M1EWjKNqJrcUseUzHkgdottJ5e0lj469qPkjadU69uqA
LGエレクトロニクス様HP

2-1. 「どう使うかイメージしにくい」家電を“自分ごと化”させる

世界的家電メーカー、LGエレクトロニクスが日本市場に投入した「LGスタイラー」は、服をロッカーにかけて花粉やニオイを除去できる画期的な製品。しかしながら、日本のユーザーにとってはまだ馴染みが薄く、「どうやって使えばいいのか想像がつかない」という声が多く聞かれました。そんな状況でアウルに寄せられたのは、「新カテゴリー家電の認知を効率的に拡大し、売上につなげる方法を考えてほしい」という要望です。

私たちはまず、「公式が一方的に宣伝するのではなく、第三者視点での発信が効果的」と考えました。公式CMや広告だけだと「宣伝臭が強い」という印象を与えがちですが、タレントやインフルエンサーが実際に使ったリアルな感想をSNSや動画で伝えることで、「あの人が使っているなら、私にも良さそう」といった“自分ごと化”が期待できるからです。そこで、LGスタイラーと親和性の高いママ層・ファミリー層へのリーチを狙うべく、西山茉希さんや藤本美貴さん、子どもからも人気のある芸人チョコプラ・長田さんなど複数の著名人を起用する方向で企画を進めました。

2-2. 興味を喚起するため「ダンス企画」を考案

新家電のメリットを真面目に解説するだけでは、多くのユーザーは興味を持ってくれません。そこで私たちは、「楽しいからやってみたい!」と感じてもらえる仕掛けを考案。子育て世代に絶大な人気を誇る「ベイビーシャーク」のダンスを取り入れたInstagramチャレンジ企画を展開しました。

・タレントの動画投稿:西山茉希さんやモデルのヨンアさんなど、ママタレントが「子どもの花粉対策にLGスタイラーが便利」といった体験談を交えつつ、ダンスを披露。

・ハッシュタグを活用:視聴者に「一緒に踊って投稿しよう!」と呼びかけ、投稿した人にはプレゼントが当たるキャンペーンを実施。

・花粉&ニオイ除去の“あるある”ネタ:普段の洗濯だけでは落としきれない花粉、飲食後の服にこびりつくニオイ……こうした日常の悩みを動画のストーリーに盛り込み、共感を誘いました。

このような参加型企画によって、子育て世帯を中心に「LGスタイラーって、意外と自分たちの日常にフィットするかも!」という声がSNS上で急増。新カテゴリー家電に対する「難しそう」「高そう」というネガティブイメージを、“ママタレントが使ってるなら間違いないかも”というポジティブな印象へと変化させることに成功しました。

2-3. LP導線と店頭キャンペーン連動で“経済的成果”を最大化

タレントやインフルエンサーの投稿が広まっても、ユーザーが「どこで製品を購入すればいいのか」を把握できなければ、売上に直結しません。そこでアウルは、LP(ランディングページ)の制作と量販店キャンペーンを連動させ、オンラインとオフラインの導線を明確にしました。

・YouTubeやInstagramでタレントが紹介する投稿の概要欄にLPリンクを設置。
・LPではLGスタイラーの機能・価格・設置情報を整理し、家電量販店の展示場所や購入手順を案内。
・店舗では実機を体験できる特設ブースを用意し、先着特典グッズのプレゼントで来店意欲を高める。

こうして生まれた「SNSで興味→LPで情報収集→店頭で確認→購入」の流れは想定以上に効果を発揮。先着グッズは早々に在庫切れし、SNSでも「花粉の季節に役立ちそう」「子どもと一緒にダンス動画を見て欲しくなった」と口コミが広がりました。結果として、LGスタイラーの売上は大幅に伸び、新カテゴリー家電の認知も飛躍的に拡大。まさに“コミュニケーションバリュー”が“エコノミックバリュー”につながった好例と言えるでしょう。

今回ご紹介した「北村サンプル」と「LGエレクトロニクス」の2つの事例は、一見すると企業規模やターゲットがまったく異なるように見えます。しかし、どちらも「PR視点×デジタル戦略」を組み合わせることで、顧客への認知・共感を効率的に高め、実際の売上やビジネス成果を伸ばすことに成功しました。

アウルのデジタルマーケティング事業部は、単なるSNS運用会社でも広告代理店でもありません。ECサイトの立ち上げから、ホームページ制作、SNSの企画運用、PR事業部とのコラボに至るまで、あらゆる角度からクライアントの課題解決にアプローチします。そこにあるのは、「本当に必要な方法は何なのか」という徹底したヒアリングと、「どうすれば世間が面白がってくれるか」を意識したクリエイティブ思考。さらに常に最新のトレンドやプラットフォームをキャッチアップしているからこそ、提案の幅も広がっていくのです。

もしこの記事を読んで、「デジタルマーケティングって面白そう」「PRを掛け合わせた施策に挑戦したい」「SNSやECの世界をもっと深く学びたい」と感じていただけたなら、私たちと一緒に新たなマーケティング手法を切り開いてみませんか? 実務を通じて、業界の最前線を体感しながら成長できる環境が、アウルのデジタルマーケティング事業部にはあります!


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