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【代表インタビュー】本質的なPRで社会を照らす。次代のPR会社が目指す、人と企業の未来を創造する仕事とは

「社員一人ひとりの個性が、社会を照らすオーロラのように輝きを放つ存在であってほしい」そんな想いで創業された、アウル株式会社(以下、アウル)。

2006年の創業以来、Web領域のPRにいち早く着目し、現在はPR×DXで急成長を遂げています。

従来型のPR会社の枠を超え、社会にインパクトを与える独自のサービスを次々と生み出す代表の北村に、アウルのビジョンや今後の展望、求める人物像について伺いました。


北村俊二 / 代表取締役・CEO

学生時代に起業し、その後もPR業界で活躍。2006年、株式会社アウルを創業。PR×イベント×デジタルマーケティングを駆使し、企業の成長を支援する。業界に先駆けてDXを取り入れた独自のサービスを展開し、注目を集める。

「社会を照らすオーロラのように」アウル創業の背景

── まず、アウル創業の背景について教えてください。

アウルを創業した2006年当時、世の中はブログやSNSといった新しい情報発信ツールが台頭したころ。従来型のマスマーケティングから、消費者一人ひとりに寄り添ったパーソナルなコミュニケーションへと変化していく潮目を感じていました。

まさに「時代の転換期」でしたね。

当時の私はマーケティングビジネスを行う会社でお客さまの事業成長を支援していましたが、働くなかで「もっと本質的な価値を届けられないか」とつねに自問自答していて。時代が変わる大きな波に乗るためには、これまで以上に自分の想いや構想を世の中に発信し、自ら価値をつくっていかなければいけない。

そこで注目したのが、当時はまだ珍しかったWeb領域のPRです。Webに特化したPRサービスは、これからの時代に強く求められるはず。企業が本当に伝えたい情報をより多くの人に届け、共感を得ていくためには、PRの力がこれまで以上に重要になると確信し、アウルを創業しました。

── アウルのミッションには、「ENGAGEMENT INNOVATION​-情報共振、ブランド資産の向上。​-」を掲げていますが、どのような想いが込められているのでしょうか?

まず「エンゲージメント」とは、企業とお客さま、企業と社員などあらゆるステークホルダーとの間にある強い信頼関係だと考えています。

従来の一方的な情報発信ではなく、双方向のコミュニケーションを促進することで、より深く共感を得て、行動変容を促す。この「エンゲージメント」こそが、これからの時代におけるコミュニケーションの中核を担うと考えています。

私たちアウルは、多くの「エンゲージメント」を生み出すことによって人々の心を動かしていく。そして、イノベーションを起こし、その「エンゲージメント」をさらに良質なものに磨き上げていきたいそんな想いを込めてミッションを策定しました。

── では、ビジョンである「私たちが輝き、社会が輝く。」についてはいかがでしょう?

社員が仕事を通して自己実現できる環境を提供し、彼らが持つ個性や才能を最大限に発揮することで、社会にインパクトを与えるような仕事ができる。そんな会社を目指すなかで生まれたビジョンです。

会社がどれだけ社会に大きなインパクトを与えられたとしても、働く社員が精神をすり減らしていては、サステナブルではありませんよね。

また、『アウル』という社名も、ビジョンの策定に大きく関係しています。アウルの英語表記は『AUR』。これは「AURORA(オーロラ)」をもじって名づけました。

オーロラは、太陽風と地球の磁場の相互作用から生まれる神秘的な現象です。 社員一人ひとりの個性が、アウルというフィールドで化学反応を起こし、社会を照らすオーロラのような、美しく力強い輝きを放つ存在でありたいという想いを込めています。ビジョンはこの想いを言語化したものです。

オーロラのカーテンをモチーフに、人と人がつながる「コミュニケーション」を表現したアウルのロゴ

個人の尊重は当たり前。経営陣ともフラットに話せる、アウルの社風

── アウルの働き方や人材育成制度にも、ビジョンが反映されているように感じます。

終身雇用制度が崩壊しつつある現代において、転職は当たり前の時代になりました。いまアウルで働いている社員の皆さんはさまざまな選択肢があるなかで、アウルで働くことを選んでくれていると捉えています。

だからこそ、アウルでの仕事を通じて成長を実感し「アウルで働いて本当に良かった」と心から思ってほしい。そのためにも、社員一人ひとりの価値観や強みを最大限に活かせるような、人的資本経営を推進しています。

個人のポテンシャルや成長スピードは、それぞれ違っていて当たり前です。ピッチャー、キャッチャー、バッターをすべて担えるようなマルチパフォーマンスを目指すよりも、個人のプロフェッショナリズムが活かされる土壌をつくったほうが、社員も働きやすいと考えるようになって。個々の成長段階やキャリアビジョンを後押しできる企業でありたいと思っています。

このような背景から、PR業務に必要な専門スキルやビジネススキルを体系的に学べる『アウルアカデミー』の提供や、ビジネスパーソン向けのオンライン学習サブスクリプションサービスの導入など、社員のスキルアップに力を入れています。

アウルアカデミーで学べる専門スキル・ビジネススキルの一部

── 北村さんから見た、アウルの社風について教えてください。

一人ひとりを尊重する空気が自然と根付いている組織だと思います。役職に関係なく社員全員を名前で呼び合う「さん付け文化」も、「ルールだから」ではなく、上下関係なくフラットにやり取りしたほうがお互いに気持ちよく働けることを社員が理解しているから、スムーズに受け入れられています。

私自身も、もちろん「社長」と尊敬していただくのはありがたいことではありますが、名刺や肩書きを外してひとりの「人」として見ると、社員一人ひとりとまったく変わらない立場です。ただ、会社の中で指示系統の上部にいるだけ。

これから入社する皆さんにも経営陣だからと気負うことなく、気軽に話しかけてほしいですし、実際にアウルのなかには対等に向き合ってくれる社員が多いと感じています。

変化する社会のニーズを捉え、新たな価値を生み出し続けるアウルの成長戦略とは

── アウルの強みは「PR×DX」を用いたサービスにありますが、事業について詳しく伺えますか?

本来PRや広報に携わる人々は、社外へのコミュニケーションを通して会社やサービスをアピールすることが仕事です。ただ、管理業務や広告価値の換算など、やるべき業務が多すぎて、戦略的な業務に集中できる時間はごくわずかだという実情があります。

そこで、私たちは従来型のPR会社にとどまらず、DXを積極的に推進することで、PR業界をより良く変化させたいと考えています。製品発表会や体験会といったような期間が定まっているプロジェクト型のPR事業はもちろん、今後はソリューション型のビジネスにも注力していきたいです。

たとえば、9600万件ものWebメディアの記事をAIで分析し、プレスリリース配信支援を行う『RUNDA(ルンダ)』や、企業の広報リソース課題を解決するマッチングサービス『CoComons(ココモンズ)』などを提供しています。

このほかにも、8月には広報業務を効率化するクラウド型ツール『広報クラウド for Notion』を、9月には企業とインフルエンサーを結びつける共感記事シェアプラットフォーム『N-Lif(エヌリフ)』をリリースするなど、PR業界の不を解消するユニークなサービスを次々に生み出しています。

── 今後のアウルの展望や方向性を教えてください。

私たちの根底にあるのは「PR支援を通じた社会貢献」です。ソリューション型サービスの推進はもちろんですが、やはり支援を行うお客さまの発展を心から願い、長きにわたって伴走し続けることに価値を感じます。

アウルの事業は、つねに変化する社会のニーズを捉え、新しい価値を生み出す「フィジビリティスタディ」の連続です。価値をつくり、検証し、評価するサイクルを回し続けていかなければなりません。

PR業界には、まだまだ開拓の余地があります。社員一丸となって、新しいサービスやビジネスモデルを創造し、社会にインパクトを与え続ける企業を目指していきます。

世の中の“本当に良いもの”にスポットライトを当てたい人におすすめ

── 北村さんがアウルにジョインしてほしいと思うのはどのような人材でしょうか?

「中小企業の支援を通じて社会全体を盛り上げていきたい」「PRの力でまだ世に出ていない素晴らしい商品やサービスを世の中に広めたい」と思っている方はアウルでの仕事を楽しめるのではないでしょうか。

実は私の実家は1931年創業の、老舗の食品サンプル会社です。良いプロダクトをつくってはいるものの、片田舎の小さな会社で、日の目を浴びることも少なくなっていたんですね。

そこで、数年前にアウルでPR支援に入ることになりました。ECサイト構築や販路の整備、プレスリリースの配信などを行った結果、月に何十件もの問い合わせが入るようになり、大手量販店でも大々的に取り扱ってもらえるようになって。PRとは、こんなにも大きな価値を生み出せるのだと実感しました。

世の中には、まだまだ知られていない良いプロダクトやサービスがたくさんあります。私たちが支援に入ることで、“本当に良いもの”にスポットライトが当たる世の中になってほしい。そんな想いで、私はアウルを経営しています。

PR業界は、どうしても華やかなイメージを持たれがちですが、実際には泥臭い努力が必要とされることも多いんです。熱い想いを持って、お客さまのために一生懸命になれる人は活躍してもらえると思います。

ルーティンワークを淡々とこなすよりも、新しいことへ挑戦し続けたい、自分の成長を実感できる仕事がしたいという方を私たちは歓迎します。

── 最後に、アウルへの入社を考えている方に向けてメッセージをお願いします。

アウルは経営陣との距離が近く、自分の意見やアイデアを伝えやすい環境があります。私自身が現場に入ることも多くあり、提案書作成や営業を担うことも。経営陣が考えていることや、その仕事ぶりを、日々間近で体感できるのはほかの会社にはない魅力だと考えています。

さらに、私が最も大切にしているのが「本質を貫くこと」です。本当にお客さまに利益を与えられているのか、つねに自問自答しながら働くことを社員にも求めているため、表面的なその場しのぎのPRではなく、本質的な価値をつくることに興味がある方にはぴったりの会社だと思います。

いまはまだ少数精鋭の組織で、これから会社がどんどん成長していくフェーズです。そんな私たちと一緒に、PRの力で社会に大きなインパクトを与えたいあなたのエントリーを心よりお待ちしています。

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