入社1年目から数千万円規模のプロジェクト責任者を任されるなど、圧倒的なスピードで成長を続ける萩原さん。学生時代に経験した多様なアルバイトを通して「人の行動変容を促す仕事」のおもしろさに魅了され、PR会社のアウルに入社しました。
右も左もわからない状況のなか、持ち前のポジティブさと行動力で、新規事業の立ち上げなど、数々の困難を乗り越え、成長し続けています。そんな萩原さんにとって、つねに新しいチャレンジを続ける原動力となっているのは、アウルの「社員を尊重し、成長を後押しする風土」と、COOの瀬戸さんが掲げる「PRをサムライ業にする」というビジョンへの共感です。
本記事では、萩原さんのこれまでのキャリアや、アウルの魅力に迫ります。
萩原空良 / PRセールスチーム
関西大学社会学部社会学専攻を卒業後、2021年にアウル株式会社に入社。学生時代は、テーマパークのイベントキャストやアパレル販売など、数々のアルバイトを経験し、人と接する仕事の楽しさに気づく。入社1年目から4千万円規模のプロジェクト責任者を任されるなど、若いうちから多くの経験を積む。現在はPRセールスチームで、クライアントの課題解決のためのPRプランの提案、受注活動に従事している。
多様なアルバイト経験で気づいた「人の行動を変えるおもしろさ」
── どのような学生生活を送っていましたか?
関西大学の社会学部社会学専攻で、集団の心理変容などをテーマにした心理学を学びつつ、マーケティングについても学んでいました。ダンスサークルに入ったり、さまざまなアルバイトを経験したりと充実した学生生活を送っていました。
── 印象的だったアルバイトはありますか?
数多くのアルバイトを経験しました。飲食店の接客、イベントスタッフ、家庭教師など……。なかでも印象的だったのは、テーマパークのイベントキャストと、アパレル販売の仕事です。
テーマパークのイベントキャストはダンス経験を活かせると思いチャレンジしました。特殊メイクをして、お客さまを驚かせるという仕事内容で、お客さまの反応を見ながらより楽しんでもらえるように工夫を重ねました。
また、アパレル販売では、アルバイトでも一人ひとり営業目標が掲げられていたので、どのような戦略を立てれば目標を達成できるのかを日々考えながら仕事に取り組んでいました。お客さま個々の目的や好みに合わせて、コミュニケーションをとりながら商品を提案していくことは難しくもあり、とても楽しくて。ぴったりの商品を提案して、購入につながったときは大きなやりがいを感じていましたね。
アルバイト経験を通して、この先も「人の行動変容を促す仕事」に就きたいと考えるようになったんです。
成長環境と人柄に惹かれてアウルへ入社を決意
── 就職活動の経験について教えてください。
「成長中の業界であること」「人」の2つを軸に就職活動を進めていました。ちょうどAIが盛り上がっているタイミングだったこともあり、最初はIT業界を中心に見ていました。
「人」軸でいうと、企業で働く方々のキャラクターや雰囲気が自分と合うかどうかを重視していて。メールのやり取りや面談でお会いしたときの雰囲気を見て判断しました。
── アウルはPR業界に位置しますが、入社の決め手は何だったのでしょうか?
もともとPRのことはまったく知らなかったのですが、エージェントの方にアウルを紹介していただいて面談したのがきっかけです。面談で「PRの可能性」を熱く語るCOOの瀬戸さんの姿を見て、PRに関心を抱きました。
さらにお話を聞くなかで、アウルなら若手のうちから大きな裁量を持って活躍できそうだと感じて。いつかは起業してみたいという野望を抱いていたこともあり、アウルでPR経験を積みたいと考えて選考を受けることにしました。
数あるPR会社のなかから最終的にアウルを選んだのは、裁量の大きさもそうですが、面接を通して出会った社員の人柄の良さも大きかったです。皆さん話しやすく、それでいて仕事に対して真剣に向き合っている姿に魅力を感じました。
入社1年目、4千万円規模のプロジェクト責任者に抜擢
── 入社後は、どのような業務に携わってきたのですか?
入社後は納品担当としてプロジェクトの遂行に従事していました。クライアントとすり合わせた内容をかたちにする部署です。クライアントのニーズを叶えるために、プレスリリースやメディア向けイベント、SNSキャンペーンなど、さまざまなPR施策を企画・実行していました。
印象的だったのが、入社1年目で経験した4千万円規模のプロジェクトです。クライアントは東証一部上場企業と外資系企業の2社、パートナー企業は5~6社がかかわる、ファッションショーや展示会などを含むメディア向けイベントでした。かなり大きなプロジェクトだったのですが、なんと私がメインフロントを担当させていただいて......。
── かなりのプレッシャーだったのではないでしょうか。
右も左もわからない状況で、正直不安もありました。「自分にできるのだろうか」と折れそうになったり、「絶対に成功させる」と意気込んだり、2つの気持ちが行ったり来たりする毎日でした(笑)。とにかくひたむきに取り組みながら、わからないことや困ったことがあれば先輩方に確認を取る。まわりの方々に助けてもらいながらなんとか乗り越えていました。
イベントの準備は本当に大変です。スケジュール調整や会場設営、関係者とのやり取りだけでなく、お金の話をしなければいけないこともあり、やるべきことが山積みでした。
無事にイベントが終わり、クライアントから「これまでで一番良いイベントだった」「萩原さんのおかげで成功できた」と感謝の言葉をいただいたときには、大きな達成感を味わったことを鮮明に覚えています。さらに、同じクライアントから半年後に再度イベントの相談をいただいて。本当に評価していただけていたんだなとますます嬉しくなりましたね。
PRセールスチームで事業成長をリード
── 現在は新しくできたPRセールスチームで奮闘中と伺いました。チーム立ち上げの背景を教えてください。
納品担当として目の前のプロジェクトに全力で向き合うなかで「PRのプランニング段階から関わりたい」という思いが強くなったんです。これをキャリア面談で、COOの瀬戸さんに相談したところ、新規事業としてPRセールスチームを立ち上げることになりました。
── PRセールスチームでは、どのような業務を担当していますか?
問い合わせや紹介でつながった、お客さまの課題解決につながるPRプランを提案し、受注につなげるのがセールスチームの役割です。
ヒアリングを行い、お客さまの潜在的な課題やニーズを明確にする。さらに、市場調査や競合分析などを行いながら、最適なPRプランを立案していきます。ゼロベースでお客さまと関係性を築き、信頼を獲得していく必要があるため、高いコミュニケーション能力やビジネスに関する幅広い知識が求められる仕事です。
1年近く経験を積み重ねて、営業として、またPRプランナーとして、日々成長を実感しています。1千万円規模の大型プロジェクトを定期的に受注するなど、チームとしても順調に成果を上げられています。
「お互いを尊重し合える風土」で圧倒的に成長できる環境
──あらためて、アウルの魅力を教えてください。
アウルの最大の魅力は、ほかのインタビューでも言われていますが、やはり「人柄」ですね。面接のときから、社員のみなさんの人柄の良さを感じていましたが、入社後、さらに良いギャップを感じました。仕事でわからないことがあれば、年齢や役職に関わらず、誰でも気軽に相談できる雰囲気があります。
仕事終わりに社内のバーカウンターで飲むこともあり、仕事の話はもちろんですが、プライベートの話で盛り上がることもしばしば。ざっくばらんに何でも話せる雰囲気があるのは、アウルならではの魅力だと思います。お互いを尊重し合える風土があるからこそ、社員一同が安心して仕事に打ち込めています。
また「圧倒的な成長環境」も、魅力に感じています。入社1年目で携わっていた、大手カミソリブランド『シック ジャパン』とのプロジェクトでは、自分から提案したPR企画を社内で採用してもらえて。先方にも受け入れていただき、実施まで至りました。中身が伴っていて熱意があれば、1年目でも多くの仕事を任せてもらえる環境です。
PRの可能性を信じて「PRをサムライ業にする」
── 今後のキャリアプランについて教えてください。
PR事業部の事業部長になることが直近の目標です。その先に見据えているのは、COOの瀬戸さんがよくおっしゃっている「PRをサムライ業(士業)にする」というビジョンです。
── 「PRをサムライ業(士業)にする」ですか?
PRの仕事はまだまだ確立されていないと私は感じていて。弁護士や会計士のように、専門的な知識やスキルを持った人が、社会的な信用力を持って活動する職業を目指したいと考えています。
広告予算と比較して、かなり低コストで実現できるのにもかかわらず、たとえば地方の中小企業など、PRの手法を知らないばかりに機会損失している企業はたくさんあるんです。PRの認知度をより高めて、社会全体を盛り上げていきたい。それが、私が目指す方向性です。