やりたいことが分からないまま、就活が始まってしまった
〜インターンに参加した経緯〜
留学から帰国したとき、私は自分の進路を何一つ決められずにいました。
幼い頃からの夢である「海外プロサッカー選手」と「日本企業での就職」という二つの選択肢の間で、迷い続けていたからです。「将来、自分は何をしたいのか」「どんな生き方をしたいのか」という問いが、常に頭から離れませんでした。
留学中、海外でサッカーをする中で、選手として生きることへの強いワクワク感を覚えました。一方で、選手生命の短さや収入面といった現実的な課題と向き合ったとき、不安も同時に感じていました。
サッカーへの夢を諦めたわけではありませんでしたが、「働く」という世界については何も知らない状態でした。片方しか知らないまま悩み続けても答えは出ない。そう気づいたとき、「まずは働くことを体験してみよう」と思うようになりました。
それまで私は、サッカーをしているときにしかやりがいや充実感を得られないと思い込んでいました。しかし、仕事の中にもやりがいやワクワクを見つけられるのであれば、それもまた一つの選択肢になるかもしれない。
そう考えたことが、インターンに挑戦するきっかけでした。
知らないものは、夢にはならない。
外に出て、さまざまな世界に触れなければ、本当にやりたいことは見つからない。
だからこそ、悩み続けるのではなく、まずは行動してみよう。その思いが、インターンに挑戦する原動力となりました。
答え探しはやめて、動こう。
〜Wingsを選んだ理由〜
将来やりたいことを考え続けるよりも、まずは「今の自分に何が必要なのか」に向き合い、行動することを選びました。
そのとき出会ったのが、Wingsインターンでした。
インターンに興味を持ったきっかけの一つは、兄が農園を営んでおり、そのマーケティングを手伝ってほしいと言われていたことでした。
SNS運用やSEO対策を通して、単にフォロワー数を増やすことを目的とした発信ではなく、企業や事業の成果につながるマーケティングを学びたいと考えるようになりました。
また、カジュアル面談での社長との対話も、大きな転機となりました。
面談では、「仕事の中でやりがいやワクワクを見つけるためにはどうすればいいのか」という問いに向き合い、自分自身の考えを深く整理することができました。
その中で気づいたのは、仕事でやりがいを感じるためには、サッカーと同じように明確な目標を持ち、その目標に向かって本気で取り組めている状態が重要だということでした。同時に、「やりたいことを実現するためには、その機会を任せてもらえるだけの力が必要である」という現実も学びました。
「やりたいことを探すと同時に、そのやりたいことを実現できる人材になる。」
この言葉をきっかけに、考えるだけで立ち止まるのではなく、まずは自分の力を伸ばす環境に飛び込もうと決意しました。
そして、Wingsインターンに参加することを決めました。
やりたいことを実現できる人材になるために
「提案力 × 課題解決力」
Wingsインターンを通して私が学んだのは、「やりたいことを実現できる人材」になるためには、提案力と課題解決力が不可欠であるということです。
Wingsでは、「仕事ができる人」とは、言われたことをこなす人ではなく、任された仕事の先にあるゴールまで考えられる人だと教わりました。
仕事の最終的なゴールを正しく理解し、そのために何が課題なのかを整理し、何をすべきかを考えて提案する。この一連の思考こそが、私がWingsで学んだ最も重要な力です。
以下では、私がWingsインターンで取り組んだ業務の中で、「提案力 × 課題解決力」を意識して実行した施策と、その成果について具体的に振り返ります。
「行動を生む」SNS運用
Wingsインターンでは、Instagramの運用に携わっていました。運用のゴールの一つは「SNS経由の見学予約数を増やすこと」。つまり、投稿は多くの人に見てもらうことが目的ではなく、「見学予約」という行動につながって初めて意味を持ちます。
そのためには、「誰に届けるか」が重要です。知りたい情報を届け、見学予約のきっかけをつくること。SNSは見た人の行動を後押しする役割を持つものだと考えるようになりました。
そこで私は、投稿がどのように見られ、どの段階で予約につながっているのかを数字から読み取りながら、改善を重ねることを意識して取り組みました。
そのためまず、見学予約に至るまでの流れを分解し、それぞれの数値を確認しました。
△見学予約に至るまでの流れ
△見学予約に至るまでの流れ×数値
分析の結果、投稿は4,582人に届き、837人がインスタのプロフィールページをみていました。しかし、ホームページへの流入はわずか8件。流入率は0.96%にとどまっていました。
この数字を見たとき、「興味を持ってくれた人が、次の行動に進めていないのではないか」と感じました。
つまり問題は、投稿が見られていないことではなく、見た人が見学予約までの導線の途中で止まってしまっていることでした。
そこで、スクールのホームページまでたどり着いてもらえない原因を考え、導線や投稿内容を見直しました。
見えてきた課題は主に二つありました。
一つは、ホームページまでの導線が分かりにくいことです。プロフィールにリンクはあるものの、投稿から直接アクセスする導線がなく、次に何をすればいいのかが直感的に伝わりにくい状態でした。
もう一つは、投稿が英語教育の情報発信にとどまっていたことです。興味は引けていても、見た人が見学という行動に進むための後押しができていませんでした。
この課題を踏まえ、「見た人が迷わず次の行動に進めるには?」という視点で施策を考え、改善に取り組みました。
具体的には、ホームページへの導線を分かりやすくするために、操作動画の作成やストーリーでのリンク設置を行いました。また、投稿内容も見直し、単に英語教育の情報を伝えるだけでなく、「見学前に知りたい情報」を意識して発信することで、次の行動につながる設計へと改善しました。
△取り組んだこと
その結果、ホームページへの流入率は0.3%から8.6%へと向上し、見学予約も最大で月26件獲得することができました。
△成果
行動した先で見えたもの
この経験を通して学んだのは、単なるインスタグラムの運用ノウハウではなく、「目的から逆算して考えること」の重要性です。
投稿を作ること自体がゴールではなく、「見学予約」という最終的な目的につながって初めて意味を持つ。その視点を持つことで、課題を正しく捉え、改善することができました。
そしてこの経験は、自分の将来を考える上でも、大切な気づきを与えてくれました。
やりたいことが分からないとき、私は理想の将来ばかりを探していました。
しかし本当に重要なのは、「今の自分に何が足りないのか」「今、何をすべきなのか」と向き合い、行動することでした。
目の前の課題に向き合い、行動を積み重ねていくことで、やりたいことは少しずつ具体的な目標として見えてくるのだと実感しました。
これからも行動を止めず、目の前の課題と向き合いながら、自分の目標を実現できる人材へと成長していきたいと思います。