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ライター志望者の「キュレーション記事の実績」は「実績」にあらず、というお話。

当社の募集にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございます。

Wantedlyの中には数多ある企業の中から、裏方に徹して表には出てこない小さな当社のような会社を見つけてくださり、本当にありがたい限りです。

予想以上の応募数で、全く対応が間に合っておりませんが、なかなか返事が来ないなあという方は今しばらくお待ちいただければ幸いです。


さて、当社はコンテンツ制作のためにライター志望者も募集をしておりますが、ちょっと勘違いをされている応募者もまあまあな数がいるので、ちょっとここでお話をさせていただきます。

当社は確かに記事コンテンツを作る人をライターと呼んでいます。

コンテンツを「作る人」です。

ところが、ライター志望の方の中には、「キュレーションサイトでこれだけの記事の執筆の実績があります」とこれまでの記事を見せてくる人がかなり多くいます。

応募前に心に留めておいていただきたいのですが、当社ではキュレーション記事の執筆は「ライター実績」として評価しておりません。ここを勘違いしないでいただければ本当に助かります。

それがキュレーション記事かどうかという判断もまたそれぞれありますが、要は「その人ではなくても他の誰かがネットで調べればその情報で書けてしまう内容」のものをキュレーション記事と呼ぶようにしています。

ネットで調べたら分かるような情報を切り貼りしただけのキュレーション記事は、本人は執筆能力や編集能力を駆使してしているつもりでしょうが、そんなものはAIにもできる仕事です。

そもそもその記事がなくてもネット上で分かる記事なのだから、コンテンツとして大した価値はないのです。

「でも分散した情報を一箇所に集めていることに価値があるじゃないですか」とキュレーションライターは反論したがるでしょうが、当社では全く価値がない、一つも価値がないと断言します。

ネット上の情報はいわば浮遊物であり、それをかき集めてハイ記事にしました、というだけの仕事を誇らしげに掲げるのは、「海の浮遊物を集めてくっつけたらアートっぽくなりましたが、買って飾ってくれませんか?」と美術ギャラリーに言っているのと同じようなものです。

その程度のものを欲しがる業者もどこかにあるにはあるのでしょうが、少なくともプロフェッショナル集団のうちでは通用しませんよ、ということです。


キュレーション記事を書くことが悪い、キュレーション記事を作る仕事はダメだ、と言っているわけではありません。少なくとも、当社ではそれを「ライターの実績」として評価していませんよ、という話です。

ライターとは確かに英語で「writer」だから「書く人」ではありますが、そのプロフェッショナルとしての「書く」というものは、文字にするアウトプットが大事なのではなく、その文字にするための情報を自分でなければならない経験でインプットすることが大事です。

そういう努力をしていない記事はもはや「記事」ではないし、ライターとも名乗るべきではないのです。少なくとも当社はそう考えています。


でも、完全に自分自身の創作物であれば、「町内会でこういうものを作ったんですが」「仲間内でこういうものを手掛けたんですが」といったレベルのものでも、評価の対象にいたします。拾い物のつぎはぎのキュレーション記事よりも140倍は評価に値します。

これまでにお金を稼ぐためにキュレーション記事をたくさん書いたという方は、それはそれで構わないのですが、「これが私の実績です」と言われても実績として評価致しませんので、そこはご理解いただければ。


拾い物をつぎはぎしていくだけの人ではなく、自分で自分にしかで作れないものを作っていける企画者と、一緒に仕事がしたいです。

あなたのご応募を、お待ちしています!













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