仮面ライダージオウ | 仮面ライダーおもちゃウェブ | バンダイ公式サイト
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どうも。霊感強いって言ってもだいたいの人に信じてもらえませんが、ぼくの家系は代々霊感強くて、小学生くらいまで「なんでみんな見えないんだろう、、、」と思っていました萩原です。ブログタイトルにも書きましたが、今日1月10日が何の日かご存知ですね?そうです。仮面ライダーゴーストの天空寺タケルの命のタイムリミットが訪れた日です。「まじかー変な終わり方」と思ったのもつかの間。死んだお父さんによってまた命のリミットを99日延ばしてもらった日でもあります。ちなみにぼくは仮面ライダー好きでも何でもないんですが、最近2歳の息子がライダーにハマっているので一緒に見ています。そもそも、仮面ライダーがなぜこんなにも長い間子供たちに愛されているのかを今日は書こうと思います。
70年代初頭。ヒーロー業界はウルトラマンの独占状態でした。円谷プロのエースウルトラマンは子供たちのあこがれの的です。東映はウルトラマンを超えるヒーローを作りたいと思っていたのですが、派手な特撮や破壊される街の模型を作る予算を作ることが出来なかったそうです。東映の企画担当者は「限られた予算でウルトラマンを超えろ」という、よくある無理な企画を任せられたのでした。予算の問題もあり完成した企画は「等身大のヒーロー」。巨大化せずに光線も出さずに、殺陣アクションを近所で撮影した仮面ライダーだったのです。本格的なセットが組めないので近所で撮影したところ「身近なヒーロー」として大ヒットを生みます。
ですが、人間は飽きやすい生き物です。1号、V3~様々なライダーが誕生しましたがワンパターンに陥って飽きられてしまいます。同じ東映の新ヒーローの「スーパー戦隊シリーズ」は毎回コンセプトが決められていたのですみ分けされましたが、ライダーは徐々に衰退し、10年間のお休み期間に入ってしまいます。
2000年に仮面ライダーは10年の充電期間を経て復活します。昭和ライダーを知る人からすると信じられない設定だったのが、復活作品の仮面ライダークウガです。「悪の組織」「人造人間」というライダーに重要な設定を排除し、戦いを好まない主人公の人間ドラマを重視した内容として復活を遂げました。子供向けヒーローになぜそんな大人な設定を?と思いますが、これはあえての作戦で昭和ライダーを見てた子供たちがちょうど父親になる頃だったのです。お父さんが子供と観るヒーローとしての復活です。オダギリジョーさんのようなイケメンを起用する事により母親層もGETです。恐るべし東映。
しかし、この2世代戦略も限界を迎えます。10年のお休み期間に子供だった世代が親になる時代が来たからです。そこで東映が考えたのは「ファンを増やす」のではなく、「客単価をあげる」という戦略です。
今のおもちゃマジおそろしいですよ。仮面ライダーといえば変身ベルトですが、昔はベルト一個あればいつでもライダーになれました。今はベルトのオプションの充実度がやばいんです。↓こんな感じです。
一個1500円もするカートリッジみたいなやつの付け替えで、変身する時のサウンドが変化するんです!!!なんだそれだけ!と思いもしますが、子供からするとたくさん変身したいに決まってます。おもちゃって1つ買えば子供が満足するもんだと思ってましたが、そんな時代は過ぎ去ったのです。
本当に東映さんはよく考えていますよね。素晴らしいマーケターがいるに違いありません。そして、最近のライダーの変身前の職業は医者や物理学者などが多いのも、男の子のなりたい職業の1位がスポーツ選手を抜いて博士が1位になったという時代の流れからきているのではないでしょうか。
時代によって戦略を変える。顧客によって戦略を変える。これが出来なければヒーローが戦う姿も見れないわけなので、真のヒーローは東映のマーケティング担当かもしれません。
話は変わりますが、ウィンキューブホールディングスでは特撮ヒーローになる事はできませんが、世界中の人を救う技術を身に付ける事はできます。その一つが【WEBエンジニア】
正しくて求められている情報を、求めている人たちに届ける仕掛けを作る仕事です。エントリーをお待ちしています。
最期はライダーゴーストのキャッチコピーでお別れです。
アディオス