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<メンバー紹介>レガシーとデジタルのハイブリットでDXの隙間を埋める 顧客ファーストな意思決定ができる組織づくりー 執行役員インタビュー

今回は、Widsleyの事業の目標や組織について皆さまにお届けできたらと思い、事業をビジネスサイドで牽引する弊社執行役員・小塚のインタビューを公開します!

学生起業。成長に焦りを感じ、事業売却からのリスタート

ーーまずは小塚さんのキャリアについて教えて下さい。

自分自身のキャリアのスタートは大学4年生時の起業です。
当時インターンシップをしていた広告制作会社から独立する形で広告制作会社を起業し、2年半ほど事業運営していました。その中で自分自身のビジネスマンとしての知見とスキルのなさに焦りを感じ、より自身の視野が広がる環境で修行したいと考え、キャリアチェンジを決意しました。

会社は売却し、その後、社長含めて数名だった人材紹介会社に就職しました。
その会社を選んだ理由としては、
・様々な業界やビジネスマンと折衝できる仕事なので、自分の足りていない知見や経験を最も手っ取り早くキャッチアップできると考えたから
・スタートアップフェーズだったため、早い段階から裁量を持って仕事ができる可能性が高いと感じたから
・社長が野心家で、力になりたいと思ったから、です。

人材紹介会社では3年弱ほど職務に従事し、当初の目的だった知見を広げることや経験に関してはある程度高められたと感じています。ちなみに当時担当させていただいた求職者の方が何名かWidsleyにもjoinいただいて今一緒に仕事をしています(笑)
組織も入社当時の数名から20名ほどまでサイズアップし、組織としても個人としても成長実感がありました。

ーー入社当初の目的が果たせている中で転職をした理由はなんだったのでしょうか?

先ほどお伝えした通り、個人・組織の成長実感はあったのですが、自身の業務が顧客の本質的な価値に繋がっているか、ということに対して疑問を感じ始めたのが、転職を考え始めたきっかけです。
ある大型の採用案件を成功させ、クライアントの成功にも寄与できたと思っていましたが、早期離職などの問題点を聞いた時に、組織や事業の成長に本質的に介在するにはより深く顧客に入っていく必要があると実感しました。
また、当時(2019年頃)SaaSが日本市場で大きく伸びているタイミングで、
IT並びにSaaS企業は顧客の業務の根幹に関われる、またソリューション自体も可変性が高く、常に顧客への本質価値を考えながら事業に携われると考え、SaaS企業への転職を決意しました。
その中でも特に
・IT化が進んでいないレガシーな業界を対象したサービスドメインであること
・tech と Bizの距離が近く、プロダクトに密接に関わりながら仕事ができる
・スタートアップフェーズである
という理由からイタンジ株式会社に入社しました。

営業組織の立ち上げのタイミングで入社し、入社直後は当時未開拓だった西日本エリアの担当として営業職に従事しました。組織の急成長もあり、入社後半年でエリアマネージャーになり、プレイングマネージャーとして営業活動・メンバーマネジメントに従事した後、西日本全体の営業統括に就任しました。業務としては西日本チーム全体の営業戦略設計・マネジメント・CSとのリレーション構築・IS組織の立ち上げ・エンタープライズ営業など幅広く担当していました。
ここでの経験は自身のキャリアの礎になったと思います。

オファーに根気負け。これまでの経験を活かしてレガシーな業界を変えていく挑戦を選んだ


(ボードメンバーとの一枚)

ーー順調にスキルアップ、キャリアアップしている中でWidsleyにジョインした決め手や目的は何だったのでしょうか?

イタンジでのキャリアも充実感高く、正直辞めるつもりは全くありませんでした(笑)当時、知り合いから「六本木で飲んでるから来い」と言われ、着いたらそこに代表の髙橋さんがいたのが最初の出会いです。

自身のキャリアの話や当時のWidsleyの話を聞き、仕事の価値観や組織の価値観が合うなと感じましたが、それ以上でもそれ以下でもない感じでした。そこから入社に至るまで2年ほどタイムラグがありますが、その間何度か誘っていただき、最後は根性に負けて入社しました(笑)

半分冗談ですが、当時イタンジで不動産会社に対してデジタルシフト(DX)の提案をしていましたが、特にレガシーな業界はデジタル化への抵抗が強く中長期的なメリットを理解していても、短期的なコストを理由にデジタルシフトが思うように進まないことが多くありました。
その中で、レガシーとデジタルのハイブリッドが実現できるソリューションがあると、リテラシーが高くない企業もスムーズにデジタルシフトの一歩目が踏み出せ、業界や日本全体のDXの一助になれるのではないかと考えていたところでした。

Widsleyで提供しているサービスはレガシーな電話とSaaSを組み合わせたもので、まさしくDXの狭間を埋めるソリューションだと思った、というのが真面目な入社理由です。また、Widsleyが当時社員が15名ほどでこれから組織をビルドしていくフェーズだったので、今までのキャリアで培った力を試せる環境だったことも入社を後押ししましたね。

ーーWidsleyでの役割や、やっていることを教えて下さい。

現在はSaaS事業のビジネスサイド全般の管掌をしています。
特に今のフェーズはMRR/顧客規模を最大化することが最も重要なKGIなので、そこに注力しています。特定の役割はあえて持たないようにしているので、入社当時はCSの立ち上げを行い、そこからSales組織の改善、現在はマーケティング部門の立ち上げをしています。

事業上のボトルネックを特定して、そのボトルネックを解消するためにハンズオンで現場に入るというスタンスで業務に従事しています。

ーーSaaS事業部の目標や目指す方向性を教えて下さい。

現在はコールシステム(CTI)を提供していますが、今後はコミュニケーションプラットフォームとして、顧客のビジネスコミュニケーションの根幹を担うようなポジションニングをして事業展開をしていく予定です。
それには、プロダクトのアップデートと顧客とのリレーション強化の2つがキーアクションになると思っています。
プロダクトのアップデートの方向性を間違えないこと、アップデートされたソリューションを速やかにデリバリーすることでPMFに大きく近づくと思っているので、特にビジネスサイドが担う顧客とのリレーションシップに関しては重要なイシューだと考えています。

また、我々のサービスには大量の営業時の音声データが日々蓄積されています。
これらのデータを解析し、新しい営業のマイルストーンや切り口を作っていきたいですね。
電話の音声データは、長らくブラックボックスだった領域なので、ここのデータを持っていることはSales techの領域においては大きなアドバンテージだと考えています。

顧客への価値提供/課題解決を第一に。顧客目線の意思決定ができる組織づくり

ーーどんな組織にしていきたいですか?

クライアントファーストな組織にしていきたいですね。
現在SaaS事業部では所謂THE MODEL型の組織構築をしていますが、どの部門も間接/直接などの違いはあれど顧客と対峙します。
基本的にSaaSは顧客にとって価値のあるサービスを提供し、それを活用いただくことで、
顧客の課題を解決するものだと思っているので、全部門が顧客への価値提供/課題解決を第一に考える組織にしていきたいです。

私はかなり早い段階から各部門長やマネージャーに権限委譲をするようにしています。
これにはマネージャーレイヤーの意思決定回数を増やして成長スピードを最大化させるという意図もありますが、それ以上に最も顧客に近いレイヤーがスピーディーに意思決定できる組織を構築することで、常にクライアントに対してフェアな動きができるように、と考えているからでもあります。

今後組織は更に大きくなっていきますが、この原理原則は大事にしていきたいと思っています。

ーーWidsleyは働く環境としてどのような組織・環境だと思いますか?

ビジネスマンとして成長したいという思いが強い人にとっては最高な環境だと思います。
一方で、仕事はあくまで人生の一要素であると割り切っている方には少し合わない環境だと率直に思います。
私が思う成長環境は
・優秀なメンバーが多い
・意思決定機会が多い
・部署の垣根が低い(特にビジネスサイドと開発サイド)
・成長市場/組織が成長フェーズである
を満たせているかだと思っていますが、Widsleyは全てを満たす環境だと思っています。

一方で上記の逆説ですが、価値基準が高い、自身で意思決定しないといけない場面が多い、情報量が多い、やるべきこと・やりたいことに溢れている、環境なので、それなりに負荷は高いですし、求めるものも低くはないと思っています。

全てのビジネスマンにとって居心地の良い環境を作ることはとても難儀だと思っているので、私たちの組織は成長意欲の高いビジネスマンにとって居心地の良い組織にこれからもアップデートしていきたいです。

率先して役割を変え、いち早く事業のボトルネックを捉え解消する

ーー仕事をする上でのポリシーや大切にしていることはありますか?

2つあります。
1つ目は自分が何をしたいか、何ができるかではなく、事業において最も重要性が高い物に常にフォーカスすることです。
Widsleyに入社してからCS、セールス、マーケティングを経験してきましたがセールス以外は、当時の私のコアスキルが活かせる領域ではありませんでした。しかし、事業のボトルネックになっている領域に対して自身で率先して飛び込むようにしています。そうすることで事業のボトルネックをより深く捉えることができますし、自身のスキルの幅も拡がると思います。

2つ目は選択と集中です。
我々の組織フェーズだと、やるべき事は山のように存在します。且つ、それぞれのステークホルダーによってそのものの優先順位は変わってきます。

いかに客観的に事業にとって最善な選択と集中ができるかがとても重要だと考えているため、客観性を失わないために事業における情報を常にキャッチアップできる状態を作れるようにしています。

ーー最後に、Widsleyを就職・転職先の一つに考えてくれてる方へのメッセージをお願いします!

Widsleyでは現在50名ほどのメンバーに参画いただいており、これからも成長フェーズの会社です。
スタートアップにおける最初の100人は今後のコアメンバーになる人材だと思っています。
自分自身を成長させて、この会社のコアメンバーとして活躍してくれる人材とお会いできるのを楽しみにしています!

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