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【財務担当者インタビュー】“三方良し”を掲げるwevnalのビジネスモデルに共感。財務担当として推進する、IPOプロジェクトの現在地

ガバナンス体制の整備や業務フロー刷新に取り組むwevnal(ウェブナル)。主力サービス「BOTCHAN」の導入実績が伸び続ける中、IPOに向けた管理体制も強化してきました。

現在、財務経理部門である「ファイナンス&アカウンティングチーム」で投資家向けの開示体制を構築するのが、財務担当マネージャーの木村壮吾さんです。大手監査法人で培った知見を活かしながら、監査法人・証券会社との折衝などを推進しています。

木村さんはなぜ、大手監査法人からITベンチャーのwevnalへ入社を決めたのか。これまでの経緯のほか、財務グループが担うミッションや仕事内容、働く場としての魅力についてお話を聞きました

成長確度が高く、人も魅力的なwevnalに惚れた

──まずは入社前のご経歴について教えてください。

私のキャリアが始まったのは、在学中の公認会計士試験の合格からです。2017年に新卒で大手監査法人へ入所後は、上場企業に対する金融商品取引法監査、子会社・規模の小さな会社法監査業務に携わりました。そして2022年1月にwevnalへ入社、という経緯になります。

──転職を考えるようになったのは、なぜでしょうか?

監査法人で働き始めて4、5年が経った頃、事業会社での経験を積みたいと考えるようになりました。監査業務で顧客に対して修正箇所の指摘はできるものの、心のどこかでもどかしさを感じていたんです。多様なステークホルダーがいる中で顧客が身動きが取れないことは頭で理解しつつも、自分に実体験が伴っていないため具体的なアドバイスができない。こうした状況に、さらに追い打ちをかけたのがコロナ禍での出社制限です。

人と対面で交流する機会が失われたことで、仕事のためだけに生きているのでは?という感覚に陥ってしまうように。そこで初めて、私は誰かと一緒に楽しく働くことが好きなんだと気づいたんです。

──wevnalを知ったきっかけ、入社動機についても教えてください。

転職エージェント経由でwevnalを知りました。担当者が監査法人出身で、COO西田やCFO長瀬と知り合いだったようで、転職先に私が求めることをヒアリングした上でwevnalの選考を受けてはどうかと提案してくれました。

実際にお話を聞いてみて、特に魅力を感じたのは、私がやりたいことを実現できる環境が整っている点でした。ITベンチャーとしての勢いがあり、IPOの確度も高いと感じました。社内のメンバーと話をする機会があり、人柄の良さも感じられたので、この会社なら楽しく働けるとイメージができたんです。

──「この会社は成長する」と思えた理由はどこでしたか?

私が転職活動をしていた時期はちょうどD2C業界が盛り上がりを見せていた頃で、市場規模の拡大も見込まれていたタイミングでした。wevnalが提供する「BOTCHAN」は、D2CやEC領域を支援するプロダクトなので、市場の勢いに比例して伸びていくだろうと客観的な判断ができました。

でも一番の決め手は、CEOの磯山と最終面接でお話ができたことです。wevnalのビジネスモデルは、お客様の売上に比例して自社の収益も伸びる構造で、BOTCHANが世の中に広まることによって消費者の購買体験も向上する。そんな “三方良し”の考え方に共感できました。

それに「この人と一緒なら大きな何かを成し遂げられる」と直感的に思えたことも大事なポイントでした。たとえ将来的に事業の形が変わろうとも、誰かをワクワクさせたいという気持ちに変わりはない。そう語る磯山の姿が印象的で、今でも記憶に残っています。

上場審査に向け、本格稼働するIPOプロジェクト

──現在のお仕事内容を教えてください。

私はファイナンス&アカウンティングチームで財務を担当しています。現時点では取締役会で使用する資料作成のほか、IPOに向けた業務フローの構築やルール作りが業務の中心です。

具体的には、社内のチャットツールでやりとりされていた重要な承認事項を、ITシステム上の承認フローに組み込むなど、さまざまな仕組みを整えてきました。

入社時には「監査法人や証券会社から提示される課題を一つひとつクリアしてほしい」とミッションを言い渡されていたので、引き続きグロース企業に求められる水準の達成に向け、業務の標準化を進めていく考えです。

──CFOの長瀬さんが2020年12月に入社しています。その時と比べ、財務面の優先順位はやはり変わってきていますか?

2020年はちょうど資金調達に注力していたフェーズだったので、今と財務の役割が大きく異なっていたはずです。2021年にはシリーズA、2023年にはシリーズBの資金調達を実施しています。

私の入社日が2022年1月なので、ファイナンス面の土台が作られて、上場の準備へ本格的に移行するタイミングでIPOのプロジェクトが動き出したことになります。また、役割分担という意味では、私のほうが監査法人での実務経験が長いこともあり、内部統制に関する仕事全般を任せてもらえたのかなと認識しています。

これまでは経理業務も私が兼任していましたが、今では財務経理部の採用も順調に進み、体制も整ってきました。IPOに向けてますます本腰を入れられそうです。

仲間に囲まれ、成長フェーズにある変化を実感

──財務グループの仕事は今後、どのような展開が考えられますか?

私の入社時には社員数も80名ほどでしたが、今は約150名と倍近い組織になりました。事業部側からのリクエストに対して個別に対応できていたものも、ルールや規則に基づく運用に切り替えなければいけないフェーズになっています。

社内に向けては、単にルールを守るようにと促すだけではなく、業務フローやシステムの導入を踏まえながら、業務負荷が下がるようなプロセスも併せて設計する必要があるでしょう。

中長期的には、財務経理部に集まる「ヒト・モノ・カネ・情報」といったリソースを経営判断に役立てられるよう体制を整備していきたいですね。

──木村さんが、個人として目指していることは何かありますか?

IPO後の試みとしては、機関投資家や個人投資家に向けた、わかりやすく・魅力的な開示資料を作成していきたいと考えています。SNSでも魅力的なIR資料が話題になることは多いので、投資家の琴線に触れるような情報発信を心がけたいです。

──これから入社するメンバーにとっても刺激的なフェーズですね。

wevnalの事業フェーズは過渡期を迎えています。ビジネス的な変化もありますし、社内のルールが突然変わることも珍しくありません。日々改善を繰り返し、昨日より今日、今日より明日をより良く変えていける。それがベンチャー企業の強みです。

事業面も組織面も、仕組みが完成された会社では得られないような、イチから体制を作り上げていく経験ができることは、仕事をする上でも大きなやりがいに繋がると思います。

もちろん、既存のやり方を変えようとすることで「今までこれで良かったのに」という反発も起こり得ます。しかし、wevnalの場合は一人ひとりが真剣に仕事と向き合っているため、必要なことだとわかれば柔軟に対応してくれます。

日頃から密なコミュニケーションを大切にし、会社としての意図をていねいに説明することができれば、気持ちよく仕事を進めることができると思っています。

──どのような人が、wevnalの仕事や組織カルチャーに合うと思いますか?

変化が日々激しい中、それを楽しめる「自責思考の楽観主義者」がフィットすると思いますね。やはり悲観的になってしまうと、未来をイメージするのが困難になると思っていて。

大変な場面でもオーナーシップをもって課題に取り組み、課題や問題にぶつかっても前向きに捉え、チャレンジを続けられる。そんな強い意志がある方と一緒に働けたら嬉しいです。

──最後に採用候補者に向けてのメッセージをお願いします。

若さを感じられる職場である一方、どの年代の方であっても気持ちよくコミュニケーションできる組織カルチャーがwevnalにはあります。

働きがいがあり、成長の機会も豊富。組織の在り方もこれから作り上げていく過程にあるので、一緒に会社を作っていく感覚・手応えも得られるはずです。

私も、成長実感を得ながら仲間と一緒に楽しく仕事ができる環境を求めてwevnalに入社しました。今はその希望がすべて叶っています。経営陣を中心に尊敬できるメンバーが揃っていますので、興味がある方はぜひ声をかけてください!

wevnalでは現在、事業の拡大に伴って、あらゆるポジションの方を募集しています。 会社にご興味を持っていただいた方は、まずはお気軽にご連絡ください!



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