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werollで働くとは?case 07. 中村沙綾 アソシエイト

「werollでは、考えたことを最後まで自分の力でやり抜くことができる。自分がやってきたことが、どのように数字として表れているかを、自分自身で確かめることができるので、すごくやりがいがあります」
———美容・ファッションの広告代理店勤務を経て、化粧品メーカーでPR担当を務めていた中村さん。前職で得たノウハウを活かし、現在はweroll Adsチーム(広告代理事業)でクライアントへの企画提案から広告運用までを手がけています。PR・広告・プロモーションの領域に長く関わってきた経歴と、美容やファッションの業界を離れてwerollにジョインしたきっかけ、そして実際に働いてみて感じたwerollの特徴や魅力についておうかがいしました。

「こう伝えたらクライアントはこう思うんじゃないか」というように、先方の視点で考えることを大切にしています。

———中村さんの現在の仕事内容について教えてください。

weroll Adsチーム(広告代理事業)に所属して、さまざまなクライアントのSNS広告やリスティング広告の運用をメインで行なっています。あとは、広告だけでなく、自社ECや、ECモール上のショップの運用も手がけています。
毎日の業務としては、まず配信している広告の状況チェック。それと、週次もしくは隔週で、前週の実績に対する改善アクションを行なっているので、そのアクションのプランを考えることも大切な仕事です。プランは企業との定例で提出して、同意が得られたら実行していきます。ECに関しても同様です。日々の売り上げの進捗確認がはじめにあって、次に実績に基づいたアクションプランの作成と実行、定期的なクライアントへの報告。報告のときに使う資料も作ります。

———他のチームメンバーからのサポートはありますか?

一人ひとりの裁量は大きいけれど、メンバー間で常にサポートし合いながら業務に取り組んでいます。特に私は入社してまだ日が浅いので、今のところは小柏さん(*)と同ラインで作業をさせてもらっています。担当の案件が分かれている部分もありますが、ボリュームが大きいものについては、二人で話し合いながら進めています。
それから、チーム内でのミーティングも多めです。全体的な進捗の確認は週次で、各案件の進め方に関する深堀りは週1〜2回の頻度。周囲に相談する場が多くあることも安心につながっていますね。

*)小柏舞佳(おがしわ まいか)。weroll Adsチームのメンバー、アソシエイト。
詳しくはWantedly ストーリー『werollで働くとは? Case 01. 小柏舞佳 アソシエイト』をご覧ください。

———仕事のなかで大切にしていることや、難しいと思うことは何ですか?

クライアントに対して、結果を数字で細かく示すことを大切にしています。というのも、私は入社以前に広告運用の経験がなくて、スキルもまだ不十分なので。自分自身がまずきちんと理解できるものでないと、先方にはお渡しできないと考えているんです。そうした考えから、詳細でわかりやすい資料を用意する意識が生まれています。当たり前のことではあるんですけどね(笑)。
それと、私はもともと事業者側の立場でも広告やPRに携わっていたので、「こう伝えたらクライアントはこう思うんじゃないか」「こういう提案をしたら分かりやすいんじゃないか」というように、先方の視点で考えることも大切にしています。
難しいと思うところは、運用する際の仮説立てのやり方といったような、広告運用の実地の部分です。いくら事業者側で広告に触れてきたとはいえ、実際に手を動かして運用するスキルについては身に付いていない部分も多いので、早くキャッチアップしていく必要があると感じています。

———これまでwerollでやってきた仕事のなかで、一番印象に残っていることは?

EC案件で、大型セールに合わせた施策を企画・提案して、前期間対比でプラス480%強の売上高を達成したことです。入社して間もない頃でしたが、前職での経験を活かして、自ら企画した施策を提案から運営まで実行させていただき、さらにそれが大幅な売上増につながりました。早速お客様のベネフィットに貢献できたと感じたので、とても印象に残っています。自分のアイデアをアクションに移し、最後までやり遂げられることは、やりがいや自信、スキルアップに直結すると思います。そうしたことにどんどんチャレンジさせてくれるのがwerollです。

当初から広告に興味があったわけではなかったんです……本来興味があったのはファッションや美容。たまたま縁があった広告代理店からキャリアがスタート。

———これまでのお話のなかで、何度か前職でのご経験について言及されていましたね。werollに入社するまでのご経歴を教えていただきたいです。

まず、大学在籍中、そして中退後を含めた5年間ほどは、コーヒーチェーンで勤務していました。いわゆる“緑のエプロンのお姉さん”を黙々とやっていたんです(笑)。
その後、広告代理店に入社。そこでは主にレディースのアパレルブランドや、化粧品のセレクトショップを相手に、広告やPR、カタログの制作など、全体を通したプロモーションを行なっていました。
そして、およそ2年間の代理店勤務を経て、今度は事業者側へ。化粧品メーカーのPR担当として、PRはもちろんのこと、EC運用にも携わりました。ECについては、立ち上げの段階から中心となって運用を推し進めました。当時在籍していたメーカーは、ドラッグストアなど、オフラインを主な流通ルートにしている企業だったため、オンラインでの販売が弱点だったんです。そこで、リソースがない状態から、自社ECに加え、プラットフォームの運用にも着手することになりました。

———長く続けていたコーヒーショップの仕事を辞めて、広告業界に飛び込んだのはなぜですか?もともと関心があったんでしょうか。

実は当初から広告に興味があったわけではなかったんです。広告代理店に入社したのは、本当にたまたま(笑)。本来興味があったのは、ファッションや美容でした。そうした世界で働きたい、それもショップでの販売ではなく、お客さんに商品が届く前のフェーズに関わりたいという思いから転職を決意して、ご縁があったのが広告代理店だったという感じですね。
ただ、父がメディア業界で働いていたこともあって、昔からメディアやエンタメに対しては多少の関心を抱いていました。祖父が経営していた居酒屋に父の仕事仲間がよく来ていて、私もその場にいたりだとか。今思えば、そうした環境があったことも、自分の仕事に影響を与えている気がしますね。

———その後、同じく美容・ファッション系を仕事の軸として、広告代理店からメーカーへ身を移しました。何か理由があったんですか?

メーカーなら、よりお客さんの生の声を聞くことができて、新鮮な情報をキャッチしやすいのではないかと思ったんです。それに、自分が取り組んだ仕事の実績を、数字などの目に見えるかたちで知りたかったことも理由の一つでした。事業者が広告代理店に共有するデータは限られているので、以前は自分が出した成果をちゃんと把握することができず、歯がゆい思いをしていたんです。そして何より、ブランディングを経験してみたかった。広告やPRを通して、自分の手でいちブランドを育ててみたいと思ったことが、メーカーで働く大きなきっかけになりました。
そうした経緯から、事業者側でPRや広告運用を考える立場になったのですが、ここで広告代理店で培った知識がとても役立ちました。代理店時代は幅広い業務を経験できる環境にいたので、PR・プロモーション・広告を個別に扱うのではなく、その全てを一貫したものとして捉える視野が身に付いていて。メーカーでの肩書きはPR担当でしたが、PR以外の知識があったことで、より効果的な戦略を練ることができたと思います。さらに、入社当初は広告周り全般を代理店に依頼していたのですが、私が入社した後は多くを社内で手がけるようになったんです。自分の経験を活かせたと感じました。

———ブランディングの話題が出ましたが、自社ブランドを扱うことに興味をもち始めたのはいつ頃でしたか?

特にはっきりといつ頃、というのはなくて……もともと何かを作ったり表現したりすることが好きなので、次第にオリジナルの商材を作る側で働いてみたいという思いが湧いてきました。
表現やもの作りが好きになったきっかけは、ミュージカルの子役経験。幼稚園から高校まで続けていたんです。ダンス・歌・お芝居においての表現方法をレッスンで学んで、毎回もっと良いものになるようにと試行錯誤していました。大人になってからは、例えばデザインに興味をもって独学で勉強をしたり……。だから、ブランディングだけでなくて、商品開発にも興味がありましたし、広告代理店から自社でブランド・商品を作っているメーカーに移ったのは、私にとってはごく自然な流れだったと感じています。

初めに感じたのは、社内の雰囲気の良さ。とてもフランクなんです。いい意味で上下関係がしっかりしていないというか(笑)。

———美容・ファッションの業界でキャリアを積んできた中村さんが、一転、デジタルマーケティングソリューションを主事業とするwerollにジョインした経緯を教えてください。

長い間広告に携わってきた人間として、WebマーケティングやWeb広告に関するスキルをさらに高めていきたいと思い、そうしたサービスをメインで提供している会社を探すなかで出会ったのがwerollでした。
前職の化粧品メーカーでは、それまで代理店に委託していた広告業務を全て社内で完結するようになり、さらに途中からSNSの広告運用にも着手し始めました。PR担当だった私は、広告代理店時代に得た少ない知識で、見よう見まねで取り組んではいたものの……。社内でWebの知識をもっている人がほかに一人もいない状況では、自分のこれ以上の成長は見込めないと感じるようになってしまって。だから、Web広告やマーケティングのプロフェッショナルが揃っている会社で働きたいと思ったんです。
確かに美容やファッションは好きですが、もっと視野を広げたいという思いもありましたし、好きな業界で働きたいという気持ちより、広告のスキルやナレッジを増やしていきたいという気持ちの方が強くなっていました。
数ある会社のなかでwerollに惹かれた理由は、事業内容はもちろんですが、何よりメンバーの顔ぶれ! HPを見て、「すごく個性的な人がいっぱいいるな」と(笑)。浅野さんを始め、北原さんや恒松さんなど、素晴らしい経歴を持っている方ばかりで、プライベートにおいても仕事においてもすごく刺激を受けそうだと感じたんです。また一方で親近感を感じる部分もあって、入社を決めました。

———werollの個性的なメンバーに魅力を感じられたそうですが、実際にwerollで働いてみてどう感じましたか?

初めに感じたのは、社内の雰囲気の良さ。とてもフランクなんです。いい意味で上下関係がしっかりしていないというか(笑)。わからないところは質問しやすいし、聞いたらちゃんと時間をとって教えてくれる。同じ目線で接してくれる。当然、ポジションが違うので、業務上見ているところは違うと思いますが、相談した際は私の目線に立ってアドバイスをくれるんです。
それでいて、メンバーのみなさんはWebマーケティングの確かな実績をもつプロの方々なので、一緒に働くなかでそのスキルを盗める、学ぶことができるのは非常にメリットだと思います。実際に、ジョインして以来、日々自分のスキルアップを実感しています。
もう一つ、werollの大きな特徴だと思うのは、一人ひとりの裁量が大きいこと。考えたことを提案し、実行して、結果を踏まえて次のアクションを計画するところまで、自分の力でやり抜くことができる。自分がやってきたことが、どのように数字として表れているかを、自分自身で確かめることができるので、すごくやりがいがあります。

———広告代理店勤務や、メーカーのPR担当を務めた経験を活かして、werollのアドチームで活躍しながら、現在も成長を続けていらっしゃいます。今後の目標をお聞かせください。

短期的なゴールとしては、Webマーケティングのスキルを着実に高めていき、ほかのメンバーと肩を並べるプロフェッショナルを目指したいと考えています。もちろん、お客様と仕事をしている以上すでにプロではありますが、もっと洗練された、言ってしまえばクライアントに指名されるくらいのWebマーケターになることを目標にしています。
また一方で、長期的なキャリアを考えると、ゆくゆくは美容やファッション業界に立ち戻っていきたいです。どういったかたちで戻るかはわからないですが、例えば自分でブランドを立ち上げるだとか。私はこれまで、PRやEC運営を仕事にしてきて、現在はWeb広告を扱っています。これらの経験を総合的に活かして、将来的には自分で美容の事業を始めてみたいと考えているんです。高校と大学で国際関係の勉強をしてきたことや、海外旅行が大好きなこともあって、グローバルな事業展開ができたら理想的ですね。

———最後に学生へメッセージを。

仕事においてアクティブな方であれば、werollで活躍していただけるのではないかと思います。ポジション関係なしに主体的に動きたい方や、自分で企画や意見を出して一から物事を進めていきたい方にはぴったりの会社です。何か希望があればチャレンジさせてくれるカルチャーが醸成されていますし、もし途中で問題が生じれば、同僚や上司が「そこは違うんじゃないか」と指摘して軌道修正もしてくれます。自分で考えながら業務に取り組み、自主的にスキルアップを重ねていく仕事のスタイルが好きな人には、ぜひジョインを検討していただきたいです。まだまだ発展途上のweroll。一緒に盛り上げてくれるメンバーをお待ちしております!

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