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【代表インタビュー】大切なのは、小さな行動がもたらす「付加価値」。ひたむきにお客様の事業の成功を追求する代表友田が実現したい世界とは。

私たちWEBEDGEは、WEBソフトウェア・エンジニアリングをベースにIoTやAI、クラウド、ローコードソリューションといった最新テクノロジーを組み合わせたソリューションを提供する“デジタルインテグレーター”として、上流工程の業務にも対応するDXコンサルティングに注力しています。「お客様に付加価値を届ける」ことを使命に、ワンストップでクライアントのデジタルトランスフォーメーションを実現しています。

今回は代表取締役の友田社長にインタビューを実施。ミッション・ビジョンに込めた想いや今後の展望を伺いました!

 

【プロフィール】

友田 俊輔:代表取締役。大学卒業後、社員数10名程度の開発ベンダーに就職。その後フリーランスエンジニアを経て、2008年1月に株式会社WEBEDGEを創業。

 

IT業界の構造に対する問題意識が創業のきっかけに

――友田社長がWEBEDGEを創業するに至った経緯を教えてください。

元々僕はスポーツで生計を立てていきたいという思いが強かったので、いわゆる“お金を稼ぐこと”にはあまり興味がありませんでした。ただ、怪我の影響で競技を続けられなくなってしまって、高校卒業後の進路は経営学部を選択。また当時はITの黎明期でWebにも興味が湧いたことから、学生時代はプログラム開発のアルバイトを行っていました。

新卒で入社したのは開発ベンダーの会社で、業務系システムの開発などに従事しました。その後、フリーランスエンジニアとして独立。受託開発や派遣を行いながらWebサービスを立ち上げたいとの思いから、2008年にWEBEDGEを創業するに至りました。

 

――WEBEDGEを創業した当初、どのような課題感やビジョンを抱いていたのですか?

当時、国内のIT業界は、多重請負が当たり前にはびこっている時代でした。すなわち、いくら良いプロダクトを作っても自社名を残すことができず、お客様に付加価値を提供しにくい状況だったんです。

作り手としてのプライドが保ちづらい状況を見て、どうにか仕組みを変えていきたいという思いがありました。そのような問題意識は現在も持ちつづけていますし、技術者が働きやすい世の中を作っていくことが私たちIT事業者の使命だと考えています。

 

 

「お客様と伴走するスタイル」で最良の価値を提供する

――創業から現在に至るまでの事業内容の変遷を教えていただけますか?

最初は受託や派遣からスタートし、WEBシステムやアプリ開発業務を中心に展開していました。時代の変化とともに2014年頃からDXソリューション事業に軸足を移しはじめ、2020年にDX支援事業をさらに本格化し、さまざまな最新のデジタルテクノロジーを組み合わせたサービスを提供しています。

当社は創業から毎年130〜140%の売上伸び率を維持するなど、自己資本でコツコツと着実に業績を伸ばしている会社です。その過程でお客様の信頼を獲得し、新たなビジネスチャンスを次々と生み出してきました。お客様のニーズに対する当社の対応力が評価されて、大手上場企業様から直接お問い合わせをいただく機会も多々あります。そうした地道なマーケティング、営業活動を進めていくなかで、僕1人で立ち上げた会社に現在は90名弱のメンバーが加わってくれています。

 

――WEBEDGEの事業の強みや優位性は?

IT業界には人月ビジネスから離れられない会社も多く存在するなかで、当社は「お客様と伴走するスタイル」で価値提供できる点が大きな強みです。仮に単一のプロジェクトが赤字になったとしても、お客様のミッション・ビジョン・バリューを踏まえた最適なソリューションを提供することをモットーとしているからです。

また、創業からの年数のわりに直取引のお客様が多く、モダンな技術を使って開発している点も当社の特長です。さらに人材の定着率も高く、離職率は5〜10%で推移している状況です。


――WEBEDGEはシステムインテグレーターではなく、“デジタルインテグレーター”を標榜しています。

「攻めのDX」と「守りのDX」が存在するなかで、今までのIT業界はどちらかというと守りの要素、つまり“管理部門のお手伝い”の立ち位置が中心でした。一方で当社では、守りのDXだけでなく、お客様の売上・利益の創出や社内の新規事業の支援など「攻めのDX」にも力を入れて取り組んでいます。

DXで成功している会社が少ない現状において、お客様のDXを一気通貫で実現できる当社を選んでいただけたら嬉しいなという気持ちを込めて“デジタルインテグレーター”という言葉を使っています。

 

 

目に見えない些細な行動が大きな付加価値となる

――WEBEDGEでは「世界基準で付加価値のあるサービスを届け続ける」というミッションを、また「お客様に付加価値を届ける」というビジョンを掲げています。いずれも「付加価値」という言葉が含まれていますが、友田社長が考える「付加価値」とは?

大きく3つの意味があると考えています。

1つ目が「顕在しているニーズに対する価値」。

2つ目「潜在的な課題を解決できる価値」。

そして3つ目が「目に見えない部分でのちょっとした取り組み」です。

1つ目や2つ目の価値はよく言われることですが、技術と経験で身につくことだと感じてます。僕は最近3つ目の価値こそが一番大切なのではないかと思っています。たとえば、隣の人に声をかける、明るく挨拶する、ゴミが落ちていたら拾う、場の雰囲気を作るなどです。相手を思いやる小さな行動が習慣となって連続的に与える影響力はとても大きいんじゃないかな、と。そして3つ目の価値には各々個性も出るので、他者を認めることやWELL-BEINGに繋がると感じてます。

 

――ミッションやビジョンを実現するための「行動指針」はどのように設定していますか?

現在は「WIN-WINの関係を築く(成功の基本)」「走りながら考える(ベンチャー精神)」「感謝の気持ちを持つ(商売人の基本)」の3つを行動指針として掲げています。当初は10個以上の要素があったのですが、メンバーたちが覚えやすいように基本的な3つの行動に絞りました。

実際にお客様にヒアリングを行うと、先ほどの3つ目の「価値」や、行動指針に基づいた価値提供の面で当社のメンバーを評価していただけることが多いんですよ。そのような話を聞くと、MVVが社内に浸透しているなと感じますし、現場のメンバーたちが「お客様の事業の成功」を一番に考えて動いてくれていることが分かりますね。

 

――今後の目標について教えてください。

「2027年に売上20億円」という中期目標とエンドユーザー比率を限りなく100%に近付けていくことが当面の目標です。特にエンドユーザー比率を高めていくことで、直接お客様にソリューションを提供できるようになる。その結果、創業時からずっと考えている「プライドを持って社員が働ける環境づくり」の実現が可能になると思っています。

あとは、1人の経営者として“グローバルスタンダード”を伝えていく努力をしていきたいな、と。IT業界ではこれまでいくつかのビッグウェーブがありましたが、あいにく日本はあまり勝てていない状況です。若い世代の人たちが夢を持って国内外にソリューションやサービス、プロダクトを提供できる世の中を作るためにも、特に「次の世代の為に何を残せるか」という使命感を娘が産まれてからより強く持つようになりました。

 

 

メンバーに共通する「お客様の役に立とう」という意識

――WEBEDGEの社風や雰囲気は?

活発で活気のある組織だと思います。“世のため、人のために行動しよう”というシンプルな経営理念と行動指針を掲げているため、「お客様の役に立とう」という気持ちで活動しているメンバーが活躍してます。もちろんテクノロジーが好きという前提の集団でもあります。

また当社の場合、営業のメンバーも技術に関する知識をある程度持っているという強みがあります。どのような職種でも、他のメンバーの仕事内容や基本的な業務知識を理解し、共通言語を持ちながら仕事をしているため、業務の円滑化やお客様からの信頼獲得につながっているのだと思います。

 

――メンバーが働きやすい環境を提供するために、どのような取り組みを行っていますか?

メンバーの意見をなるべくフラットに吸い上げられる環境づくりや施策を、スピード感を持って実行できるようにしています。たとえば「キャリアデザイン制度」や「メンター制度」がその1つです。

いずれも社員の成長を促すための制度ですが、自分自身の経験を振り返って「こういうものがあったらいいな」という思いで仕組み化しました。ほかにも、当社では技術面の教育だけでなく、「7つの習慣」に基づく「リーダー研修」や「カーネギー研修」など、人間的な成長につながる教育の機会も多く提供しています。

 

――どのような人材を求めていますか?

“地味な仕事も、率先してできる人”に来ていただきたいですね。たとえば、「ちょっとした声かけをする」など、先ほどお話しした3つ目の付加価値を提供できるような人です。そうした行動が、お客様の見えていない部分に気づくための土台になりますし、いずれマネジメントポジションになった際に相手をフォローする姿勢にもつながってくるはずです。

私たちの仕事は一見派手に見えるかもしれませんが、目的に対して小さなデバッグとリトライを繰り返しながら集合知にすることが多いです。目的に対して“小さなデバッグとリトライ”を地道に楽しめる人たちが、成果をあげています。僕自身も経営をしながら、“ある程度完成してきた仕事”をメンバーに渡して、人がまだ手をつけてない仕事を小さなデバッグとリトライで行うようにしています。技術は小さなデバッグとリトライを日々楽しめれば身に付けられますので、当社では特に考え方や価値観に共感いただけるかという点を重視して採用活動を行っています。

 

――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

当社は頑張れば頑張るほど給与やポジションも上がりますし、裁量権や決裁権も増えていくため、若手のうちから大きなチャレンジができる会社です。お客様のために、人のためにという気持ちで、相手に付加価値を届ける行動を続けていれば、必ずチャンスが訪れるはずです。もしも今、自分の会社に価値を提供しているのになかなか認められないという悩みを感じている方がいれば、ぜひ話だけでも聞きに来ていただけたら嬉しいですね。

 


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