うちのメンバーは、全員が未経験スタートです。
SNS運用の会社で、SNS運用の経験者が一人もいない。こう言うと驚かれるんですが、結果としてそうなりました。そして、いま総フォロワーは300万人を超え、月間のインプレッションは1億に届いています。
経験者がいないのに、なぜ伸びたのか。よく聞かれるので、仕組みの話を書きます。
▍「なんとなく良さそう」を禁止した
最初に決めたのは、感覚で投稿しないことでした。
SNSは残酷で、伸びた理由も伸びなかった理由も、放っておくと誰にも分からないまま流れていきます。だからうちでは、投稿のたびに「なぜ伸びたか」「なぜ伸びなかったか」を言葉にして残します。競合のアカウントも同じように分析して、伸びている投稿の型を言語化する。
経験がなくても、型は覚えられます。むしろ経験がないほうが、型を素直に使ってくれる。「自分のやり方」がないことが、うちでは強みになりました。
▍人がやらなくていいことは、全部仕組みに任せた
もう一つは、定型業務をなくしたことです。
投稿文案の生成、数字の集計、日次のレポート、タスク管理。こういう「毎日必ず発生するけど、判断はいらない仕事」は、自社で組んだ自動化の基盤(AIとbotとスプレッドシートの連携)に任せています。
人がやるのは、企画と、判断と、クオリティの最終責任だけ。
これがあるから、未経験のメンバーでも入った初日から「考える仕事」に時間を使えます。集計に半日かけていたら、考える時間は残りません。
▍学生インターンが、担当アカウントを持っている
いま学生インターンが5名います。全員、SNS運用の実務は未経験からのスタートでした。
うちでは、インターンにも担当アカウントを持ってもらいます。伸びたら本人の実績だし、伸びなかったら一緒に理由を探す。就活で「フォロワーを何人増やした」「なぜ伸びたかを説明できる」と言える学生は、正直かなり強いです。
▍経験より、考え続けられるかどうか
採用で見ているのは、結局これだけです。
素直にフィードバックを受け取れるか。指示を待たずに動けるか。数字を見て、次の一手を考えるのが好きか。
スキルは後からでいい。全員が未経験から始めて、いまの数字を出しているのがその証拠だと思っています。
「ちょっと気になる」の段階で大丈夫です。まずはカジュアルに話しましょう。