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国際女性デー・イベントレポート【今月のタンザニア🇹🇿】

今回は3月8日の国際女性デーに際し、タンザニアオフィスで開催されたイベントについてのレポートをお届けします。
イベントについて、現地メンバーでありこのイベントの企画者でもあるベロニカさんにお話をうかがいました。

国際女性デーのイベントについて

ここタンザニアでは、毎年3月8日に、世界各国の女性と協力して「国際女性デー」を祝っていますが、その歴史は20世紀初頭のヨーロッパやアメリカの労働運動に遡ります。この祝日は、女性の権利と参加に関する女性問題、キャンペーン、テーマに関連しています。
国際女性デーでは、私たちWASSHA女性メンバーが選んだ同じスタイルの服(キテンゲ・ファッション)を着用するようにしています。みんなでお金を出し合って購入し、メンバーに配りました。私たちWASSHAの女性メンバーは、イベント前日にビーチに行って、私たちの幸福とは何かというテーマでディスカッションをし、女性の社会的地位向上や自分自身の成長のために、社会経済活動や自己研鑽に取り組むモチベーションを高めると同時に、楽しい時間を過ごしました。
3月8日の当日は、 写真を撮ったり、「Happy Women's Day」と名付けられたケーキを歌いながら切り分けたりして、その日を楽しみました。 ホスト役は、私以外にも何人かの女性メンバーで構成されていて、GMのママ・グレースとも協力しています。

※ママ・グレースの記事はこちら

なぜ開催しようと思ったのか

このイベントを開催した理由としては、国際女性デーが世界的なイベントであること、そして私たち女性がそれを祝う権利があるからです。
以前、女性は家庭レベルから国家レベルまで、非常に屈辱的な扱いを受けていました。自分の考えを話す機会もなく、計画や社会経済開発、指導的立場にも関与できず、その結果、自分たちの権利を求めて抗議行動を起こしたのです。だからこそ、国際女性デーが制定されることになったのです。この日は、女性が自由に発言し、指導する機会を得て、開発問題に参加することを目的としています。
このイベントは私にとってエネルギーの源のようなもので、あらゆることが可能であるというモチベーションを与えてくれました。一生懸命に努力すれば、自分自身や組織の成長に関することは何でもできるし、女性だからといって遅れをとる必要はありません。
イベントを通じて、私たち女性はリーダーになれる、経済や社会の発展に貢献できるというモチベーションを高めることで、変化は起きています。(※)

※ タンザニアでは先日亡くなったマグフリ大統領の後任として、副大統領だったサミア・スルフ氏が初の女性大統領に就任している。
〈参照〉https://www.africanews.com/2021/03/18/tanzania-to-swear-in-first-female-president-samia-hassan-suhulu/

WASSHAのの女性のインクルーシブについて

実際、WASSHAは指導的地位に女性を加えることに成功していますし、採用プロセスにおいても、適性と能力があれば女性を高く評価しています。例えば、ゼネラルマネージャーは女性ですし、会計チームのリーダーも女性ですし、3人のリーダーが女性です(AGL1人、GL2人)。

いかかでしょうか?WASSHAの仕事だけでなく、女性のエンパワーメントに尽力し、違った角度からのPower to the peopleを実現しているベロニカさんとWASSHAメンバーたち。彼女たちの奮闘を少しでも知っていただけたら嬉しいです。

これからもWASSHAはチーム一丸となって、ミッションであるPower to the peopleを実現させていきます!

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