「すごいベンチャー100」2023年最新版・全リスト
スタートアップ育成機運が高まる中、未来のユニコーン候補となるベンチャーはどこか。編集部が独自に100社を選定、その一覧を紹介する。
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「スタートアップならではのスピード感と緊張感の中で、自分の力を試しつつスキルアップを目指したい」「裁量が大きく責任感のある仕事を経験したい」などの理由から、スタートアップでの長期インターンを検討している方は多いと思います。
そこで本記事では、スタートアップの長期インターンを職種別にご紹介します。インターンを選ぶときのポイントや、インターン経験者のインタビューも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
スタートアップと聞くと、若いうちから裁量権があり自由度が高い印象が強い一方で、激務や厳しい環境であるというイメージを持つ学生も多いでしょう。
そもそもスタートアップとは、新しい価値提供を通じて急速に成長している企業を指します。
主に新興産業やテクノロジー分野に焦点を当て、革新的なアイデアからサービスを生み出しているのが特徴です。
スタートアップと似た場面でよく耳にする「ベンチャー」は、既存のビジネスモデルに革新的なアプローチを加える場合に使用されますが、一般的には広義の意味で区別なく使用されています。
スタートアップのインターンは新卒採用を目的としていないことが多いです。
大手企業のインターンは新卒採用目的で行われ、企業理解を深めるための内容なども含まれています。
一方でスタートアップのインターンは即戦力として期待されており、アルバイトに近いです。
優秀な学生の力をかりて事業を前に進めたい企業と、社会経験を積みたい学生とがマッチングすることで、相互にメリットがある状態がスタートアップのインターンです。
スタートアップは、多くの場合ルールやマニュアルが整っていないため、研修などがないまま実務を進めることになります。
教育体制が整ったところで一から教わりたいという姿勢では通用せず、わからないことは自分で学ぶ姿勢が求められるでしょう。
実務経験を積むことで、ビジネスで通用するスキルが身につきます。
アルバイトは給与が目的となる場合も多いですが、実際に就職するイメージがわきやすいインターンだと学ぶことも増えるでしょう。
ツールの使用方法などのハードスキルと、コミュニケーションやリーダーシップといったソフトスキルのどちらも得られる点がメリットです。
実務経験を通して、就活や将来のキャリアの解像度が上がる点もメリットです。
業務内容や環境に関して、自分への向き不向きがわかるため、就活も進めやすくなります。
意欲的な学生であれば、裁量の大きい業務も任せてもらえるでしょう。
裁量の大きい業務を進めていくとなると、業界や企業、業務内容についてもより深く知る必要があるため、結果的に経験や知識が増えてキャリアを考えるきっかけになります。
スタートアップでのインターンによって、最前線で挑戦している企業やビジネスのトレンドを知ることができます。
また、スタートアップは比較的人数が少ないため、経営層との距離が近く、ビジネスへの深い考えを聞くチャンスも増えます。
社員とのコネクションもできるので、刺激が欲しい学生にはもってこいの環境と言えるでしょう。
先に述べた通り、スタートアップのインターンでは、学生も立派な「戦力」です。
他のインターンと比較して個人の業務量が多く、責任感のある仕事を任される傾向にあるため、学業との両立が難しくなってしまう恐れがあります。
学業やサークル活動などに加えてアルバイト感覚でインターンを始めると、両立が大変になることもあるので注意が必要です。
単位取得のスケジュールを考慮したうえで、参加できる時期に応募すると良いでしょう。
多くのインターン募集の中から、自分が刺激を得つつ戦力になる企業を選ぶのは難易度が高いです。
スタートアップのインターンは長期インターンが多く、拘束時間も長いことがあり、ブラックインターンとの見極めが必要になります。
ブラックインターンとは、拘束時間が異常に長い、給与が未払い、ハラスメントがある、などに該当するインターンです。
学生の皆さんは特別スタートアップやベンチャー企業に詳しいわけではないと思います。その中でどのようにインターン先を選べばいいのか不安に思うこともあるでしょう。
以下に選び方、探し方の例を紹介します。
長期インターンを通してどのようなスキルを伸ばしたいか、どんな経験を積みたいか考えることで、自分にあった職種が見えてきます。
スタートアップのインターンの場合、とくに以下の職種の募集が多い傾向にあります。身につけたいスキルや興味のあるジャンルから、挑戦してみたい職種を選んでみましょう。
エンジニア
仕事内容:プログラミング言語を用いたWebサービスやアプリの開発・運用、提供中のサービスの改善
身につけられるスキル:プログラミング言語の習得、実践的な開発スキル、論理的思考力など
マーケティング
仕事内容:自社商品の認知度向上施策(リサーチ、企画立案、広告運用、Webコンテンツの制作、効果測定など)
身につけられるスキル:広告運用やSEOなどのWebマーケティングスキル、ライティングスキル、データ分析力、企画力、論理的思考力など
営業
仕事内容:新規顧客獲得のための営業活動(顧客候補のリサーチ、電話・メールでのアポ取り、商談など)
身につけられるスキル:基礎的なビジネススキル、コミュニケーション能力、課題発見力、交渉力、提案力など
興味のある業界や、研究テーマに近しい会社に絞って探すのも良いでしょう。
本格的な就活が始まる前に業界の理解を深めることができますし、実務を通して自分の向き不向きを考える材料にもなります。
職種や業界に絞ってインターンを探せるサービスもあるので、自分が興味のある業界に絞って検索すると探しやすいです。
注目されている会社であればそれだけ成長している可能性が高く、戦力となるインターンを求めている場合が多いです。
メディアのベンチャーランキング等を見てみたり、資金調達の金額を確認したりすることで、世間からの注目度を予測できるでしょう。
参考:「すごいベンチャー100」2023年最新版・全リスト」
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