みなさん、はじめまして!Wano株式会社で採用担当をしている杉本です。
昨晩、Wano初のエンジニアイベントを開催しまして、我々の想像以上に熱い夜になりました!その様子を初フィードとしてお届けします^ ^
Wanoではエンジニアメンバーが日々更新している開発ブログがあり、こちらではエンジニア目線の当日レポートが更新されています。当日の登壇資料なども載っているので、より具体的な内容はぜひこちらをチェックしてください^ ^
Wanoエンジニアブログ:https://developers.wano.co.jp/2079/
イベント主旨
我々Wanoは、「Cultivate your dream」をミッションに、音楽・映像・動画などの領域のクリエイターの活動を後押しし、さらに加速するサービスを開発している会社です。今回のイベントのタイトルは、「音楽サービス開発のウラ話や技術のトレンドを語らう、ミートアップ開催!」として、我々が最初のサービスとしてリリースした『TuneCore Japan』に特化して、「音楽サービスの開発に携わっている・興味がある人で集まって、色々語り合っちゃおう!」という主旨で開催しました。初めてのイベント開催だったので、募集を出す段階から「参加者、集まるかな・・・」と、今回のイベントを主催したVPoEの橋本と広報の新田は、ドキドキしていたのであります。・・・が!蓋を開けてみたらなんと満席になるまでご予約をいただき、「やったー!」という思いと、登壇者でもある橋本は「緊張する・・・」という思いもちらほら。音楽関連のサービス開発について語らう会が他ではまだあまり開催されていないからか、思った以上のご期待をいただいて嬉しい限りでした。
準備段階
さて、いよいよ当日。登壇者含めたエンジニア、コーポレートサービス含め、関係者総出で会場セッティング!普段は会議スペースになっている場所を、机を取っ払い、イスだけ集めて並べ直します。もともとスタジオだった場所を改装したオフィスなので、これだけでも雰囲気が出ますね。
いよいよ開場!
会場も、受付も、飲み物も、セッティング完了!いよいよ開場です。杉本は飲み物配布係を担当しました。飲み物は、アルコール/ノンアルコールどちらも用意。ビール・ハイボール・ほろよい・ジュース・お茶・コーラ、などなど・・・。迷わずビール!と選ばれる方もいれば、遠慮してなのかまずはジュースから・・・という方も。飲み物を渡しながら、「Meetupにはよく参加されるんですか?」と聞いてみたら、「実は初めてなんです」という方が意外と多く。我々も初開催なので、初めての者同士で勝手に親近感で、「一緒に楽しみましょう!」という気分でした。
予約はいっぱいになったけど実際に何人来てくれるんだろう・・・という心配もよそに、席は満席!
いざ本番開始!
会は第一部を弊社エンジニアからの発表、第二部を懇親会と分けており、まずは第一部!弊社エンジニアから、『TuneCore Japan』を中心に、サービスの誕生秘話からリリースまでの歴史、リリース後のリニューアル時のあんなことやこんなこと、そして現在新規サービスとして開発している『Video Kicks』についてのあれこれを、各エンジニアから発表。
『TuneCore Japan』https://www.tunecore.co.jp/
『Video Kicks』https://www.tunecore.co.jp/video_kicks
VPoE 橋本の発表
橋本は、『TuneCore Japan』の立ち上げから携わっていて、その頃の昔話を中心に話してくれました。Wanoを立ち上げたボードメンバーに、昔音楽をやっていた、もしくは周りに音楽をやっている知り合いが多くいる、そんなメンバーがいる関係で、アーティストが「楽曲を売り出したいけど、レコード会社を通したり、発売までに手間とお金がすごくかかる」という現状を知っていた中で、そこを手助けしてるサービスはないかと探したところ、アメリカに『TuneCore』というサービスがあることを知りました。「おぉこれこれ!」という発見と同時に、「これ、日本でもできないかな?」という発想に。『TuneCore』を運営するTuneCore USと交渉するため、いざアメリカへ!パッションで交渉し、結果、「じゃぁ日本でやってみたら?」とOKをもらい、日本版の開発が決定!
そんなドラマチックなサービス誕生秘話から、いざ開発をスタートして、ローカライズしてみよう!となった時に手元にある構想がめっちゃ少なくて我ながら笑った話など、具体的な技術の話が進むほど、参加者のみなさんも前に乗り出したり、うなづいたり、クスクス笑ったりと反応が大きくなりはじめました。
『TuneCore Japan』テックリード 渡邊の発表
橋本のサービス立ち上げ秘話で会場が温まったところで、テックリード渡邊が登壇!渡邊からは、リリース後、2017年8月に行ったサイトリニューアルについて話してくれました。自己紹介の際にはTwitterアカウントも記載しており、スマホを取り出してTwitterで検索する方もちらほら。まず、リニューアル前の画面を表示して、「ちなみにこちらのバージョンを見たことがある方いますか・・・?」と渡邊が聞くと、なんと1〜2名手が上がり!そんな頃からサービスを知ってくれてたんですね〜〜〜!とこれはテンションが上がりました!!
その後、具体的なリニューアル時の話へ。デザイナー1名、エンジニア1名、PM1名の3人で取り組んだリニューアル。まずは全ページのリスト化から(ってもともとリスト化してなかったんかい!というツッコミもありつつ(笑))、インデントがバラバラなところから整えていったり、規定を作るところから再構築していったり、と少々お恥ずかしい話も交えつつ「Wanoのイメージが悪くなっちゃうんでこれ以上は割愛します」という渡邊の言葉に、参加者以上に見学していた社員から笑いが溢れる場面も(笑)。
『Video Kicks』サーバーサイドエンジニア 伏見の発表
最後に登壇したのは、『Video Kicks』のサーバーサイドエンジニアを務める伏見。『Video Kicks』は、動画に特化したストリーミング配信サービスで、『TuneCore Japan』の動画版みたいな感じですね。発表のタイトルは「なるはやなるやす動画エンコード」。タイトルの通り、動画サービスの何が大変って、一度にものすごいデータ量をどう捌くか、ということ・・・。ユーザー(クリエイター)が動画をアップロードした後に、プレビューを見せるの動きだけでも結構なデータ量になり、さらにキャンペーンの時なんかには一気にアクセスが集中することもあり、それに耐え得るだけでなくストレスなく操作できるスムーズな動きを実現する基盤を作らねばならないのです。まさにそれと向き合ってきた伏見が、動画サービス開発の大変さ・面白さや、これまで使ってみた技術の紹介などを中心に発表してくれました。
あれこれを話しながら、「いや、これが想像以上に大変なんですよ(笑)」と苦笑いしながらも、最後には「こんなサービス開発を一緒にやってくれる人、待ってます」と仲間を募る一面も。これには見学していた社員から「さっき大変だって自分で言ってたのに(笑)」とツッコミが入ってました(笑)。(ほんとに募集してるよ!)
3名の発表が終わり、質疑応答の時間へ。ここでも間髪入れずにいくつかご質問をいただき、「自分もサイトリニューアルでコーディング規約云々のところに携わっていて、分かりみが深くて共感しかなかった」という共感の声や、「『TuneCore Japan』と『TuneCore』は別サービスなのか?作りも全く別なのか?」というサービスや技術に関する質問や、「どうやってユーザーを集めていったのか?」というビジネスに関する質問まで、幅広くいただき、参加者のみなさんの熱量を感じました。第一部はこれにて終了です。
第二部、懇親会
ここからは、Wanoの社員も参加者のみなさんも一緒に、ワイワイと語らう時間です!会場のレイアウトを変更し、改めて飲み物を片手に、ピザをかじりながら、テーブルを中心に立食パーティー形式へ。ここもまた、「盛り上がるかな?」「みんなリラックスして話せるかな?」と運営側はしばし緊張していたものの、そんな心配はつゆ知らず、開始早々からみなさん大盛り上がりでした!
片耳で聞こえたのは、「もともと音楽が好きで」という音楽好き同士の会話や、「自分も音楽関連のサービスを開発していて、こういう時ってどうしてます?」という同業同士の会話や、「新しいこの技術を試してみたくて」というエンジニア同士の会話などが聞こえてきましたが、一番多かったのはやはり音楽または音楽関連サービスの会話かなぁ、と。こういった人たちが集まって語らい合う場がこれまでなかったということなのか、だからこそみんな語り合いたくて仕方なかったのか、と思うほど、終始盛り上がっていました。
残念ながら杉本は別件があり中抜けすることに・・・でも別件が終わって戻ってきた時も、興奮冷めやらぬ状態。あれ?もう終了時間は過ぎているはず・・・?と思って社員に聞いてみたら「さっき中締めしたんですけどね、誰一人帰らなくて(笑)」とのこと。好きなものが同じ者同士の会話は、やっぱり盛り上がりますね!!参加者のみなさんもきっと楽しんでいただけたのではないかと思えましたし、運営側も嬉しく楽しく過ごさせてもらえた時間でした。参加していただいたみなさん、楽しい時間をありがとうございました!!