ネスカフェゴールドブレンドは、「違いの判る男」のゴールドブレンドとして、ダバダ〜ってCMしています。ネットで調べたのですが41代目まで居たのですね(2012年段階ですが)。
ちなみに私はお酒(主にビール)もコーヒーも飲みません。お酒に弱いのもありますが、どっちも苦いですよね。小さい時に大人が美味しそうにお酒を飲んでいるのを見て、ちょっと舐めてみるとすんごく苦い。なのになんでみんな美味しそうに飲んでるんだろうと不思議に思ってましたし、今でも思っています。
同じく仕事をしている人も、楽しそうに仕事している人もいれば、嫌々仕事をしている人もいます。同じ仕事だし、仕事やってる人で余裕持って仕事している人なんていないだろうし、誰もが必死で一生懸命やってる。誰もがしんどい仕事をやってる。でもその仕事を美味しく味わってる人もいれば、こんなの飲みたくもない、と思いながら仕事している人もいる。
お酒もコーヒーも飲まない私は、それを美味しそうに飲んでいる人の気持を想像しなければなりませんが、例えばコーヒーだと風味がいいとか、落ち着くとか、後味が良いとか、なんかそんな味以外の要素が多いのかなと。お酒の場合は飲んだら陽気になったり楽しくなったりってのもありますが、それより仲間と一緒にワイワイやるのが好きとか、そういう味以外の要素があるんだろうなと。
であるなら、仕事も同じことが言えるのかな?と仮定してみると、仕事の目的がお金(味)以外に何があるのか。やりがいであったり、仲間との関係であったりするのかなと。一生懸命頑張ってるオレが好き、という人もいるかもしれない。つまりは味以外の良さがあるから、仕事を楽しくしてるんだろうなと。味わってるんだろうなと。
であるなら、いろんな仕事を味わってみて、まあどれも苦いんだけど、それ以外の何かが自分の中ではいいよね、と思えるなら、その仕事を楽しむことができる。仕事って苦いけど、それはそれで美味しいんだよね、なんて言える、違いの判る大人になれるのかなと。
てことで、一度我々を味わいに来てもらって欲しいなと思うのと同時に、何を飲むか選ぶ際の基準として、味以外の要素で選んでほしいなと。味は多分そんなに変わりはないと思います。どれも苦い。もし甘い味の仕事があったとしたら、それは何かの罠だと思うのは考えすぎなのでしょうか。
いずれにせよ「オレ(あたし)って、違いの判る大人なんだよね」なんて言えたら、それはそれで周りの人には「こいつ何言ってんだ」と思われるんでしょうね。だから心の中だけで言ったほうがいいかもしれません。