私たちWACULは「テクノロジーで、ビジネスの相棒を一人ひとりに」というビジョンのもと、あらゆるビジネスのデータを最先端のテクノロジーによって、整理・分析だけでなく課題特定・解決まで行うことで、ビジネスパーソンの生産性を高め、クリエイティビティの最大化を支援しています。
本コーナーではWACULで働くメンバーの「これまでのキャリア」や「転職のきっかけ」そして「思い」など、等身大の姿を『社員インタビュー』としてご紹介しています!
今回は、2023年5月に中途入社をした執行役員の平山です。(インタビュー日:2024年1月24日 )
平山さんは、2016年から2022年までWACULで働いていて、一度退職をした後にまたWACULに戻って来たという異色の経歴の持ち主ですが、どういう経緯でWACULを一度は卒業しようと思ったのですか?
カスタマーサクセスチームで3年、開発チームで3年と計6年WACULで働いたので、環境を変えてもいいかなと考えていました。WACULが嫌だという訳ではなかったのですが、WACULと真逆の環境に行ってみたいと思っていました。
プロダクトマネージャーと呼ばれる職種を開発チームではやっていて、WACULでいうとAIアナリストのプロダクトの企画や機能をどう伸ばしていくのかを考える職種です。それが自分の中ではハマっている感触があったので、この職種をもっと極めたい、スキルアップしたいと思っていて、その軸で転職を考えました。
どうせ転職をするなら、真逆の環境に行きたいと思いまして。企業規模が凄く大きいところ、尚且つWACULがtoBのサービスなのでtoC向けのプロダクトを作れるところ、WACULが国内マーケットで闘っているので、海外マーケットで闘っているところ、という3つの条件で、転職先を探しました。
よく考えて転職先を探していたのですね。実際にファーストリテーリングに入社されてみて、新しい発見はありましたか?
全然違う環境だったので楽しかったし、刺激は多かったですね。僕が担当していたのはユニクロのアプリや沢山あるブランドのECサイトでした。主に商品を探しやすくするミッションを持っていて、それぞれのサイトの機能の企画を考えたりしていました。
裏側のシステムもかなり多く、ユニクロの場合だったら物流とも全部繋がっているし、在庫システムや商品のマスタデータベースで裏側が全部繋がっていて、それらを考慮しながら機能開発をしていました。
それぞれにオーナーがいて、開発体制や組織が分かれていたので、大きくなるとこんな感じなのかと思って面白かったですね。
かなり刺激的な環境で楽しくお仕事をされていたようですが、そこから更に転職を考え始めたきっかけは何だったんですか?
今お話して来たような楽しくて刺激的だったようなことが、3カ月くらいでこんな感じかと思ってしまって、新しい発見があまりなくなってしまいました。後は、WACULでは元々執行役員として働いていたので、色々方針を自分で決められたのに対して、ファーストリテーリングでは、役員に説明をして承認を取ったり、その手前で部長にレビューしてもらうなど色々とステップがあって、そういった所にもどかしさを感じてしまったのもありました。
なるほど、今までとのギャップが気になるようになってしまったのですね。ファーストリテーリングから転職を考え始めた時に、WACULに戻ろうと思ったのは何故ですか?他の会社も探しましたか?
やっぱり自分にはベンチャーが合うなと思っていて、元々知り合いに誘われていた会社などから話を聞いたりはしていました。WACULを辞めた後も、大淵さん(WACUL代表)とは1か月に1回か2か月に1回位は会っていて、そこで愚痴みたいなことを言った時に「まだWACULに戻れるんじゃない?」と言ってくれて。そう言ってくれるなら、WACULに戻るのが1番ストレスがないのかなと考えました。
実際WACULに戻ってみてどうでしたか?今はどんなミッションを担っていますか?
9カ月しか離れていなかったので、そんなに変わったなという感じはなかったですね。ただ、プロダクトの開発だと事業インパクトを出せる範囲が限定的なので、事業サイドに戻った方が色々と経験を詰めるのかなという考えがあり、事業サイドに戻りました。
仕事としては、SEOと広告とクリエイティブ制作の3部署を主に見ています。プラス時々、新規事業開発も見ている感じです。数値責任があるので、各3部署のそれぞれや合算での売り上げと利益を見ています。足元の目標も目指しつつ、中期的にサービスを新しく増やしたりとか、リソースを増やしたりなどをやっています。各部の人たちに色々動いてもらって、結果が出たりするのは楽しいですね。
WACULから1回外に出て戻って来たからこそわかる、WACULの良いところ、改善できるところはありますか?
良いところは、みんなが全社視点を持って動けるというか、ここは私の担当じゃないんでやりません、みたいな事を言う人がいないところかな。後、人がいいですね。邪な事を考えて、自分の手柄にしてやろうとかそういうガツガツした人がいない。裏を返せばガツガツ感が足りないと言えるかも知れませんが。
後は、自分たちが正しいと思う事をお客さんにもちゃんと言う点も、WACULのいいところですね。儲かるからやるのではなく、正しいことをちゃんとやってそれに見合う対等な対価を貰おうという考えが、浸透しているのはいいと思います。
対ユニクロという点では、スピード感をもっと上げられるのではないかと思います。ユニクロ位大きな会社でも、週次で方針が変わったりするので、そのスピード感を見るとWACULは多分もっといけるんじゃないかと見ています。
では平山さんから見て、WACULにはどういう人が向いていると思いますか?
やりたいと言ったら部署異動なども含めて、結構通りやすい会社だなとは思っているので、自分のやりたいことを実現しやすい環境だと思います。なので、WACULを踏み台にしてスキルアップをして行きたい位の感じで来てくれた方がいいですね。
特にビジネスサイドは、デジタルマーケティングを幅広く全般的な知識を得られたりしますし、SEOが得意で入社した人が広告をチャレンジしたくなったら広告の部署もあるし、スキルアップしたい、成長したい意欲がある人が合うのかなと思います。
ではコンサルで入社した人が広告をやりたいから部署異動をしたいです、と言ったら広告の部署の責任者である平山さんは「いいよ」と言ってくれるんですか?
もちろん色々な状況があるので断言は出来ませんが、基本はいいよって言います。コンサルで入ってコンサルを極めて行くというルートもあれば、SEOや広告やクリエイティブ制作など特定の領域に軸足を置いて、専門性を高めて行くことも出来るし、営業を極めたければ人材チームで営業をがっつりとやるというルートもあります。デジタルマーケティングの領域でスキルアップしたければ、最適な環境だと思いますね。
編集後記
今回は、異色の経歴を持つ執行役員の平山さんについてのインタビューでした。インタビューの中にあったように確かに、WACULには本人の希望に沿って多種多様なキャリアパスがあります。更にそれぞれの領域では専門性が高い人たちが揃っているので、コンサルで入社したとしてもデジタルマーケ全般のナレッジを吸収することが出来る環境だと思います。また筆者自身も自分が希望をして部署異動をしていたり、周りでも部署異動の希望が通ったり、部署異動まで行かなくてもこういった業務を担当したいという希望が通っているのを見て来て、やりたいことをやらせてくれる会社だと感じています。成長意欲の高い方、ぜひ一度遊びに来てみてください!現在、採用中のポジションに興味がある方は、こちらをご確認ください。