事業開発のオチイです。ついに自分のインタビューの番が来てしまいました!
前職は、新卒から楽天でメディア運営やWeb広告等の商品企画を担当、その間3人の子どもを持ちながら、12年間在籍。時短勤務終了と共に子育てとの両立が難しくなり、通勤時間が短くキャリアを活かせるヴァズへ転職しました。事業開発とBtoBマーケティングの仕事内容や育児と仕事を両立する働き方について、事業開発マネージャーの阿部にインタビューしてもらいました。
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入社半年でも、クライアント、ユーザー、メディア対応まで、幅広く任せてもらってます。
阿部:今、もう入って半年だよね・・・。激動だったよね(笑) 率直な感想をどうぞ。
オチイ:早いですね! やっと慣れてきたような、また新しいことが始まってきているような(笑)
阿部:まず読者さんのために、オチイさんが業務内容としてはどういうことをどのくらいの配分でやってるか教えてもらってよい? もともとBtoBのマーケ自体は未経験だよね。
オチイ:無かったですね。直近では、BtoBのマーケティングが3割、大きめの案件のクライアント対応が4割、営業活動が3割くらいでしょうか。BtoBの業務経験でいうと、商品を販売するまでの体制作りとか、受注後の掲載や納品対応なんかが前職でのメイン業務でした。営業企画とか商品企画とかですね。
阿部:前職との違いってどんなところ?
オチイ:とにかく守備範囲が広い!(笑)
阿部:そうだね、オチイさんは今一番広いよね。基本的には「マーケ&営業」で6:4くらいのバランスでやってもらおうとおもってたのだけど、自分からガっと広げたよね。具体的に何から何までか教えてよ。
オチイ:そうですね、対クライアントの営業もしますし、対ユーザーの問い合わせ対応も希望して担当させてもらったり、あとはメディア向けの広報対応もしてますし、とにかくいろんな方向を向いて仕事ができるのが、自分にとってはすごく楽しいと思えるポイントですね。
ヴァズの仕事は新しい創造が中心。スタートアップだからこそチャレンジできる幅が広い。
阿部:前職の「営業企画」だと、仕事する相手は社内?
オチイ:そうですね、いかに営業が売りやすい商品や体制を作るか、いかに事故なく納品するか、というのが主な守備範囲でした。
阿部:前職で半年でやった業務の中身と、いま半年たってみてやった仕事の中身ってどう違う?
オチイ:ヴァズでの最初の半年間は新しいものを作るとか、チャレンジ的な要素がすごく多かったなと思いますね。
前職だとある程度毎年やることは決まっていて、それを少しずつ良くしていくフェーズで、そんなにダイナミックという感じではなかったんですけど、ヴァズの仕事だと、前例のないことにチャレンジしたりとか、今まで自分が経験したことのない種類の業務領域を担当したりとか。これぞスタートアップ!って感じで。楽しいです(笑)
阿部:動画まで作ったもんね、イベントやって動画化して。完全に新しい領域の業務だと思うけれど、動画のディレクションやってみてどうだった?
オチイ:ディレクションと言っていいのか・・・初めてで手探りの中まわりの方にたくさん助けていただいたんですが、でも自分1人ではできないことを、できる人たちの力を集めて対応するみたいなところに自分の力を活かせたのは良かったかなと思えましたね!
マーケティングでは外部への発信を強化して、良い商談チャンスを作れるように。
阿部:マーケの方ではどうだろ、何と何やったっけ、ちょっと指折り数えてみようか。
オチイ:外部への発信でいうと、お客さんへのメール配信、コーポレートサイトの更新、プレスリリース、あとは新聞やテレビからの取材対応とか。
阿部:セミナーもやったよね、登壇する方と企画運営する方と両方やったよな。あとは、商材開発しながらの営業案件でデカイのをひとつやったよね。
オチイ:ですね、あとこういうインタビューして記事を作ったり。
ユーザー周りでは、他社さんのサービスが終了する際にその投稿お引越し対応も。初めて技術チームとも連携した仕事でしたね。お料理好きユーザーが増えて新たなコミュニケーションも生まれ始めていて、ビジネスだけじゃなくサービスにも貢献できたのが自分的には嬉しかったです。
開始して半年で手応えを実感。初めての業務でも、すぐに相談できるから仕事が進めやすい。
阿部:幅・・・広いよねやっぱり。一応、個人の営業数字とマーケで営業チームに良い商談を渡すというミッションになってると思うけど、今、この中だと手応えがあったのってどれ?
オチイ:やっぱりマーケの方でセミナー開催ですよね。自分達と違った強みを持つパートナーさんと共催することで、いつもと違った切り口からお客さんに当たれたので、新たな商談機会につながった手応えがありましたね。今年も何本もやらなきゃですね!
阿部:実際、セミナーに来てもらったクライアントから案件が決まってきてるもんね。ちなみに、ビジネスセミナーってやったことあった?
オチイ:主催側は経験無いですね、参加したことが1回あるくらいです。
阿部:懇親会もしたし、準備することもそれなりにたくさんあったよね。困り事的にはどうだった?
オチイ:初のセミナー開催は困り事ばかりでしたけどね(笑)でも、困った時にサッと相談できる環境がすごくいいなと思っていて。オフィスで目の届く範囲にだいたいみんないますし、まえ阿部さんがおっしゃってた「心理的安全性」が守られているので「あ~これ聞いたら迷惑かな・・・」みたいなことが無いのは仕事を進める上ですごくプラスですね!
走りながら考える。クライアントの声を聞きながら、成功を定型化するのがこれからの目標。
阿部:うちのメンバーで聞かれてやな顔する人っていないよね。他にはマーケで意識してることってなんだろ、営業にいい商談を渡すために興味あるクライアントを育てないといけないじゃない?
オチイ:私もまだ勉強しながらなんですけど、いい商談を生み出せる体制をちゃんと作るってことですかね。今はとりあえずいろんなことをやり始めている段階で、その中でもこれは良かったから続ける施策は定型化して継続するというのをやりたいと思ってます。セミナーは良い型にできたので、そういう打ち手を増やしていきたいですね。
阿部:それにはお客さんに興味を持ってもらえる何かを提供していかないといけないでしょ? 興味持ってもらうために、企画する時にどんなことを意識してる?
オチイ:そうですね。私も普段は営業活動をして直接クライアントとコミュニケーションとっているので、そこでよく聞く困り事をどう解消できるのか明示するってことですかね。クライアントの声はマーケだけやっていたらわからない部分だと思うので、そこは大事にしたいですね。
今の仕事の手応えは「やってみよう」を形にしていけること。
阿部:手応え的に今一番こっちきてこれ楽しかったなっていうのって、どんなこと?
オチイ:なかなか絞るのが難しい・・・自分は「やってみよう!」みたいなことをやるのがすごく楽しいので、そういう弾(たま)をたくさん投げてもらえるのが一番楽しい・・・(笑)とりあえずやってみようか、みたいな。
阿部:すばらしいな(笑)まぁそんなんばっかりだもんな。具体例でいうと?
オチイ:それでいうと、大きめのお客さん案件ですかね。定期報告会で上げた提案がPRを絡めた内容になっていて、「それすぐ進めて」ってなって。ちょうどその時PR会社さんとの共催セミナーを自分が担当していたので、案件担当として立たせていただいて。
PRを絡めたり、動画を作ったり、売場での販促にも使ったりと、新たなプランニングの事例になりましたよね。形にしてみるとできることを増やしていけるんだって身をもって実感しましたね。
阿部:最後は商品を使ったユーザの声を抽出してPRの文脈に載せるってことをしたよね。なんか印象的だったユーザーの声とかある?
オチイ:そうですね、商品を実際に使ってみたら、イメージが変わったという声が多くて、苦手だったのに、大好きになったっていう逆転現象が起こってたのがすごく印象的でした。私も実はもともと苦手だったんですけど・・これ内緒ですよ・・。
阿部:書くよそれ(笑)
オチイ:なんですけど、他の物と組み合わせたり、私は今も毎朝ヨーグルトと混ぜて飲んでるですけど、あと料理に使ってみるとむしろ美味しくなるっていうのを実体験したので、お客さんの商材だからってことだけじゃなくて、同じ料理をする立場の者としてユーザーの皆さんに広めたいなって気持ちが強まりましたね。
阿部:お客さんの商品好きになるよね、基本的にね。
オチイ:そうですね。関わっていくうちにいいところをたくさん発見できますよね。
ユーザーさん自身だけじゃなくて、お子さんとか、旦那さんとか、家族が苦手から好きに変わってるっていう声も多くて、嬉しいことが起こるっていうのが仕事のやりがいですね。転職する時の1つの希望は、自分がユーザーに該当するサービスに携わることだったんですけど、ドンピシャで正解でした。
自分の中でも、生活と仕事とが結びついていて、どっちも向かうべき良い方向っていうのが同じ方にあるなって感じで、家族も私が料理を仕事にしていることを喜んでいて、応援してくれるので嬉しいです。
時間や場所に縛られず自分のペースで柔軟に仕事ができる。家庭と両立しやすいのが、今の自分に合った働き方。
阿部:ちょっと・・当たり障りのないことばかりだとつまんないから、なんかきわどい気味のエピソードとかいこうか。ある?デカい案件やってる時、労働時間長めだったよね。
オチイ:それは確かに、毎日が締切みたいな感じでしたね(笑)まぁ自分の仕事のやり方もありますけど、お客さんを相手にしている以上外せないデッドラインがあるわけで、それは緩急ある部分だと思いますね。
阿部:と言っても、保育園のお迎えで帰らなきゃいけない時間もハッキリあって、正直なところ業務量的に定時に終わんない時は終わんないじゃん。家でSlackとメールとかは帰った後やったりしてるよね。どういう風に仕事をしたらうまく片付くみたいなのある?
オチイ:そうですね、オフィスでは、連絡や相談が伴う仕事や緊急度・優先度の高い仕事、家では一人でとことん向き合いたい仕事とか、内容で切り分けてますね。
仕事をする時間や場所を自分でコントロールできるのはありがたくて、逆に帰ったら一切仕事できないって方がきついですね。
前職では子どもが小さい時期は時短勤務をしていて、いつでも100%仕事に向かえる時期ではなかったので、これやります!ってアグレッシブに仕事を取りに行けず、モヤモヤも多かったですね。
阿部:うーん、悩ましいところだけれども、他社で時短勤務中の人からも、同じような話聞いたことがあるからなぁ。
オチイ:そういう環境を変えたくて、転職の時も自宅から近い職場を最優先で探していてヴァズを見つけました。
周りにはよく、転職してどのくらい近くなったの?って聞かれるんですけど、片道1時間が30分なったよ!って言うとだいたいみんな「え、それだけ?」って顔するんですよ。
でも1日往復1時間、1ヶ月で20時間も、通勤時間を子ども達との時間に変えられたので、生活面では大きなプラスになったなって入社してすぐ思いましたね。おかげさまで、今はモヤモヤはもうすべて取り払って、アグレッシブにやらせてもらってます!(笑)
阿部:全体ではバランスが取れるように、メリハリつけてやってね(笑) アグレッシブ隊長は元気でいてほしいから、やりすぎないよう。
オチイ:そうですね、ありがとうございます!
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オチイより:最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
「スタートアップ」と聞くと割とハードな環境をイメージする人も多いと思いますが(私も入る前はそこが不安でした・・・)自分のペースで仕事をしやすいというのが実際のところ。
自分で裁量を持って柔軟な働き方やアウトプットを実現したい人にはオススメです。ヴァズに興味を持っていただいた方はもちろんのこと、キャリアチェンジに悩んでいる方や吉祥寺が通勤に便利な方、ぜひお気軽にオフィスに遊びにきてくださいね^^