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こんにちは!vivit株式会社でインターンをしている田村です。
先日、vivitが運営するアウトドアメディア「hinata(ヒナタ)」をリニューアルいたしました!今回は、そのリニューアルに主に携わってきた方々にインタビューを行いました。
なぜこのタイミングなのか?新しいロゴに込められた意味は?「hinata」が目指す世界とは?などなど、リニューアルにまつわるお話をたくさん伺ってきました!ここでしか聞けない裏話も…?ぜひ最後までご覧ください!
先に、今回インタビューに参加して下さった方々を紹介します!
左から
三浦 壮一郎 / Miura Soichiro (メディア事業部マネージャー)
中西 優花 / Nakanishi Yuka (編集長)
大久保 健吾 / Okubo Kengo (ストア事業部マネージャー)
那須 義生 / Nasu Yoshio (代表取締役)
坂元 啓祐 / Sakamoto Keisuke (デザイン部マネージャー)
西谷 翔 / Nishitani Sho (デザイン部)
山本 真里 / Yamamoto Mari (デザイン部)
キャンプを楽しむ全ての人へ
ーー本日はよろしくお願いいたします!まずは、リニューアルに至った経緯から。そもそもなぜ今回リニューアルを行うことになったのでしょうか?
那須(代表取締役):今回リニューアルを行うことになった理由は大きく2つです。
1つ目はメディア市場の変化。「hinata」メディアが誕生した2015年ごろは世の中にキャンプを主としたWebメディアはほとんどありませんでしたが、現在は様々なメディアが登場し、キャンプについての情報を得られる場所が増えてきています。
そんな状況で、ありふれたメディアの1つとしてではなく、これまでコンテンツを作ってきた実績があるからこそ、「キャンプが好きな人が本当に読みたいと思えるコンテンツや価値のある情報を提供したい」という想いから、リニューアルを行う運びとなりました。
大久保(ストア事業部マネージャー):特に、これまではキャンプを始めたばかりの方に「キャンプの面白さ」を伝える発信はできていた自負はあったものの、キャンプ歴を重ねた方々にも「面白い!」と思っていただけるようなコンテンツをなかなか届けられていなかったんです。そういう方達も巻き込んで熱狂させられるようなメディアを作っていきたいですね。
△リニューアルに際し、社内浸透のため作成したブランドブック。
那須:2つ目の理由は、事業の成長です。メディアからスタートした「hinata」ですが、私たちvivitが掲げる「アウトドアに必要なあらゆる情報と手段を提供する」というビジョンを実現するためには、情報を提供するだけでなく、実際に行動を起こし体験してもらうことが必要でした。そのため、「hinataストア(ECサイト)」、「hinataレンタル(キャンプ用品レンタル)」、「hinataスポット(キャンプ場予約)」、「hinataリユース(キャンプ用品買取)」といったアウトドアを楽しむための様々なサービスを展開し、プラットフォームの構築を目指してきました。
ありがたいことにそれぞれの事業が成長してきたこのタイミングで、改めて「hinata」というブランドとして、ロゴやトンマナを統一し、ユーザーの皆さまの体験価値を高めていこうという想いをリニューアルを通して実現したいと考えています。
大久保:リニューアルを行う際、会社全体でもブランド統一の意識を高めていくため、有志のメンバーとのミーティングを実施しました。そこで作成したブランドブック(ブランドの概要や価値を理解するための社内向けの冊子)の配布や説明会を通じ、リニューアルに関わるメンバーだけではなく社内全員が理解し、共感し、新たな「hinata」について同じ方向を目指すことができたと思います。
ーー私も説明会に参加させていただきましたが、「hinata」が伝えたい想いや目指す世界についてよく理解することができました!
“キャンプと言えば「hinata」”を目指して
ーー次に、先ほどの話でも出てきたプラットフォームについてお話を伺いたいと思います。「hinata」が目指す「プラットフォーム」とは、どういうことなのでしょうか?
大久保:私たちが目指しているプラットフォームは、「キャンプに関連することは全て『hinata』で解決できる」状態のことです。私たちはキャンプを通じて皆が豊かに過ごせる世界の実現を目指しており、誰もが気軽にキャンプを楽しめるよう「知る」「借りる」「買う」といった、キャンプを楽しむための手助けをするようなサービスを展開してきました。今後は、それらを“横断的に”利用してもらうことで、「hinata」のサービスだけでキャンプをまるごと楽しんでいただける状態を目指しています。
ーーキャンプの何でも屋さんというイメージでしょうか?
大久保:そうですね!プラットフォームの構築に向けた各サービスの動きはまだ始まったばかりですが、直近だと会員機能の拡張などを行っています。メディアで登録した情報を他のサービスでも利用できるようにすることによってサービス間の行き来がしやすくなり、横断的利用を促進する第一歩になると考えています。
また今後の展開として「hinataレンタル」と「hinataスポット」の掛け合わせなど、サービス同士のシナジーを生めるような仕掛けを作っていきたいですね!
ーー続いて、ロゴについてお伺いしていきます!今回のリニューアルで、なぜロゴも新しくされたのでしょうか?
坂元(デザイン部マネージャー):リニューアルというブランドがアップデートされるタイミングで、併せて象徴であるロゴもアップデートすべきだと考えたからです。ロゴはブランドの象徴として、事業の在り方や目指すべき姿を体現している存在です。新ロゴでは、旧ロゴにも増して「『hinata』の世界観」が表現できていると感じています。
ーー新しいロゴにはどんな想いが込められているのでしょうか?
山本(デザイン部):旧ロゴからモチーフは変わっておらず、「hinata」という名前から連想される「太陽」とキャンプの象徴である「テント」が表現されています。
新ロゴ作成にあたって特に意識した点は2点あります。1点目は「シンプルさ」です。色を2色に絞り、ロゴをひと目見たときの覚えやすさを重視しました。
2点目は「親しみやすさ」です。手書き風のデザインにすることで、ブランドが目指すユーザーフレンドリーな側面を表現しました。
西谷(デザイン部):「hinata」ってどんな存在なんだっけ?ということを想像したとき、ユーザーの皆さんに寄り添っていく姿勢や距離の近さ、温かみといったワードが出てきました。このようなブランドとしてのアイデンティティが色や形や見た印象にしっかり反映されたロゴになったのではないかなと思っています。
中西(編集長):ロゴを決める際、いくつかある案で社内コンペを実施したのですが、私も今回のこのロゴが感覚的に一番しっくり来たのを覚えています!
ーーこれまでは各サービスごとにロゴが異なっていましたが、それらを全て統一したのには何か理由があるのでしょうか?
坂元:それは、先ほども話にあった「プラットフォームの構築」が大きく関係していて、「hinata」という1つのブランドの元で、各サービスが展開されているということを視覚的に分かりやすくするためです。
西谷:それぞれのサービスで提供している機能的な価値は多岐に渡っているのですが、私たちが目指す世界や提供したい価値は1つです。ですので、どのサービスに触れたとしても「hinata」だと認知されやすいよう、全サービスで同じロゴを使用しています。
1人でも多くの人に”もっと”そとを好きになってほしい
ーーブランドコンセプトが「きっとそとが好きになる」から「もっとそとが好きになる」に変更されましたが、どんな意味が込められているのでしょうか?
中西(編集長):「きっと」という言葉には、これからキャンプを始める人やまだアウトドアを好きになっていない人など、これからそとを好きになる可能性を秘めている人達に好きになってもらいたい!という意味が込められていました。しかしこれからは、既にアウトドアの楽しさを知っている人達も含め、1人でも多くの人に、今以上に「そと」を好きになってもらいたいという想いを込めて「もっと」という言葉を選びました。
ーーわずか一文字の違いですが、より多くの人にキャンプを楽しんでもらいたいという気持ちが込められているのですね。では、そんな人たちが増えるよう、今後メディアとしてはどのように動いていくのでしょうか?
中西:「hinata」のファンになってもらえるようなコンテンツを提供していきたいと考えています。初心者から上級者キャンパーまで幅広い層に、「アウトドア」のある暮らしがちょっと楽しくなるような情報をたくさん発信して、「hinata」が作り上げる世界観や雰囲気ごと好きになってもらえるような仕掛けをたくさん考えていきます。
西谷:最近は新しい連載もいくつかスタートしましたよね。個人的にはアウトドア業界のレジェンドへのインタビューが好きです!
三浦(メディア事業部マネージャー):ユーザーにファンになってもらえることはもちろん、業界発展にも関われるようなメディア作りをしていきたいと考えています。アウトドアを楽しむ人たちだけではなく、メーカーの方、キャンプ場の方など、アウトドア業界に関わる全ての方にいいと思ってもらえるメディアに成長させられるよう、周囲を巻き込んでいきたいですね。
ーーそれでは、今後の展望を教えてください!
三浦:リニューアルを機に、キャンプを一過性のブームではなく、文化として根付かせていきたいです。日本ではコロナ禍を経てキャンプブームが到来しているものの、実際のキャンプ人口は7〜8%にとどまってしまっているんです。
中西:そうですね。まだキャンプ自体に「イベント感」や「非日常感」を感じる人も多いのではないでしょうか。そうではなく、映画に行く、飲みに行く、というのと同じような感覚で、キャンプをより身近に楽しんでもらえるような文化を作っていきたいです!
西谷:そんな文化を育む場として、「hinata」は「キャンプの『楽しい』を広げてくれるベースタウン」を目指していきます。
ーー「ベースタウン」とは何を指す言葉なのでしょうか?
中西:「ベースキャンプ(探検の拠点)」と「タウン(人が集まる街)」を掛け合わせてできた言葉です。
西谷:上記のイラストが、まさに僕たちが描くベースタウンのイメージなんです。「hinata」が皆にとって、人々が思い思いに自分の楽しみを追求し活気あふれる街のような存在にしていけるよう、vivit一同頑張ります!
ーー「hinata」の今後に目が離せませんね!インタビューは以上です。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
いかがでしたか?リニューアルを経てさらなる成長フェーズに入っていくvivit。こんな会社で働きたい!と思ってくださった方、ぜひ一緒にこれからのvivitを盛り上げましょう♪