「Join後のギャップは?」「映画が好きなだけじゃダメ?」「実際のところ、働いてみてどうなの?」 vivianeへのインターンを検討中の学生のみなさんが気になるポイントを、現役インターンにインタビュー。
現在大学生の米子恵さんは、映画業界への憧れから映画館でアルバイトをしていましたが、体験を提供するだけでなく作品そのものとの出会いをつくることに携わりたいと、2020年3月からvivianeでインターンとして勤務しています。働き始めて約3カ月経った米子さんに学生インターンとしての関わり方や普段の業務内容、viviane社内の雰囲気や映画への思いについてうかがいました。
「好き」を仕事にするため入社し、編集業務に邁進
ーーvivianeでインターンをはじめたきっかけを教えてください
もともと映画も文章を書くことも好きだったので、それを活かせる会社でインターンをしたいという思いがありました。映画をはじめとしたエンタメ情報メディアのciatrであれば、映画と文章という好きなことの両方を扱えます。メディアとしては紙媒体にも興味があったのですが今後メディアに携わろうとするならWebで発信する視点が必須になっていくだろうと考え、vivianeのインターンに応募しました。
ーー現在はどういう業務を担当していますか?
ciatrの編集業務を担当しており、記事の企画やライターさんが執筆した記事チェックなどを行っています。これまでビデオ・オン・デマンドで視聴できる作品の記事を担当していましたが、6月から新しくアニメカテゴリーの記事を担当することになりました。これまで自分の好きなジャンルの映画ばかり観ていたので、新しい領域にも挑戦するいい機会だと思っています。アニメに詳しい社員の方と積極的に会話し、そこで得た気付きを取り入れるなど、アニメ好きの読者に少しでも喜んでもらえる記事になるよう意識して取り組んでいます。
数字を徹底的に分析し「読まれる記事」を追求
ーー入社前後でギャップはありましたか?
編集として記事の企画をたてる際に、想像以上に数字的な部分を求められます。自分が取り上げたいものだけでなく、読者に求められているものをコンテンツとするため、サイト訪問者が過去記事のどの部分を読んでいて、どこから離脱するのかや、一緒に検索されているキーワードが何かなど、インサイトの探り方を学んでいます。読者の方が「これこれ、この情報、知りたかった!」と思ってくれるような記事にすることが理想ですね。
ーー最近関わった記事で印象に残っているものはありますか?
最近だと日本テレビの「未満警察 ミッドナイトランナー」について、放送開始になるとどの配信サービスで見逃し配信されるのかをまとめた記事を公開していましたが、新型コロナの影響での放送延期を受け、いつまで延期されるのか、その間に何が放送されるのかなどの情報を追加したことで多くの方に読んでもらえました。自分で考えて実行したことが結果として現れると、次もがんばろうと励みになります。
エネルギッシュな職場で心地よく成長を実感
ーーviviane社内の雰囲気について、どのように感じていますか?
オフィスで仕事をすることが初めてだったので、入社前は「会社だし、毎日かしこまった感じで出社しないといけないのかな?」とか「怒られたらどうしよう……」とか、正直ビビりまくっていました(笑)。入社してみると、そんな心配は無用で、最初の朝会からわきあいあい。今日もがんばろう!という空気を全員が持っていて、とてもエネルギッシュでした。ランチも声をかけあって、近くのお店に食べに行ったり、晴れた日にいきなりピクニックにいくことになったのにはびっくりしました(笑)。
仕事をしにきているという感覚よりも、会ってみなさんと話すことで、自分の考えをふくらませたり、徹底的に議論することで、みんなでよりよいものをつくっていく、という感覚が強いです。
ーー 一緒に働くメンバーとはどのように関わっていますか?
仕事ぶりについて、いいところは照れるくらいすごく褒めていただけて、要改善ポイントについてはとても的確に指摘いただけます。その指摘をもとに自分で考える機会を与えてくれるので、成長の場としてとても心地よく感じています。
「まずやってみる」で任せてもらえる環境
ーー最近の業務で学びの多かった案件はありますか?
私の出身地でもある茨城のフリーペーパー「サクラサクライフ」に、編集部おすすめコンテンツを掲載する案件です。社外の方とのやりとりが初めてだったのと、映画を選び紹介文を書くこともこれまでなかったので初めてづくしでした。viviane社の価値観でもある「まずやってみる」の精神で、まるっと任せていただいたことで責任もって対応しようという気持ちが芽生えました。その分終わったときの達成感は格別でした。
一方、悩んだところは様々なことを同時並行で進めていく必要があったことです。元々の業務である担当記事の公開目標数もありつつ、5月から大学もはじまりちょうど忙しい時期に重なっていたので、要領よく取り組む必要がありました。それぞれ全力で取り組んでよりよいものをつくりたいですし、同時に落ち着いて取り組めるように時間的な余裕もほしいところですが、あっちもこっちもと、意識が分散してしまっていました。
ーー 課題をどのように解消していったのですか?
細かい業務の区切りを重視しました。今日はどこまで達成して明日は何をしてと、逆算して計画を立てて一日単位の区切りを決め、それを守ることをひたすらに徹底。コツコツと目標を達成することが好きなタイプなので自分にあった目標設定だったと思います。
人生に寄り添う映画との出会いをつくりたい
ーー映画好きになったきっかけはありますか?
高校生の頃に人生経験として様々な価値観に触れたいと、意識的に多くの映画作品を鑑賞するようになりました。私の出身地でもある茨城にいたころは、映画館での上映作品が多くなく、動画配信サービスやレンタルを活用していました。都内では様々な作品が上映されているので、上京してからは映画館にいくことも多くなりました。
ーー好きな作品はありますか?
作品としては青春を描いた洋画が好きで、特に「ブレックファスト・クラブ」がお気に入りです。不良や秀才、お嬢様など違う生い立ちや環境にある男女5人の高校生が、補講で土曜日の図書館に集まり、一日を通してお互いを理解しあっていく映画で、一見共通点のないように見える彼らでも、悩みを共有しあい語り合うことで、徐々に距離が縮まっていく様子の描かれ方が絶妙でした。この作品の監督であるジョン・ヒューズは、どこにでもありそうで実はないちょっとした日常を描いた作品が多く、自分にもこういう日が来たら素敵だなと思わせてくれます。
また、映画と家族との思い出の記憶が結びついていることも影響しているかもしれません。母と姉が卒業旅行で家を不在にしていたときに、父と二人で冒険映画の「グーニーズ」を留守番しながら観たことや、姉妹愛をえがいた「アナと雪の女王」を姉と観にいったことなど、映画を通して家族との大切な思い出を作ってきたように思います。
ーー今後、どんな業務に関わりたいかなど、将来に向けた思いはありますか?
今後も企画や制作、宣伝など映画に関わることであればなんでも挑戦してみたいです。私自身、映画を観ることで特別な体験をしてきました。誰かが人生の中で時折思い返すような、そんな大切な作品との出会いに携わることができれば幸せです。
【編集後記】
学生インターンであることを感じさせないほどしっかりと自分の意見を持ち、能動的に事業に関わる米子さん。持ち前の明るさと謙虚さで、会社の雰囲気にもすっかりなじんでいます。インタビュー時には爽やかな笑顔を振りまいてくれ、すっかり癒やされてしまいました。(聞き手・きはら)
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