「小海支社メンバーの一員になりたい方必見!~地方創生編~」①地元の特産品開発×小海町役場 | 株式会社Vitalize
こんにちは!採用・広報部の車田です。今回はなんと...Vitalizeが日頃大変お世話になっている、小海町町役場の方へインタビューすることに成功しました!その様子をお届けしていきたいと思います。...
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皆さん、こんにちは!
小海支社の採用広報を担当している車田です。(※以下車
さて、今回は小海支社が日頃お世話になっている地元の人にインタビューしてきました!
インタビューといえば、これまで特産品開発でお世話になった小海町役場の皆さん
小海町の町長さんにもインタビューしてきました!
今回はどんな人にインタビューしたのでしょうか。
その様子をお届けしていきたいと思います!
目次はコチラです。
a. 自然の豊かさに憧れて長野へ
b. 挫折と成功を繰り返して
c. 人の役に立つことをし続けてた先に見えた店長職
a. プチマルシェこうみってどんなお店?
b. 小海町で売上を上げるために工夫をされていることは?
c. 濱野さんからみてプチマルシェこうみの魅力って何ですか??
車:小海支社から徒歩5分ほどの場所にある、小海町農産物加工直売所「プチマルシェこうみ」で店長として勤めている朝野さんにインタビューしてきました!
朝野さん、本日はよろしくお願いいたします!
※以下、朝
車:まずは朝野さんの自己紹介を簡単にお願いしてもよろしいでしょうか!
朝:私は愛知県出身で、幼い頃から海や自然に興味がありました。
将来は自然環境に関わる仕事に就きたいと思い、高校卒業後、海洋開発のエンジニアになり、船に乗りながら日本中の海を研究していました。
その後、パソコン教室を開業したり、田舎働き隊をしたりと、様々な経験を積み、今はプチマルシェこうみにて、店長として働きながら農業などもしています。
車:元々愛知県出身だったんですね!どうして長野県に?
朝:おばあちゃんが長野市に住んでいて、小さい頃からよく家族で長野へ遊びに行ってたので馴染みがありました。
自分が住んでいた地域がベッドタウンだったこともあり、周辺に自然をあまり感じられていなかったのですが、長野県に訪れるたびに、壮大な山々や透き通る川を目の当たりにし、感動してました。
将来は自然を身近に感じながら暮らしたい!と思ってましたね。
小海町に移住して働いているのは、色々なご縁が重なって、今こうして働いています(笑)
車:色々なご縁気になります!
朝野さんは様々なご経験をされてますよね?
直売所で働くことになった経緯をざっくり教えてください!
朝:20代後半、仕事中に足を骨折したことをキッカケに、新しいことに挑戦してみようとパソコン教室を開きました。
経営も安定してきて、順調だと思ってたのも束の間、念願の長野県に引っ越してから全然うまくいかなくて。パソコン教室も閉めざるを得なくなって、当時は本当に人生のどん底でした。
自分は何がしたいのか?と改めて考えながら、東京でサラリーマンとして勤めたりしていく中で、再び長野県に導かれる出会いがあったんです。
車:どんなことがあったんですか?
朝:農林水産省で実施してた「田舎で働き隊」という募集を、長野県の飯山市でも募集していることを知りました。
以前から農業にも興味があったので、応募してみたところ、見事参画することが決まりました!
私は、市が管理していた道の駅などを含む、4つの施設の裏方を担当することになりました。
トラブルがあった時に対処したり、色んな人の困りごとを「できますよ!」と解決していくうちに、どんどん仕事が増えていって(笑)
ある時、管理していた農業も体験できる施設で、行政に向けて加工品の開発プレゼンをすることになり、一緒に手伝うことになります。
無事にプレゼンは大成功。
任期も終了したところで、今度は本気で農業をやってみようと、新しい地域で営農をすることを決意し、色んな地域で研修することにしました。
研修が終了し、新規就農先を決めている中で、プレゼン時に出会った人が小海町に住んでいる人だよ。という話を聞き、土地を紹介してもらって小海町で営農すること決めました。
ここが小海町との出会いですね(笑)
そんな中、小海町役場の隣にある直売所がリニューアルすることになり、その会議に参加してほしい。と頼まれたことを機に、販売部の部長を務めることになって、いつの間にか店長になってました(笑)
車:朝野さんの誰かの為にやってあげたい。困っている人がいたら助けたい。という利他貢献の行動が色んな所で繋がって、いつの間にか店長になっていたんですね!
では、店長として務めるプチマルシェこうみについて教えてください!
朝:カッコよく言えば、「色んな生産者が様々なチャレンジをしている面白い直売所」ですね(笑)
店内には、高原野菜をはじめとする地元産の新鮮な野菜や小海の味を集めたカフェ、加工施設が併設されています。
安心・安全な地元食の提供と、新たな出会いや交流、なごみの場所として、町の拠点施設となることを目指しています!
車:では、小海町の拠点施設となるために、朝野さんが特に意識している点は何でしょうか?
朝:枠にとらわれずに、色々なことに挑戦する。という点です。
例えば、ジュエリーやハーバリウムなどのワークショップを開いたり、直売店とは全く関係ないことをやったりしてました。
ワークショップに参加したことをキッカケに、お店のことを知ってもらい、後日家族で訪れてくれる方々もいました。
今ある建物をどう上手く活用するか、スペースを一つも無駄にしたくない。そんな想いがありました。
売り上げを伸ばす為には、単なる直売所ではなく、何か特徴を持たせないといけない。
多くの方に訪れてもらうためには、どんな風に伝えたらお店に興味を持ってもらえるのか。
毎日そんなことしか考えてませんでした。
また、「WebやSNSを活用してもっとアクティブに発信できるような流通所になる」ことも意識してました。
最初は色んな人に反対されてましたが、SNSを通じて次第に多くの方に見ていただき、応援してもらえてるという実感も出てきました!
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枠にとらわれずに挑戦している。という点においては、VitalizeさんもIT企業という枠にとらわることなく、イワナを養殖している。僕はそこに興味を惹かれましたね。
朝:Vitalizeさんは長年使用していなかった生簀を、自分たちで掃除することから初めてるじゃないですか?
地道に泥臭いことして、半分ボランティアなんじゃないか?くらい突っ込みながらやっている所に惹かれました。
一つの会社として、地域資源を活用して、ここまでのことをやろうとした意気込み、本気で取り組んでいる様子を見て、純粋に応援してみようと思ったんですよね。
なので、イワナをランチメニューとして提供する話も、どうやって料理していけばいいんだろう、お客さんに興味持ってもらえるだろう。と考えました。
車:7月15日から10月末までの間、店内に併設されている「まめカフェ」にて弊社で養殖したイワナを使った新メニューを開発し、販売していただきました!ありがとうございました!
朝:いえいえ!
もともと川沿いに店を構えていることもあり、一昨年あたりから川魚を使って何か料理を提供したいと思ってました。
実際に五箇の生簀を見に行った時は感動しました。
こんなに綺麗な湧水がある環境で育ったイワナは絶対美味しい!と目で見て感じました。
提供が開始したことを新聞に取り上げられた時の反響も凄くて、JAや出荷所とかに行くと「新聞見たよ!イワナって凄いね!食べに行くよ!」と声を掛けてもらって嬉しかったですね。
地域の資産である五箇の生簀や湧水を使用して育てられたイワナを、こうして地元のお店で提供できるのは、地域を盛り上げる為にも大変意義のあることだなと思いました。
車:私達も自分たちが育てたイワナが、こうして初めてメニューとして取り扱っていただけることになり、地域を盛り上げたい!という想いが一緒の方と共同で取り組ませていただけたのは、本当に嬉しいです!
では最後に、地元民から愛される直売店の店長として、どんな存在でありたいですか?
朝:店舗としても個人としても、変化し続ける存在でありたいと思ってます!
「安定は衰退の始まり」という言葉は本当にその通りなので、これからも挑戦し続けて成長していきたいなと思ってます!
そして、大好きな長野県、小海町に移住する人を増やすためにプチマルシェこうみを起点とし、様々な挑戦をしていき小海町の魅力を伝えていきたいと思います。
車:朝野さん、ありがとうございました!
朝野さんの失敗を恐れずに挑戦し続ける姿勢に、私達も大変刺激をいただいております。
地元から愛される直売所である所以が分かった気がします。
これからも、小海町を盛り上げる為にどうぞよろしくお願いいたします!