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角川ドワンゴ学園N高等学校 起業部の生徒さんへバカン代表取締役が特別講演をさせていただきました。

バカンの代表取締役 河野 剛進が2019年8月30日に学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校 起業部の生徒さんへ特別講演をさせていただきました。

N高起業部は、2018年2月に始動した部活動です。入部するには、書類審査、面接審査、最終特別審査があり、その活動をデロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社が外部協力者として実践的プログラムとして提供しています。専門家による実践的な指導だけでなく、年間最大1000万円の起業支援金が用意されています。


N高起業部 | N高等学校(通信制高校 広域・単位制)
N高等学校オリジナル「起業家養成プログラム」 ...
https://nnn.ed.jp/kigyobu/

バカン代表の河野は、N高起業部の二期生5組の3分間プレゼンを聞き、それぞれに起業家先輩としてコメントをさせていただきました。その後、株式会社バカン を起業した経験を講演し、これから起業しようとする皆さんへメッセージを贈りました。

京都から講演を聞きに来てくれた生徒さんもいらしたそうで、会場は多くの生徒さんで埋め尽くされ、みんな熱心に耳を傾けてくださいました。


5組のプレゼンからは、どれもかなりの時間をかけて指導を受け、アイディアを練り上げ、作り込んでいることが伺えました。


HAYATO KURATA(倉田速音さん)・・・日焼けできない人に向けたおしゃれなUVカットファッションブランド


ラフコム(小山一哉さん)・・・不登校の人にとってのコミュニティ形成

http://roughcom.com/index.html

Mackey’s Graphy(渡邉舞香さん)・・・フォトグラファーと美容師・スタイリストによる印象改革事業

SUPOTA(河合佑真さん、改野由尚さん、池田逸水さん、清水真さん)・・・アスリート支援サービス事業
https://www.supota.com/


lilLink(齋藤和歌子さん)・・・同じ悩みを持つ中高生が“つながる”コミュニティ


河野も「想像よりもはるかに高いクオリティだった。社会人のプレゼンでもここまで作り込まれていないプレゼンはいくらでもある」と。本気のプレゼンを受けて、河野のコメントも熱を帯びました。

「Mission Visionがしっかりと語られているところが素晴らしい」
「調査も始まっていましたね。さらに母数が増えた調査をされるんでしょうね」
「日本と違って、アメリカではスポーツに対する意識がものすごく高かったです。良いところに目をつけたと思います」
「マッチングサービスはサービスを供給する側をどう集めるかが難しいので、そこに力を入れていくと良いですね」
「自分の体験からくる問題意識がはっきりしていますね」
「すぐにも起業していくのだろうなと思いました。」
「どう効率化していくかも考えると事業としてより一層強くなりますね」
「もし、自分がこういう問題に直面したら、絶対にお金を払うと思います」、、、

などのコメントをさせていただきました。

河野 の講演では、まず、株式会社バカン が提供するAI・IoTを利用し、レストラン・カフェ・トイレ・駐車場などの混雑状況をカメラやセンサーで自動検知しサイネージやスマホに表示するサービス「VACAN」の概要をお話しました。



その上で、なぜ、このようなサービスを立ち上げようと思ったのか、創業期に直面した想定外のトラブル、それらをどう乗り越えて今に至るのかもお話ししました。ざっくばらんに売り上げが立たない期間のお金の話も。


事業を進めていくと方向性を見失いそうな場面に直面することもある。そんな時にはミッション・ビジョン・バリューが道を照らしてくれることもある。
また、問題に当たると、できていないことばかりに目が行き、「このサービスって本当に世の中に必要なの?」と自分たちも思うようになるし、周りからも言われるようになる。そんな時は、「ここまではできているよね」と小さな成功体験を積み上げながら進んでいくと良いこと。
多くの人の力を結集して事業ができること、だからこそ、普段から仲間を大切にしておくことが重要なことなどをお伝えしました。

そして、最後に「それでもやっぱり起業は面白い」と講演を締めくくりました。


講演を聞く高校生のみなさん、一言一句、聞き漏らさないという意気込みを感じました。


質疑応答では、「どうしたら優秀なエンジニアに出会えますか?」といった質問も。多くのスタートアップも直面する問題意識をすでに持っていることが伺えました。河野 は「スタート当初のエンジニアは、自分のそれまでのつきあいの中で出会った人たちだった。中には学生時代の友達もいるが、学生時代には、将来一緒に会社を立ち上げることになるなど想像もしていなかった。卒業後もずっと仲良くしていたからこそ、一緒に創業できた。だから、常日頃から出会った人を大切にしていた方が良い」とアドバイスしました。


創業当初から参加するバカンエンジニアのインタビュー記事はこちら↓ 

バカンエンジニア吉野流「真面目に遊ぶ」のすすめーデバイス作りを趣味から仕事に昇華させませんか? | バカン エンジニア インタビュー
バカンエンジニアインタビュー第3弾では、ハードウェアチームのリーダー吉野へのインタビューを通じて、バカンのセンサー開発チームの様子もご紹介します。 ―バカンで現在、どんな仕事していますか? バカンは、「いま 空いているか、1秒でわかる優しい世界。」を実現しようと、AIやIoTを活用し、レストランやカフェ・トイレなどあらゆる空席情報をサイネージやスマートフォンに配信するサービスを展開しています。
https://www.wantedly.com/companies/vacancorp/post_articles/173712


全エンジニアの成長にコミットするーTECH LEAD 田巻はソフトウェアチームをどう率いているのか。 | バカン エンジニア インタビュー
―バカンで現在、どんな仕事していますか? ソフトウェア関連のエンジニアのリーダーをしています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/vacancorp/post_articles/163617


講演後には、起業部メンバーと2ショット写真を撮るための行列も。


この特別講義、事前に、バカンのサービスについて勉強した生徒さんから河野への質問がまとめて送られてきました。

そして、講義後には、起業部メンバーがこの特別講演から何を学んだのか一人一人からのコメントがお礼とともに届きました。

この起業部を指導しているN高起業部顧問の鈴木健先生、デロイトトーマツベンチャーサポートの椿本陽子さん大変お世話になりありがとうございました。N高起業部の皆様との素敵な出会いを大切に株式会社バカンメンバー一同も、精進してまいります。

株式会社 バカン
大石かおり

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