開発したバカンもプレス内覧会に参加しましたー成田空港にIoTを利用した混雑状況表示タブレット操作トイレ「experience TOTO 」がオープン
成田空港の第1ターミナル到着ロビーにバカンも開発に貢献した「experience TOTO」というトイレが本日(2019年4月3日)オープンいたしました。IoTを駆使し、タブレット端末でウォシュレットを操作する「おもてなしトイレ」です。(TOTOさん、NTT東日本さんとの共同企画です。)
どうも、かおりんです。今日は、成田空港での記者会見やプレス内覧会、そしてテレビ・新聞での報道というご報告です。
ピカピカのラグジュアリーなトイレ空間、「experience TOTO」オープンに先立って、朝10時から記者会見&プレス内覧会も開催されました。テレビ、新聞、各種報道関係者の皆様に取材していただきました。
今回、バカンが開発を担当させていただいたのは、トイレの個室の使用状況や待ち行列をセンサーで把握し、人手を介さず混雑状況をトイレ入口のサイネージに表示するプラットフォーム。そして、ウォシュレットや音姫、ノズル洗浄の操作をするタブレットリモコン。
(プレスリリースはこちら)
こちら、TOTOの森村望 代表取締役 副社長執行役員です。
サイネージ、タブレットリモコン共に、外国からのお客様にもご理解いただけるよう、多言語(日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語)対応しています。
このタブレットリモコンのフロントエンド周りを開発したのは、バカンが誇る女性エンジニアの木原です。会社のトイレにもタブレットリモコンを設置して検証を重ねていました。「技術的に面白いなーと思いながら開発してましたよー」と話していました。
入口付近にあるサイネージには、トイレ個室の空き状況を表示します。
トイレにできる行列もセンサーで検知して、サイネージ表示するプラットフォーム、実導入は今回が初めてです。行列している様子もサイネージに表示されます。(下の写真、黄色点線の楕円で囲んだ部分が行列を示しています)
取材してくださった記者さん同士で「行列が表示されるところが画期的だね。すごいね」と話しているのも聞こえてきて、とても嬉しくなりました!!
テレビ報道の方も実際にトイレ個室内で座って、タブレットリモコンを操作しながら収録してくださっていました。オープンした後、使用してくださった外国人の方の感想インタビューも収録していらっしゃいました。この韓国からいらした女性は「イノベーショナル!!」とおっしゃってました。
タブレットリモコンを開発したバカンCDOの篠原は、「タブレットのリモコンボタン画面にはアナログと違いデジタルだからこそ、ついつい多くの情報を盛り込みたくなってしまいます。でも、海外から日本にいらして、初めてウォシュレットに触れるお客様には特に、直感的に理解してもらわなくてはなりません。ですから、最初の画面での表示はできるだけシンプルにして、ウォシュレットの機能ボタンをタッチすると、そのボタンに関する追加情報がポップアップ表示されるように工夫しました」と。
そして、「これまでは景観を損なわずハードウェアのみでの多言語対応はできませんでした。しかしタブレット端末で利用開始画面で言語選択する形式なら、より多くの言語に対応できる。タブレットからの音声や動画でもっと多くの情報を提供できるようになるはず。まだまだ可能性が広がっていくと思う」とも。これからもトイレは益々、高機能化していくのかもしれませんね。
どんな風にマスメディアの方が伝えてくださるのか、楽しみです。バカンのサービスをより多くの皆様に知っていただけたら幸いです。
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株式会社 VACAN
大石 かおり
※ウォシュレットはTOTO(株)の登録商標です。