【オンラインMeetup イベントレポート】『ユーティルMeet up〜DX事業の展望をVC出身代表がプレゼン!ユーティル資金調達の背景も!〜』
こんにちは、株式会社ユーティル 採用広報の幸重です!
「デジタル化をもっと簡単に」をミッションにWeb・動画・システム開発などで相談しながらソリューションを比較検討できる相談カウンターを提供しているユーティルは、2021年10月にシリーズAで合計2.4億円の資金調達を実施しました。
日本中の会社の効率化を支援するべく、まずはDX版総合相談カウンター化を展開する中、ユーティルでは『ユーティルMeet up〜DX事業の展望をVC出身代表がプレゼン!ユーティル資金調達の背景も!〜』と題したオンラインイベントを開催いたしました。
https://www.wantedly.com/projects/750986
今回はそんなユーティルがシリーズA資金調達の実施を機に、これからのDX市場や資金調達後の事業展望をどのように考えているかについて語られた当日のトーク内容をお届けします!
多くの参加者様よりたくさんの質問が飛び交い、「トップが描く今後の展望や、社風・文化について直接聞けてよかった」とご好評いただいたイベントとなりましたので、DX市場やユーティルの事業内容にご関心のある方は、ぜひご覧ください!
※イベント開催日時:2021年10月27日(水)19:00~ オンラインにて実施
登壇者 <代表> 岩田 真
<COO> 峯村 耕太郎
代表 岩田 真
<京都大学経済学部卒業。2012年に新卒で株式会社ジャフコに入社。入社から3年間投資部に配属され、数億円単位のベンチャー投資事業に従事。
2015年4月株式会社ユーティル設立。設立より3年間は上場企業からベンチャーに至るまで様々な規模の企業50社以上のWeb制作・システム開発・マーケ支援を手掛ける。
制作時代に感じた「業者の選定」の課題を解決すべく2018年ホームページに関するオンライン相談窓口「Web幹事」をローンチ。>
COO 峯村 耕太郎
<駒澤大学卒業。株式会社メディアハウスに入社しライターとして従事。
退職後、株式会社ベーシックに入社。営業、ディレクター、マーケターと複数職種を経験。自社ITメディアの業績拡大に貢献。>
Webコンテンツのみで月間700件以上のリードを獲得したユーティルのこれまで
ユーティルが実現したいことは「企業のデジタル化を応援する」こと。
現状、各企業はDX推進について、興味関心は高いがそもそも「分からない」という課題が大きいという状況があります。
実際に、DX推進をしている企業は全体の約20%程度で、DX化は大企業のみの取り組みとなってしまっています。
一方で、デジタル化を提供する側のサービスは、営業DX、経理DXなど急激に増加し、飽和状態です。(SaaS比較サイト「Boxil」の 掲載数は2018年時点で4,000以上)
「失敗しない選定方法を知りたい」「ビジネスへの活かし方を知りたい」という発注者側と、「良質な顧客を獲得したい」「受注ペースを安定させたい」という受注側の双方の悩みを解決する幹事役が求められています。
これまでの比較サイトでは単純なマッチングのみが先行し、お客様の「選べない」というコアなニーズが解決されないままでした。一方で、ユーティルでは情報提供から比較検討・評価までサポートする制作の相談カウンターを提供しています。
サービスを展開してみて感じたことは、困ってる人は思っていた以上にいたという印象です。Web幹事を始めた当初は、比較サイトは既に存在していたため2周遅れくらいじゃないかと言われたりもしましたが、そもそもその土台に乗ってない人の方が多かったんだなと気付きました。
僕らはもともとWeb制作・開発会社だったので一番得意だったホームページ制作に絞って始めましたが、最初はSEOもあまり上手ではなく、回り道もしました。問い合わせが来るようになるまでは10ヶ月ほど、収支が合い始めるまでに1年半ほどかかりましたね。
「人力でのマッチング」は差別化ポイントとして挑戦でもありました。しかしWeb制作だけでなく色々なところで悩みは共通していて、みんな同じ悩みで困っていて、同じソリューションである程度解決できることも分かりました。
直近の展開:多領域での高い再現性とさらなるチャネル拡大
Web制作での高いマッチング精度を、他の領域で試してみたのが「動画幹事」です。
ここでもきちんと情報を集めて、マッチングができればお客様のお役に立てることが分かりました。今後、他のDX領域でも相談カウンターを増やしていく予定です。
その他にもいろんな切り口があると考えていて、CRM、SFAの導入のほか、人事・総務などのバックオフィス系にも相談カウンターのニーズがあると思っています。
長期目標:日本中の会社の効率化を支援したい
これは今後30年くらい掛けた壮大な夢なのですが、次どういうデジタル投資をするとより効率が上がりますよ、というレコメンドが自動でできるプラットフォームを作っていきたいと思っています。
そのため、まずはその前段階として総合DX支援という形で、これまでに作ったホームページやシステムをどのように伸ばしていくかという運用部分をサポートしていく仕組みを考えています。
これを実現するために、圧倒的に人が足りていません。今回の資金調達はこういった事業展開のスピードを加速させるために人材の採用やマーケティング、開発に注力するために実施しました。
ユーティルは、特に中小・中堅を中心にしたデジタル化を色々な切り口からお手伝いすることが大前提です。まずはそこに共感してもらえた上で、社風やスキルが合うかどうかといった話になると思います。
僕らが目指す姿は本当に実現すると思っています!ただそれを一緒に実現してくれる人が必要です。「ちょっと力を貸してやるか」と思っていただける方がいましたら、ぜひ力を貸してください!
CEO&COOに聞く、ユーティルとは
※オンラインセミナー参加者様からのご質問抜粋。
岩田からの事業説明のあとは参加者の方からの質問を受けながら、ユーティルで活躍する人や風土についてお話しました!
ユーティルっぽい人とはどんな人ですか?
(岩田)こういったご質問をいただく際によくご説明するのが、ゆるふわ陰キャラ系ベンチャー。「渋谷には拠点を置きません」というと皆さん意外に理解してくれたりします(笑)。 社内では、いわゆるキラキラ系みたいなところは苦手としている人が多いかもしれませんね(笑)。
もう一つは合理的に動く人。データドリブンな経営にしていきたいと思っています。数字を見て合理的に決めてみんなが正しい判断をしていけるような土壌を作るっていうのは割とうちっぽいと思います。
(峯村)渋谷に行かないっていう表現は100%そうですね(笑)。「合理的に動く」って一見冷たそうに聞こえますよね。でも、どちらかというと本来やらなくていい無駄を省いて本当にやるべきことに集中できるっていうのが合理性の良い所。
合理性を突き詰めていくと、結局一人では出来ない。だから、ナレッジ共有も含めてチームで考えていける、そしてそういうところに熱狂できる人がよく集まるのかなっていう印象です。社内の雰囲気は部活みたいです(笑)。その空気感を楽しめる人っていうのもユーティルっぽいなって僕は思っています。
ユーティルの事業の強みって?
(岩田)成約率です!お客様の悩みに沿って制作会社を決められるサービスがないと思っています。成約率の高さはそれだけで参入障壁になるので、まだまだ高めていきたいと考えています。
人的な面では、よりこうしていきたいという願いも含めてなのですが、「学習力」かなと。誰かに言われてではなく自分で探して自分でやってみて自分で反省して、という自助的な成長ができる人が多いなと思っています。
それをチームとしてもやってみたい。課題であり、強みでもあると思っています。
仕事をする上で大事にしている価値観はなんですか?
(峯村)僕の座右の銘でもあるんですが「熱い心と冷たい頭を持つ」。その両方がないと物事は動かないと思っているんです。どんな想いを持って、それをきちんと実現するにはどうするのかって考えられるのが大事だと思っています。
価値観やビジョン含めて、もし今回の内容に共感していただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお話しさせてください!(笑)
まとめ
今回はシリーズA資金調達実施を受け、ユーティルの【ビジョン】に焦点をあてた初のMeet Up開催ということもあり、普段とはまた違った切り口で弊社の魅力を発信することができたのではないかと感じています。
代表やCOOが発信している事業戦略や社風は決して誇張ではなく、採用担当の私もどうやって会社を成長させようか、やりたい事がありすぎて日々ワクワクしながら業務に取り組むことができています!
対峙するマーケットが大きくて、やるべきビジョンが明確で、まるで部活のように一致団結して物事を進めていける社風です!もし、ユーティルで働いてみたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください!