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漫才と服を作っていた僕が企業に就職したのは、先人たちが培ってきたものを盗みたかったから

漫才との出会い

こんにちは!2021年新卒入社のもつです。最近は天声人語の単行本を集めることにハマっています。まだ0冊なので、伸び代しかない状態です。そんな僕の幼少期、人生0冊伸び代だらけ期の話から始めますね。

学生時代の僕は服作りと漫才に夢中でした。小学生くらいから今の僕が出来上がったのですが、幼稚園のときだけは違いました。僕の一番古い記憶は、一人一冊配られたお絵描き帳になんでも描いていいよ~と言われたとき、何を思ったか用紙の端っこに小さなピカチュウを描いたんです。黄色を塗る場所もないような小さなピカチュウでした。それを見た母に「もっと大きく書けばいいのに」と言われたのが今でも記憶に残っています。今はそのときの自信のなさとかまったくイメージつかないんですけどね。自分の自由帳だから好きなようにすればいいのにって思います。

それからやんちゃな小学生、中学生、高校生を過ごした僕は、高校3年生のときに受験勉強から逃げるためにブックオフでビジネス書を買って、休憩と称して読んでいました。そのときに出会ったのが『漫才入門 ウケる笑いの作り方、ぜんぶ教えます』という本で(ビジネス書なのかというところはツッコまないでください)、僕の漫才ブームを引き起こしたきっかけです。この本は、笑いの構造や漫才はこうすればとりあえず形になるといった内容が書かれており、これを読んでから「今のつかみだな」「ここあとで回収されそうだな」「これはふりだな」など、漫才を構造的に捉えられるようになったと思います。大学に入っても僕の漫才ブームは止まらず、大学1年生のときに漫才を構造的に見るのが楽しくて見まくっていました。そしたらある日「これ、つくれそうな気がする」と思ったんです。幼稚園時代の自信のなさからは考えられないですよね。その後「コイツと一緒だったらできそう!」と思える友達に出会い、誘いました。友達のなかで一番おもしろい人で、今でもコンビで活動していてめっちゃ楽しいです。毎年M-1にも応募しています。今年も予選に応募したので応援してくださいね(笑)


これだけ漫才にハマっているのに、お笑いの道ではなくUGに入ったのはなぜか。ここ、大事ですね。

服の販売を通じて「企業に所属することで何かを掴むべき」だと気づいた

今の時代、キャリアを考えるときにお笑い芸人以外にも起業などいろんな選択肢があります。それなのになぜ企業に就職することを決めたのか。そのきっかけは大学2年生から始めた服の販売にあります。

初めて友達と服を作って売ってみたとき、気づいたことがあって。何かを作ったとき、物のよさと、作った人がどれだけすごいかという魅力と、世の中に伝える力。この3つの掛け算が大事だなって感じたんですよね。当時僕たちが作っていたものは、その時点でつくれるベストな服でした。最大限発揮できる力を100だとしたら、物の魅力は100だったけど作った人の魅力と世の中に伝える力は2くらいしかなかったんで、100×2×2にしかならないな。僕たち自身の魅力と世の中に伝える力が全然足りないことに気づいたんです。この2つの力を手っ取り早く手に入れるためには学生のままじゃダメだ。社会に出て、企業で働くことで何かを掴むべきだなと。先人たちが築き上げてきた最短距離が会社には山ほどあって、それを盗むべきだなと思い立ったんです。それで企業に就職しようと決めました。

大学3年生のときに企業に就職しようと決めたんですが、そこで留年が決まりまして・・・。1年延びて5年生で就職するかと思っていたらずるずる7年生になっていました。留年をたくさんしたのは服作りや漫才が理由ではなくて、ただただ怠惰だっただけなんです(笑)学ぶことは好きなんです。授業はめっちゃ好きです。ただ覚えることが本当に、とにかく苦手で。何に関しても、単語も人の名前も覚えられないんですよね。授業中に先生が言ったことに対して「なるほどおもしれ~」と思った次の瞬間「もういいじゃん!」と忘れていました。なので知ることや理解することはすごく楽しいんですけど、いざテストになると全然ダメで単位がもらえませんでした・・・。

就職活動は大学6年生の終わりから始めました。新型コロナウイルスの影響で大学の授業がリモートになったこともあり、勤勉になって7年生での卒業が見えてきたんです。特に広告業界とIT業界を見ていました。IT業界に興味を持ったのは、服を売るときに「BASE」というアプリで販売していて、Instagramに商品を掲載して広報的な役割を持たせていたんですけど、やっていて「ITすげーな」と思ったんですよね。「僕が一人で歩いていける距離のはるか先まで届けてくれるじゃん!」と。ITのすごさを肌感覚で味わいました。そして人だけじゃなくていろんな単位で力強くしてくれるんじゃないかと思ったんです。

UGを知ったきっかけは就活サービスでオファーをもらったことでした。話を聞いてみたら「IT×いろんな会社のこと知れるの最強!!!」と思って。育った環境的に雑草魂が基本にあって、大企業に対して「ん?」となんとなくの違和感を持っていたのと、"中小企業がんばれ!"と思うタイプなんで、中小企業をITで力強くしようとしているUGいいなと感じたんです。「中小企業の伸びしろをITで伸ばせたら最高じゃん」と思いました。

入社の決め手になったのは、しっしーさんとさんと話したときです。選考のなかで「どんな社員と面談しますか?」と聞かれて、担当してくれたのがこの二人でした。そこで三留した話をして、理由もちゃんと「怠惰でずっと寝ていました」と話したら、二人がめちゃくちゃ笑ったんですよ。そもそも三留の話を深く聞いてこなかった会社が初めてで、笑ってくれるなんてもってのほかでした。留学とかかっこいいこともしていなくて三留した僕を笑って受け入れてくれたのがUGだったんです。あと、この二人と話していてめっちゃ頭いいなと思ったんですよね。「この二人と仕事したいな」と思いました。

企業に就職して心からよかったと思った

企業で働くようになってよかったな~と本気で何回も思っています。今年の年始くらいにメモしたものを、せっかくなんで紹介しますね。よかったことは二つあります。

1)努力は時間をかけまくることだけじゃないことを知ったこと

それまでは、時間をかけまくれば100%のものができると思っていて、よしがんばろう!と思ったときに時間をかけることしか知りませんでした。この1年働いてみて、時間をかける以外の選択肢として”どれだけ時間をかけないか”を考えることを知ったんです。時間をかければ3日かかるけどしっかり準備すれば2日で終わるなど、やみくもにやり続ける前にできることがたくさんあるなと気づいたんですよね。何をやるにしてもそうだなと思って。それに気づけたことにありがたいなと思いました。

2)自分がすごいと思う人しかすごいと思えていなかったことを知ったこと

事業部全体の集まりのときに、価値観ゲームをやったんです。自分の価値観を掘り出していくゲームなんですが、僕のグループはUG歴が5年以上の方が多く落ち着いている雰囲気だったんです。そのなかでどなたか忘れてしまったんですが、価値観のなかに「オリジナリティ」のようなキーワードを挙げていた方がいて。そのときに「あー、分かる。僕も入れたーい。」って思ったんです。僕のそれまでのオリジナリティのイメージって「個性が突き抜けている」みたいな感じで、その方が説明してくれたオリジナリティは「誰にでもできることをコツコツ積み重ねた先に個性が生まれる」みたいな内容だったんですよね。すっごい説得力だなと思いました。完全に僕のなかになかった感覚で、日常をコツコツ積み重ねた先にオリジナリティがある、ゴールのほうにあるんだと思って。突飛なこと、奇抜なことをひたすらやれる人がすごいと思っていたけど、全然それだけじゃないなって。かっこいい人いっぱいいるじゃんって思えたんです。これを経験していなかったら人を見る判断基準が「すごいことをやっている」という基準だけだったんで、このときにもっと気づける人間になろうと思ったし、これに気づけて心からよかったと思いました。

あと、念願だったとさんとしっしーさんとも一緒に働くことができています。

しっしーさんと一緒に仕事して思ったのは、こんな地頭いいのにまだがんばるんだってところですね。「もっと成長しようとしてんの?」と思って。そんなしっしーさんを見て「そうじゃん、人間は何歳になっても成長できるじゃん」と思いました。僕のなかで、知識とか経験は増えるけど、人間としての成長、根っこの部分は変わらないと思ってしまっていたんですが、しっしーさんを見て、まだまだ成長しようとしていて「すげー!」としっしーさんの奥深さを知りましたね。

とさんは、僕が大企業に対して「ん?」と思っていた点をすっきりさせてくれました。めちゃくちゃ偏見かもしれないけど、大企業はがんばればがんばるほど楽になる、そのためにがんばっている気がしていて、僕はなんとなく違和感があったんです。今年の給与改定のときにとさんと話していて「僕こんなに上がっていいんですか?」と聞いたら「上がるだけのことをしたんじゃない?でも下がる人もいるよ、下がる人もいないと上がる人も上がらないから。」と言われて、この会社イケてんなと思いました。楽になるためにがんばるんじゃなくて、がんばればがんばるだけいい。がんばらなければそれまでなので、去年の自分よりがんばろう。というスタンスと、それが給与という指標で表れているのがいいなって感じています。

ダサいところを変えていきたい

こんな僕が今注力しているのが、シェアード社員サービスの営業資料作りです。

言葉を選ばずにいうと、UGってダサいところが多いなという気がしていて。具体的にどこって思いついているわけじゃないんですけど。それを初めて思ったのが入社した当時、研修のときに見た営業資料だったんですよね。なんか「2000年代に作った?」って思いました(笑)(実際2000年代に作ったものがベースになっていて、現在もそれを活用しています)資料のように目に見えるあからさまなものじゃなくても、意識とか日常的にあるものに対してちょくちょく感じています。なので少しずつそのダサさを払拭してUGブランドを確立していきたいなと目論んでいます。

で、その営業資料作りなんですが、まーむずかしいんですよ。今まで僕はこのキャラありきで自分の好きなことを書いたり描いたりしてきたことがほとんどでした。でも会社の営業資料はそうはいかないじゃないですか。誰が言っても伝わる、その人が別の誰かじゃなくても伝わる必要がありますよね。主語が僕じゃないものを作るのが初めてだったので、それがめちゃくちゃむずかしかったんです。正直まだまだ悩んでいます。周りのメンバーにたくさん修正してもらっていて、納得できる修正をしてくれるんですよね。主語が誰でも伝わる文章を考えるのってすごく学びになります。

シェアード社員としても稼働していて、そちらももちろん学びがあります。ヘルプデスクでユーザーさんの対応をすることが多いんですが、ありがとうと心から言われる率が高いのってその人にとっての緊急度が高ければ高いほど「うわーありがとう!めっちゃ助かった!」となると思うんです。ただ問い合わせに答えるだけじゃなく、ちゃんとそのユーザーさん自身が緊急度をどれだけ抱えているのかを把握し、その人がいっぱいいっぱいで緊急度が高いと思っているけど「低いですよ」って伝えて安心させてあげることが必要だなってここ半年くらいで感じましたね。

UGの仕事と漫才を両立する生活は僕にとってとてもいい循環になっています。おもしろいことを考えるとき、うちわネタっておもしろいですよね。みんなに笑ってもらうには、なるべく多くの人とのうちわネタを作ればいい。ということは、なるべく多くの人と同じ経験をすればうちわネタの"内側"に入れるじゃんと思いました。お笑い一本でやっている人もすごいですが、その人たちと会社員でやっている僕との違い。日本社会は雇用されている人が大多数なので会社員を経験することで多くの人との共通点が増えるなと。お笑い芸人の方とは違った視点で漫才ができるんです。ほかにも仕事から漫才に活かせているいいサイクルはあって、初めて会う人とのコミュニケーションの際、どう笑いを取ろうかと考えたりしています。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、漫才を作るときのことも仕事に活きています。技術的な面は活かせないけど、コミュニケーションスキルには一役も二役も買っているんです。

最後にひとつ、UGを僕なりに例えて終わろうと思います。

僕にとってUGは「三塁コーチャー」です。その心は?

僕にとって三塁コーチャーは、指示している人というより応援している人というイメージがあります。同じチームでありながらも応援してくれて、でも最後のほうの判断をしてくれる立ち位置かなと。UGもスタートをきったり、その瞬間瞬間の判断は打者である我々社員に委ねて、かといって監督やコーチほど指示せず、グラウンド一周が何を指すかはわからないけど、最後のほうまで応援者で居続けてくれる、柔軟なスタンスで見守ってくれる三塁コーチャーって感じですね。


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