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【代表インタビュー】目指すはアジアの仕掛け人。グローバルビジネスで勝機を見いだすTTU春名社長のビジョンとは

私たちは、"トップシェアを取れる商品"をグローバルで発掘し、グローバルブランドと共に、まずは「ジャパンチーム」として、国内トップシェアを目指す会社です。

TTUはアジアを中心とした海外ブランドの販売権又を取得し、自社での販売はもちろん、ブランド・商品を導入したい日本企業との間で、交渉から納品および販売活動の支援まで、ワンストップでトータル支援をしています。

今回は、代表取締役の春名さんにインタビューを実施。TTUの事業の優位性や、今後にかける想いなどを語ってもらいました。

【プロフィール】

春名 洋希(はるな ひろき):代表取締役

大学卒業後、2010年に当時サイバーエージェントの子会社だった、株式会社マイクロアドへ入社。営業開発の経験を経て、2013年に中国上海で会社を創業(上海億雅得広告有限公司)。その後、2016年に福岡市で日本法人を設立。 「ワクワクする選択肢を地球上で増やす」というミッションのもと、さまざまな海外マーケティング事業に携わる。

海外ビジネスで味わった想像以上のスピード感とワクワク感

――春名さんのこれまでの経歴について教えてください。

大学卒業後は、ベンチャーのアドテクノロジー企業で、3年ほど新規開拓営業を中心に従事しました。もともと、どんな仕事であっても「3年で独立する」と心に決めて就職したんです。その目標のために、在職中もなるべくさまざまな分野の人たちと人脈を作ること、経営者の方々の話を聞く機会を持つことを意識していましたね。

当時の私は海外志向が強く、「アジア、とくに中国で成功させられるのではないかという事業」を考えていたところ、知り合い経由で著名な経営者の方たちに事業プレゼンする機会をいただくことができたんです。3分間のプレゼンで、即決でしたね(笑)ありがたいことに、その場で出資をしていただくことが決まり、中国の上海で会社を設立する運びとなりました。

 

――まるでドラマのような展開ですね!そもそもなぜ海外ビジネスに対する興味が強かったのですか?

純粋に、海外で事業をしている経営者の人たちが楽しそうだったから、ということが挙げられます。

当時関わっていたアドテクノロジーの分野に関しても、海外のほうが日本よりも市場成長性が高く、挑戦のしがいがある環境でした。また、競合が少ないため、自分の市場価値を高められる場所があるのではないかと考えたことも理由です。

実際に中国でのビジネスは、スピード感が速く、とても競争の激しい世界でした。大変なことも多かったですが、振り返ってみても、1年目のワクワク感を超える楽しさにはいまだに出会えていませんね。


自分たちの付加価値が提供できる事業を再構築

――現在TTUが力を入れているサービスは?

海外企業の日本進出を支援する輸入製品の販売事業がメインです。当社を通じて中国や韓国を中心とした海外ブランドの販売権を取得し、ブランドや商品を導入したい日本企業との間で当社が交渉から納品、販売活動の支援を行うイメージです。扱っている商品は、最近流行りの韓国コスメや美容機器などを中心に、一般消費者向けのブランドが多いですね。

3~4年ほど前までは訪日観光客関連のビジネスであるインバウンド事業や、越境ECビジネスなどにも力を入れていたのですが、現在は新規での展開はほとんどしていません。

 

――事業を転換した理由は?

コロナ禍の影響が大きいですね。日本から海外への輸出が難しくなり、商品を送れなくなってしまったこと。また越境ECの領域では、韓国法人を設立して事業化を進めている段階でコロナが直撃し、計画自体が白紙に戻ってしまいました。

当社の特徴として、海外に明るい人材が多く「必要であればすぐに現地に行き、問題を解決できる」という強みがあったのですが、コロナ禍で海外との行き来が自由にできなくなってしまって。私たちとしての付加価値が提供できないのであれば無理に続ける必要はないと判断し、より現在の立ち位置で当社の強みを活かせる事業に転換することに決めました。

コロナ渦になる前年度から、事業転換を見据えた動きを取れていたことも大きかったです。

 

――競合他社と差別化できるTTUの強みを教えてください。

商材ごとに競合する会社は異なるのですが、「実行力」とその「スピード感」においては優位性があると考えています。当社の場合、リスクよりも“結果”を重視していますので、まずはチャレンジしてみることを大切にしていますね。

ゼロイチを事業化するためには、誰かが仕掛ける前に「半歩前」に仕掛けておくことだと思うので、その実行力が差別化出来ているポイントだと思います。

また「実績」という面でも、コロナ禍においてもきちんと成果を出せていますので、その点は胸を張れるポイントです。

さらに、当社のポリシーとしてまずは「自社ですべて行う」ことをモットーに取り組んでいるのですが、販売からカスタマー対応まですべて自社内で、結果一気通貫で行うことができる点も強みだと考えています。

 

――コロナ禍においても業績を落とすことがなかったとのことですが、その秘訣はどんなところにあったのですか?

一言でいうと“運”なのかもしれません(笑)おそらく、目利きがよかったということだと思います。どれだけすばらしいマーケティングやプロモーションを行ったとしても、「商品」自体のパワーが強くなければ結局売れないんですよね。特に当社が扱っている商品は、すべて現地の市場でもトップシェアを誇っている商品なんですよ。

商品を選定する際は、マーケティング的な観点を踏まえながらも、「自分や当社のスタッフが欲しいと思える商品か」という直感を大切にしていますね。

 

――事業における現状の課題や、さらに強化していきたいポイントはありますか?

先ほどお話しした事業転換を受けて、現在は改めて会社の方向性やミッションを構築する時期だと考えています。そして、新たなミッションを実現するためにはマンパワーが必要です。当社の理念に共感してくれる仲間を増やしていくことが喫緊の課題ですね。

あとは、事業の成長スピードをもっと上げていくこと。特に当社が取引している海外企業は会社の規模が大きく、求められる仕事のレベルも高いんです。取引先企業から期待されるスピード感に応えつづけるためにも、私自身の巻き込み力を高め、事業拡大を実現するための仕組みを整えていかなければならないと感じていますね。


アンテナを高く持ち、行動を起こせる人が輝ける職場

――春名さんの今後のビジョンを教えてください。

当社の軸である「海外ビジネス」に関しては、引き続きこだわりを持ちながら事業を展開していきたいと思います。実は現在、「アジアの仕掛け人」という1つのスローガンを掲げているんです。アジア諸国は日本と文化的に近い側面があり、コミュニケーションが取りやすい風土がありますので、今後もビジネスを継続していきたいですね。

中長期的に目指す姿としては、TTUがハブとなって新たなビジネスを生み出していくことで、「ワクワクする選択肢を地球上で増やす」という当社の理念に近づけるのではないかと考えています。

 

――TTUで活躍している人材に共通する特徴はありますか?

「何でも興味を持ち、自分で行動に移せる人」でしょうか。仕事でもプライベートでも、あらゆる事柄に興味を持ち、行動に移せる人は高いパフォーマンスを発揮しているように感じます。

個人的に「百聞は一見にしかず」という言葉が好きなのですが、インプットした情報を踏まえて、いかにリアリティをもってアウトプットできるかが重要なんです。面倒がらずに何でもチャレンジできる人は、当社でも楽しく働けるのではないかと思いますね。

 

――TTUだからこそできる経験や身につくスキルを教えてください。

大きく3つあると考えています。

1つ目が、手を挙げれば何でもチャレンジできること。チャンスや経験はいくらでも提供できますし、そのための支援もします。

2つ目が、ダイバーシティな環境で価値観が磨かれることです。現在働いている社員も、外資系企業出身者や海外志向が強いメンバーが大半を占めるため、コミュニケーションがオープンですし、多様な考え方を身につけやすいと感じます。

3つ目が、マルチタスクへの対応力を高められることですね。当社はどちらかというと、スペシャリストというよりもゼネラリスト的な働き方を尊重する風土があります。固定の業務に縛られずにさまざまなタスクに関わることで、自分自身の成長の幅を広げられる強みがありますね。

 

――社風としても、フラットにコミュニケーションを取れる環境があるということですね。

フラットすぎると感じるほどです(笑)年が離れているメンバー同士でも、互いに何でも言い合える環境がありますね。

人員構成の面でも、当社は社員の6割強が女性社員ですし、女性管理職の割合も50%を占めます。メンバー一人ひとりの個性や生き方が尊重される職場を目指しながら、私も日々組織づくりに邁進しています!


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