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人手不足に向き合い続けてきた社員が捉える建設事業者の共通項と勝ち筋とは

こんにちは、ツクリンクです!

こちらのお知らせでお伝えしましたように、当社では建設業界のみなさまの事業成長やネットワーク構築を支援するため、定期的にセミナーを開催しています。

今回はセミナーを担当している村上さんにインタビューをしました。

これまでのキャリアでも建設業界の人手不足に関わり、ツクリンクでも多くの事業者さまと接点を持つ村上さんが捉える、「成功している事業者の共通項や解決策としてのツクリンク、そして今後の可能性」についてお送りします。


▼プロフィール

村上 亮仁 (むらかみ あきひと)
営業推進部 パートナー/アライアンスグループ


工学院大学 建築学科卒。
ハウスメーカー、オフィス内装会社に勤務後、建設業専門求人媒体の立ち上げに従事。1,000社以上の採用活動に携わり、営業部長として3名から50名規模の組織拡大に寄与。
その後独立し、建設業向け採用コンサルティング及び求人WEB制作などを行う。
2018年ツクリンク株式会社入社、営業部の立ち上げに従事。現在は「より豊かな建設業界」の実現に向け、法人企業様や各団体様への広報・営業活動に邁進中。


建設事業者が抱える共通課題

 

-セミナーや営業活動を通して、これまで数多くの建設事業者と接点を持つ村上さんが感じる課題や共通項はなんでしょうか

建設業界は人手不足の拡大やそれに伴う協力会社・元請け会社との繋がりの希薄化が課題となっています。実際に、総務省統計局の労働局調査によると、建設業就業者数は1997年685万人をピークに、直近2024年では485万人へと減少しています。しかし、全ての事業者がその課題に悩んでいるわけではありません。成功している事業者と、苦しんでいる事業者が二極化しているのが現状です。

成功している事業者は、人手や案件に余裕がある時期から、将来の人手不足や協力会社不足に備えて、積極的にネットワーク作りをしています。安定した取引関係を維持することで、必要なタイミングでスムーズに協力会社や職人さんを確保できる体制を整えています。一方で、苦しんでいる事業者は、案件や人手が十分にある間は現状に満足し、将来を見据えた関係づくりや行動を取らない傾向があります。そうすると、いざ人手や協力会社が不足した際に、急いで募集をかけても希望に合う取引先を確保できません。 

結果として、厳しい条件で案件を受注したり、高額な費用で協力会社へ依頼せざるを得なくなり、経営を圧迫するケースが多く見られます。

  

解決策としてツクリンクの認知拡大と利用促進への広報活動

~経営の意識改革と先を見据えた行動の重要性〜

そのため、セミナーでは成功している他社事例を踏まえながら、先に繋がりを広げておくことの重要性や、経営の意識改革も呼びかけています。例えば、当社のようなマッチングサービス使うことで、その課題を解決する一助になります。ただし、サービスを導入することはゴールではありません。導入後に、どのように活用し、中長期的なビジネスチャンスを見据えて繋がりを広げ続けることこそが成功の鍵となります。

 

上記のような成功事例を広く業界団体のみなさまにご紹介し、質疑応答やセミナー後の交流で議論を深めるなど、業界の課題解決となるべく広報活動をしております。「自社にもできそうだ」「やってみよう」と行動に移していただき、多くの事業者が繋がりを広げ、潤う状態を目指して発信し続けていきます。

 

これからの建設業界は「競争」から「共創」へ

これまで多くの業界団体の事業者さまと話をしてきましたが、自社のことだけでなく建設業界全体の発展や潤いなど、広い視野で業界の未来を考えている事業者さんにたくさん出会ってきました。業界全体をより良くするためには、一人勝ちを目指す「競争」ではなく、相互に情報や人手などのリソースを「共有」し、助け合う「共創」の姿勢が重要なのではないかと感じています。

 

まとめ

ツクリンクは、建設業界の更なる発展に向けて、全社一丸となって業界全体の活性化に向けて貢献してまいります。今後も、業界の課題解決を支援するセミナーや情報発信を強化し、建設業の未来を共創するプラットフォームとしての役割を果たしていきます。

Invitation from ツクリンク株式会社
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