TRUSTART株式会社は、人との繋がりとテクノロジーの力を活用して、不動産業界を中心に様々な業界の課題を解決する不動産テック企業です。Purposeである「人とデータで全てを可能にする」未来の実現を目指しています。
TRUSTARTでインターンをしている田畑と申します。読んでくださる方にTRUSTARTの良さが伝わるよう、様々なコンテンツをお届けできたらと思っております!
今回は、前回に引き続き代表取締役である大江さんのインタビュー第二弾をお届けします。
大江さんの学生時代のお話から銀行員としての経験、普段意識されていることや将来像まで盛りだくさんの内容となっております、ぜひご覧ください!
第一弾インタビューはこちらから→
▽プロフィール
2010年に三菱UFJ信託銀行株式会社に入社。リテール部門にて富裕層中心の顧客営業を担当し、遺言書作成や遺産整理、不動産売買に関する仲介等に携わる。法人営業部門での法人向け融資等の営業を経て、2018年より本部企画部署室にて、新規事業開発(ローン商品の組成や社内ビジネスアイデアコンテストの企画・運営)に従事。2020年に不動産テック領域の事業開発を行うTRUSTART株式会社を創業し、代表取締役に就任。
ー前回のインタビューを通して大江さんの根本には新しいことに立ち向かっていくためのチャレンジ精神が強く存在していると感じました。どのような幼少期・学生時代だったのかお聞きしたいです。
幼少期、子供時代は人前に立って周りを笑わせたり楽しませることが好きな子供で、新しいことに挑戦する姿勢が特段強かったわけではなかったように思いますね。チャレンジすることが習慣化されたのは、大学1年で受講していた宅建講座が起点だと思います。高校までの勉強は将来自分のために役立つのか実感しづらかったのですが、生活に欠かせない衣食住に関する不動産は、生きていく中で誰もが関わりを必ずもつこともあって興味が湧き、毎日朝から晩まで勉強に没頭していました。宅建をきっかけに簿記やFP等資産に関係する資格取得にチャレンジし、銀行に入社後も、個人営業、法人営業、新規事業開発と新しいことに手を挙げ、ビジネススクールも卒業しました。様々なチャレンジによって知見や人とのつながりの拡がりを通じて、成長できることの楽しさを実感しました。チャレンジは当然ながらストレスもかかりますが、周りからの期待に応えたい、喜んでもらいたい、という思いがモチベーションになっていました。チャレンジすることによって良いライフサイクルになるという実体験にもなり、チャレンジすることが習慣化されたように思います。
ーTRUSTART立ち上げ時の心境をお聞かせください。不安などはなかったのでしょうか?
不安はもちろんありましたし、今でもあります笑。いくら売り上げが伸びていたとしても課題は常に出てくるので、どう新たな課題を解決していくかは常に考えますね。しかし不安があるからこそ、事前に課題を察知し、先手を打って動こうという意識に繋がっているとも思います。
出向起業で初めてオフィスに来た時のことを鮮明に覚えていて、不安もありましたが、楽しみやワクワク感の方が圧倒的に強かったです。自分が事業に関するすべてを意思決定し、社内や上司のためではなく、世の中や顧客のために貢献することができる、ということに対して高揚感がありました。
ー大江さんの出身である、銀行員としての経験・学びが生きていると感じるときはいつでしょうか?
これは毎日のようにあります。守りの部分で言うと、銀行員は社会人としてのマナーやリスクヘッジに関しては徹底的に教わります。顧客を不快にさせない立ち振る舞いや品質管理の体制作り等に活きていると思います。攻めの部分では、銀行員時代に培った「お客様のことをきちんと知った上で提案する」ことが活きていると感じています。銀行員自体は法人個人問わず、顧客の財務・財産状況をあらかじめ調査し、そこから課題を推察したうえで個別具体的に提案することがほとんどです。新規事業では顧客の課題を発見し、解決することから始まることが非常に多いので、この経験が比較的早く成果に結びついた要因であると実感しています。
「銀行は終わった」という世論も多くあり、自信を無くしている銀行員もいますが、銀行員で学ぶスキルセットは新規事業に必ず役に立つので、ぜひ銀行出身の方にも参画していただきたいと思いますね。
ーTRUSTARTで舵を取る中で、日々特にどんなことを意識されていますか?
常に前向きな姿勢で取り組み、不安やネガティブな面にフォーカスするよりも、どうしたらできるのか、という感覚で何事も取り組むように心がけていますね。従業員にもそういったマインドセットを持ってほしいと考えているので、自分自身も常にそうした姿勢を見せることを意識しています。また、組織のカルチャーは企業ごとに様々なパターンがありますが、厳しすぎることも緩すぎることも組織にとって良くないと考えているので、厳しすぎずも、緩すぎないといったバランスを大切にしています。
ー大江さんにとっての理想の将来像を教えてください。
まずはTRUSTARTのプロダクトを多くの顧客企業にご活用いただき、売上や利益を伸ばしてもらうこと。また、顧客企業を通じて最終消費者に喜んでもらうのが理想像です。
TRUSTARTは B to B の企業なので、サービスを利用していただくことで顧客企業のインフラを一段階、二段階と向上させ、顧客企業のDX化をサポートをしていきたいと考えています。自分たちはメインプレーヤーではなく黒子だと考えていますが、誰もが必要とする縁の下の力持ちのような存在を目指しています。
ー最後に、記事を読んでいる方へメッセージをお願いします!
TRUSTARTは、会社とともに、人間としても一緒に成長していける環境だと思います。現状に若干でも不満や危機感、焦燥感のような満たされていない部分を感じているものの、どうすればいいかわからない、何か新しいことにチャレンジしたいと思っている方はぜひTRUSTARTで一緒に働けたらと思っています!
前回から2回にわたり、大江さんインタビューをお届けしました。実際にインタビューをしてみて、どんな時も顧客目線に立つという強い軸を肌で感じ、そうした信念が貫き通っているからこそ、前に前に進んでいけるのだと実感しました。また私自身も、今後働いていく上でTRUSTARTのValueを大切に、信頼される人間を目指して取り組んでいきたいと思います。
今後も様々なコンテンツを通してTRUSTARTの魅力をお届けしていきますので、お楽しみに!
少しでも興味をもってくださった方はぜひ「話を聞きに行きたい」から応募してみてください!