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弊社のエンジニアは、ミスユニバース京都のファイナリストです。

ブログにアクセスしていただきありがとうございます。8月からトリビューでお世話になることになった淺野です。

トリビューには、ミスユニバース京都大会でファイナリストに選出された元モデルや、高校生時代に大手ハンバーガーチェーンで100万円を貯めた元アルバイト、大学生だったにも関わらず大手居酒屋チェーンの店舗運営を任された元店長、同時に45組の案件を抱えていた元ブライダルプランナーなど、さまざまな経歴を持ったエンジニアが居ます。

このように書くとトリビューは個性豊かなエンジニアが複数居るイメージを持たれるかもしれませんが、実はなんと、これらの経歴はたった一人の女性メンバーのものなんです。

今回は、そんな異色の経歴を持つエンジニアであり、社長を除いて社員としては1人目のトリビューメンバーである村田千紘さんに、なぜそれらの経験を積んでエンジニアにジョブチェンジしたのか、そしてトリビューへのジョインを決めたのか、その理由を伺いました。

※左からCTO小尾、CEO毛(もう)、エンジニア村田

「高校生の時に、お金を稼ぐ楽しさを知った」

ーー僕自身がまだトリビューと関わり始めたばかりで、村田さんについて事前情報があまり無いので、簡単に自己紹介をお願いしたいです。現在はエンジニアのお仕事をされてますよね?

そうですね。トリビューはWeb版とスマホアプリ版の2つで運営されていますが、トリビューのサービス開発については、アプリとインフラ以外は基本的に全て担当しています。最近は特にフロントをメインで見ていて、Web側の新規機能の開発や改修などをしています。
トリビュー以外の活動では、休日は女性限定のwebデザインスクールの講師を務めたり、海が好きなのでダイビングに行ったりすることもあります。海といえば、トリビューのメンバーにはあまり言ってないんですが、実は2級小型船舶免許も持っていて船を運転できるんです。今度は乗馬のライセンスを取得しにいく予定です。

※トリビュー登山部でも活動(高尾山)

ーーすごい。そんなに多趣味だったなんて知りませんでした。昔からそのくらいの行動力があったのでしょうか?

言われてみれば、たしかに学生としての活動以外にもいろいろやってましたね。私は家庭の事情で早く家を出たくて、高校生の時は地元である神戸の大手ハンバーガーチェーン店で時給750円のアルバイトをして、1年程で100万円貯めました。
1年間頑張ってやっと時給が10円上がるほどの薄給だったのに、我ながらよく頑張ったと思います。でもこの頃から、働く楽しさ、稼ぐ楽しさを知っていったんだと思います。

ーーその頃は、特にエンジニアという職業には興味が無かったのでしょうか?

もともと高校生の時は理系だったんですけど、その当時はプログラミングなどのIT系ではなくて遺伝子学に興味があったんですよね。だから当時はエンジニアになろうなんて考えたことが無かったです。それよりも、たとえばX染色体やY染色体の違いで性別がどうなるとか、三毛猫はほぼメスだし、ゴリラはみんなB型なのはなぜなのかとか、そういうことを勉強するのが好きでした。

ーー高校卒業後も遺伝子学の勉強は続けましたか?

本当はそっちの分野に進みたかったんですけど、志望校には合格できなくて。それで、親の勧めもあって京都の外国語短期大学に進学しました。
もともと芸能関係の仕事に興味を持っていたので、実は高校生の頃から京都にある「東映」に通ってたんですよね。そこで演技の勉強をしていて、その短大であれば東映にも通いやすいということで進学することにしました。将来的に海外で働きたいという気持ちもあったので、それも進学を決めた理由です。

ーー大学生活はどのように過ごしましたか?

大学生の頃の思い出といえば居酒屋でのアルバイトですね。大学時代は東映と居酒屋バイトが全てといっても良いくらい、その2つに時間を割いてました。
特に居酒屋のバイトに関してはハマりすぎちゃって、気づいたら大学生なのに店長を任されるようになりました。本当に仕事が好きというか、お金を稼ぐことが好きだったんですよね。

ーーそのままその居酒屋の会社には就職しなかったのでしょうか?

居酒屋の店長をやっていた頃に、アルバイトをしていた学生たちが就活の話をし始めて、それで私もようやく就活を意識するようになりました。その時に、なんとなく「女性が活躍できる仕事がいいなぁ」とか、「きらきらした華やかな仕事がいいなぁ」といったことを考え始めて、それで選んだのがブライダル業界でした。
私が新卒で就職した会社には400人くらいから応募があったみたいなんですが、その中から内定をもらって就職したのはたったの8人でした。
この時は憧れの職業に就くことができたと思ったんですが、でも結局1年も続かなかったんですよね。ウェディングプランナーとして一人で45組のカップルを同時に担当することもあったので、ほとんど休みもなくて、毎日のように始発から終電まで働いてました。そしたら体調を崩してしまったんです。そのあとは勢いで辞めてしまいました。
それからはフレンチレストランでバイトをやりつつ、モデルの仕事も受けることが増えました。

プログラミングとの出会いは「セブ島」と「英語」

ーーたしか、その時にミスユニバースかなにかに選出されたとか?

事務所に入っていたのでモデルの仕事はそこから受けていたんですが、それとは別に友人の推薦でミスユニバースに応募することになって、その京都大会のファイナリストに選ばれました。でもまさか自分がファイナルまで残るとは思っていなかったので、周りのファイナリストの勢いに圧倒されてしまって、気持ち的にはファイナルまで残れて満足してしまったんですよね。
その大会を機に、もうすぐ25歳になるし、アルバイトばかりじゃダメだなと思い始めて、そんな時にたまたまエンジニアの求人情報を見つけたんです。
しかもその仕事、セブ島でプログラミングの研修を受けることができるというもので、私はもともと海外で働きたいと思ってたんですが、その仕事に関わることができれば英語に触れられるだけじゃなくてプログラミングの技術も身に着けることができると思って、すぐに応募を決めました。
今って英語を扱えるようになるだけではダメだと思っていて、それに加えて手に職をつけないといけないと考えていたので、まさに理想の求人でした。

ーーでも、それまでプログラミングの経験は一切なかったんですよね?

そうなんです。だからセブ島での生活はとにかくつらかったです。半年間の研修プログラムだったんですが、最初の2~3ヶ月間は毎日のように泣いてて、メンタルが弱りすぎて入院もしたんです。でも落ちるところまで落ちたら、そこから急に調子が良くなっていって、私がそこで作ったカメラアプリは一緒に研修をしていた同期たちが作ったアプリの中で一番ダウンロードされました。それをきっかけに自信もついて、みんなとの接し方も変わっていって、セブ島での研修も楽しくなりました。

ーーその研修が終わってから上京したんですよね?

研修が終わって、そのままその東京の会社でエンジニアとして働くことになりました。ちょうど5年前ですね。そのあとは再び転職をして、今度はエンジニアではなくて経営企画や社内外の広報、あとはアライアンス周りの仕事に携わりました。将来的に起業を考えていたので、エンジニアの仕事だけしていても知識が足りないと思ったんです。
ただ、1年くらいその会社で働いてみたのは良いものの、なんとなく自分がやりたいことと違うような気がしてきて、また開発に戻ろうと思い始めた時に、たまたまトリビューの創業者である毛(もう)さんから求人サービス経由で連絡を受けたんです。

ーーその時の毛さんの印象はどうでしたか?

熱意がとにかくすごかったです。当時は美容整形のことはよく分かりませんでしたが、トリビューにはこれから大きくなる可能性を感じましたし、なにより毛さんの性格のおもしろさというか、頑張り屋さんな人間性に魅力を感じました。
毛さんは、「世界の人の役に立ちたい」みたいな誰でも言えるありきたりなビジョンじゃなくて、自分の言葉で自分のビジョンを裏表なく素直に伝えてくれて、それが逆に刺さったんですよね。本音で素直な気持ちを伝えてくれたからこそ信用できたというか。
あとは、トリビューはその時、まさにこれから法人化するというタイミングだったので、もともと起業を考えていた私としては「会社を立ち上げる」という貴重な場面に立ち会うことができる点も魅力に感じました。

ーー今も起業は考えていますか?

さすがにその熱は冷めましたね。毛さんの熱意がすごくて。起業するといろんな苦労というか、しんどい出来事がたくさんあると思うんですが、毛さんって意志が強くてブレなくて。
それを見てると、自分にはそこまでできないと思ったんですよね。そこまで頑張って本気で作りたいと思えるサービスって見つかって無いなと。

トリビューの「これまで」と「これから」。

ーー「トリビュー」という会社の印象はどうでしょう?

今だから言えますが、創業時はけっこうピリピリとした雰囲気だったんですよね。でもトリビューをリリースして、徐々にサービスも形になってきて、今ではメンバーも増えて明るく楽しくなってきたと思います。

ーーそんなトリビューで、今後はどのような仕事をしていきたいですか?

今自分が任されている仕事をちゃんとやる、というのは当然なのですが、さらに「こういうチャレンジをしていきたい」ということについては模索中です。ただ、エンジニアが増えていったらマネジメントする側の仕事をしてみたいという気持ちがあるというか、興味はあります。
エンジニアが増えたら事業のスピードも上げていけるので、トリビューに興味を持ってもらえた方が居れば、まずは気軽に話を聞きにきて欲しいです。

ーーどのような人がトリビューに向いていると思いますか?

トリビューはサービスの特性上、女性のメンバー比率が高い会社です。なので、女性とのコミュニケーションに抵抗が無い人というのが前提になってくるかなと思います。あとは、やはりセールスにしろマーケターにしろエンジニアにしろ、美容に関する話に抵抗がなくて、ついてこられる人は馴染みやすいのではないでしょうか。
それと、社長が裏表の無い頑張り屋さんタイプなので、これから入ってきてくれる方も素直に自分の意見を言えたり、周りの意見をちゃんと聞き入れたりできる方は向いていると思います。
個人的には、これまでネガティブなイメージを持たれがちだった美容整形への価値観を一緒に変えていきたいと思ってくれるエンジニアの方と一緒に働きたいです。
会社としてはまだ3期目に入ったばかりなので、この創業期のタイミングで関わってくれたら、他の会社ではできないようなチャンレンジがたくさんできると思います。ご応募お待ちしています。

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