パートナー社員制度｜地域に根差したテーマパークを目指すためには？

こんにちは！

今回はツリーベルとしての新しい取り組みであるパートナー社員制度について、人事企画本部の皆川本部長にお話を伺いました！

皆川本部長プロフィール
採用及び育成に関する仕組構築や育成講師のスペシャリスト。
2021年4月、ツリーベルにジョイン。
現在、人事企画本部長として研修や人事制度企画分野において活躍中。

ーーーずばり、パートナー社員制度とはどのような制度でしょうか？

「ゼンゴルフレンジ」では正社員やアルバイト・パートなどの雇用形態に関わらず、共に店舗を盛り上げている「仲間」として迎え入れ、社員と分け隔てなく接します。（ゆくゆくは能力に応じた昇給制度なども実施したいと検討中です。）

一般的に店舗には社員が常駐していることが多いと思いますが、パートナー社員制度は社員に常駐させず、一人ひとりが店舗責任者という意識でご活躍いただくことをコンセプトとした制度です。
現在全26店舗のうち、6店舗で実施されております。

ーーーなぜ、このパートナー社員制度を導入されたのでしょうか？

店舗にはその土地の地域特性というものが存在します。
土地勘がある優秀な方が店舗にいらっしゃるとお客様との会話が潤います。

「ゼンゴルフレンジ」は地域に根差したテーマパークのようにありたいと考えています。
誰もが笑顔で楽しめる空間を提供し、また来たいと思っていただける店舗創りには地域に根差した優秀なスタッフが必要です。
一方、地域には働きたいという意思はあるが、時間的な制約等で働くことができない優秀な方々がいらっしゃいます。
そのような方々に店舗でご活躍いただくことによって、「ゼンゴルフレンジ」はもちろん、働くスタッフの方にもメリットを感じていただけるようなwin-winの関係を構築できると考え、導入にいたりました。

そして、また来たいと思っていただける「ゼンゴルフレンジ」ファンを作るために大切にしていることがあります。
DX化を通じオペレーションの効率化を目指す一方で、会員様とのコミュニケーションは”非効率化”を目指そうというのが私たちの想いです。
コミュニケーションの非効率化とは、画一的な対応でお客様とのコミュニケーションを効率化するのではなく、1対1のオンリーワンな対応によって居心地の良さを提供しよう、という考え方です。

ーーー地域の方とのコミュニケーションを大切にされているからこその発想ですね。ちなみにこの制度を導入したことでどのような効果があったのでしょうか？

パートナー社員の皆様一人ひとりが店舗責任者という意識を持って働いてくれているため、非常に円滑な運営が実現できております。

例えば、シフトで一緒にならないパートナー社員同士では引継ぎ事項を社内ツールで共有しています。
その社内ツールの活用に加え、よりミスをなくすために、カレンダーを用いて情報共有をするといったアイデアを自発的に考え、実践してくれています。

積極的にミスのない店舗運営を実行していただき、大変助かっています。

ーーーとても自立された組織なのですね。

実は採用の時から、どのような働きを期待しているかをお伝えしています。
主旨をご理解いただき前向きにお考えの方が応募してくださるため、このようなモチベーションの高い組織運営ができているのだと思います。

また、採用後、実際に店舗に立っていただく前に充実した研修を用意しています。

まずは初日に本部に来ていただき、代表の森田から「期待していること」や「どんな店舗を目指しているか」を、パートナー社員の皆様に直接お伝えしています。
そして、その後は私にバトンタッチしていただき、行動指針やマインド、特に「ゼンゴルフレンジ」として大切にしていることやホスピタリティの考え方についての研修を実施しています。

2日目以降は、実際の店舗でインドアゴルフのシミュレーター機に関する操作方法や具体的なオペレーション業務などの実践的な研修を行います。

ーーー会社のトップから直々に入社前メッセージをいただけるというのはなかなか珍しいですね！

そうですね。
パートナー社員の皆様に期待しているのはホスピタリティの精神です。
「ゼンゴルフレンジにまた行きたい」と思っていただけるようなオンリーワンのコミュニケーションと居心地の良さを提供したいという代表の想いを代表から直に聞いているため、パートナー社員の皆様は自立駆動した店舗運営を見せてくれているのだと思います。